5日(土) 午後3時、土樽駅に次々とメンバーが集まってきました。最初に講師のM氏がマイカーで到着、テント泊装備全部と不意の積雪に備えたレンタルスノーシュー6台で氏の軽自動車の後部座席は満席です。普通電車を乗り継いで身長180cm氏(雪山経験が豊かでみんどうみのよい優しい人)が先に到着。30分後の指定の電車で海外トレッキングツアーの話好き会員氏とその学生時代のポン友氏とネパールー等貧乏旅行経験豊富ゲスト氏がやって来ました。総勢5名のパーティの出来上がりです。
駅から徒歩20分魚野川の橋を渡った所の平標山登山口付近にテントを設営しました。テントから10mの所にM氏の車があります・・・テント泊入門はすなわちオートキャンプもどきです。
テント設営の後、付近をスノーシューで散策しました。初めてスノーシューを履くポン友氏と貧乏旅行経験豊富氏はおおはしゃぎ、はるかかなたまで行ってしまいなかなか帰って来ません。こんなところで行方不明?・・・心配になって「オーイオーイ帰っておいで」と叫びながら呼び戻しに出かけるしまつ。
2m×3mの床面のスペースの6人用テントに初顔合わせのメンバーが5人で入って、スッタモンダのテント生活、お酒を飲んで、水を作って、身長180cm氏の入れてくれた紅茶で至福のひとときを過ごし(ありがとうございました)。それから、各自持って来たインスタントラーメンとか味付けアルファー米が主体の慣れないテント内炊事をどうにかすませ、海外トレッキングツアー話好き氏のしつこい話を「ハー」とか「ヘー」とかいいながらテキトーに聴きながし、貧乏旅行経験豊富氏の話に聞き耳を立て、おとなしいポン友氏もそれなりに話し出したりするうちに9時30分を過ぎたのでテントのはじに寝る者から寝場所確保して10時に消灯しました。寝たり起きたり、気温は0度くらいでスリーシーズンシラフでテントのはじに寝ていてもぜんぜん寒くありません。
6日(日) 5時起床6時30分出発、スノーシューを履いて足のふくらはぎまでもぐるラッセル、湿った雪で重たいです。身長180cm氏と海外トレッキングツアーの話好き氏のラッセル能力は抜群、他のメンバーもがんばってぐんぐん高度はかせいで、頂上直下の雪壁のトラバースの所に13時30分着、雪の状態が悪く雪崩の危険あり、登頂するにはあと最低3時間はかかる、メンバーの半分はアイゼンを履いたこともない雪山初心者・・・ということでそこから引き返すことに決定!
急斜面は登りのトレースーをさけてフカフカ雪の部分を大股で駆け下る感じ、スノーシューの下りは爽快そのもの。緩い斜面の所まで降りてからは踵をフリーにしてトレースーの上を行きます(街でやるエキササイズウォーキングみたい)。7時間弱で登った所を2時間強で下り、テントを撤収して16時30分土樽駅で解散しました。
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