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October 11, 2005

体育の日三連休と秋りん

1964年10月10日午後1時、東京千駄ヶ谷の国立競技場を舞台に東京オリンピックの開会式が始まりました。ぼくらはその開会式のテレビ中継を見ていました。貴賓席の皇后様が隣にいた天皇をつついて空を指差しました。
「空だ!」と叫んで、ぼくらはいっせいに家(港区に住んでいました)の外に飛び出しました。見上げる青空に五機のジェット機が五色の輪を描き出す途中でした。以来、10月10日は国民の祝日の体育の日となりました。四十年を経て10月10日は何度も何度も晴天だったために好天の特異日と言われるようになりました。

三年ほど前にハッピーマンデー法というのが成立しました。成人の日と海の日と敬老の日と体育の日はそれぞれその日のある週の月曜にシフトして土日月の三連休となるのです。体育の日三連休には、一泊か二泊の沢登りに行くのがいいですよ。産女川、米子沢、恋の岐川、虎毛沢、中門沢、葛根田川、大深沢・・・水の流れと紅葉のマッチングが最高です。

月曜にシフトしない祝日のことに寄り道します。正月元旦、春分の日、秋分の日は暦の上で確定された日です。建国記念日も暦が関係していて旧暦の1月1日らしいです。みどりの日は昭和天皇の誕生日、文化の日は明治天皇の誕生日、12月23日は現在の天皇の誕生日、勤労感謝の日はもしかして大正天皇の誕生日かも知れませんが未確認です(ちなみに皇太子の浩宮様の誕生日は2月らしいです)。子供の日は憲法記念日とならんで20年ほど前に出来た法律で三連休に確定されています。

さて今年の体育の日の三連休、関東地方の天気は良くはありませんでした。秋雨という人もいますが正確には秋りんのためです。夏の初めの梅雨と同じ理由で夏の終わりにも停滞前線が日本の上に乗って、梅雨のような雨期(秋りん)となるのです。台風に蹴散らされて目立たないことが多いので、秋りんはあまり知られていない天気です。

7日の金曜日の夜からしとしと雨、8日未明に上がりましたが、夜からまたしとしと雨、9日の午前中に上がりましたが、10の未明から本降りの雨で朝9時に上がり、午後1時に再度振り出してしまいました。

三連休の一日目は日和田山の岩場に行きました。岩の下半分は濡れていて、上半分の一部のみが乾いていました。ぼくら5人と他には3人しかいないので、男岩南面を全占拠してロープワークの練習をしました。途中でピッチを切ってハンギングビレーをするのとダブルロープを引くことをしました。重箱というルートの所だけが乾いていたので午後はそこにトライしました。15時には終了しました。

二日目はモミソ沢の沢登りです。本降りの雨の中で行けるとこまで行こうということで沢に入りました。意外にも水は少なめで濁りもなく、そのうち雨も上がって、楽しく遡行することが出来ました。ほとんどの滝にフリークライミング用太いステンレスのボルトが打たれていて、神奈川県の登山指導センターあたりの講習会用に整備されているようでした。最後の大滝は上の方の抜け口が難しいです。A0しないで抜けられたらたいしたものです。この大滝の難しさとそれを越えるたために支点多く打たれていて安全にその難しさを楽しめるのがモミソ沢の人気を支えているのだと思いました。

三日目は広沢寺に岩登りに行く予定でしたが、雨なので、人口壁(ストーンマジック)とモミソ懸垂岩とに分かれて出かけて行きました。ぼくは懸垂岩の方に行きました。雨が上がって2時間後だったのですが、懸垂岩はけっこう乾いていて。Ⅳ級程度のルートを岩登り初めての人(21歳)と岩登り三回目の人(21×2歳)と登りました。懸垂岩も太いステンレスボルトが打たれて、初心者の岩登り講習用に整備されていました。午後1時にまた雨が降ってきたのでおしまいにしました。懸垂岩は水無川の河原にある側壁です。夏の暑い日に水浴びしながら登るというプランを思いつきました。(J記)

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