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April 25, 2005

4より5

通知票の成績、3をもらえばもうちょうとがんばって4にしよう、4をもらえば5にしよう、5なら全教科のオール5を目指そうとするのが人の常みたいです。でもでも、そういう「より高くを目指す」ことにはいずれ限界が来て、どんなにがんばっても自分はだいたいこんなもんだと見えてきて、より上の人をうらやみより下の人をみて安心したりします。下の人を見て安心することは「人間の持っている本来的な弱さ」と言われています。それはいじめとか差別とかいうことに発展して人間社会に根を張っています。

クライミングをはじめて、5.10aが登れるとクライマーなんだそうです。さらに5.10bからc、dと進んで、それで、5.11が登れたら5.12とめざしたくなります。そういう時期があってもいいと思います。でもいずれ、ちょっとトレーニングを怠るとすぐに登れるグレードが下がってしまう状態(限界?)がやって来ます。より登れる人をうらやむ前に、困難さのグレードを目指すことから離れたいものです。

山登りには頂上に登ることと、頂上に至ろうとするまでにきらめくような素敵な体験に出会うことの二つの目標があると思います。困難さのグレードでない何かはその二つめの目標に一致するように思います。(M記)

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