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October 31, 2005

マイカーVSタクシー

10月30日(日)の箱根外輪山縦走のハイキングに行って来ました。

10月29日の昼すぎから雨、夜にも雨が残りましたが、早朝には上がって来ました。6時20分M講師の車に乗せてもらって港区発、天気は完全に曇りとなりました。首都高から東名そして小田原厚木道路を経由して小田原に7時30分すぎに到着しました。駅の近くのファミレスで朝食を食べて、集合場所の小田原駅改札口に向かいました。集合時間の8時20分には今回のメンバー男性2名女性3名がそろいました。

メンバーはH講師とM講師の二台の車に分乗して箱根湯本に行き、そこにM講師の車をデポ、H講師車1台(8人乗り)に全員が乗り込んで御殿場方面に向かいました。

ここで、二台のマイカー利用して下山口に一台を置きもう一台で登山口に向かい、下山した後に下山口の車で登山口の車を回収する方式について書いておかねばなりません。この方式は交通の便が悪い所に入下山口を求めることが出来るので、訪れる人が少ない静かな山を楽しめる可能性が高くなるというすぐれものです。同じことをタクシー利用で行うことも可能ですが、帰りのタクシーの手配が課題になるのと、格段に交通費が高く(タクシー代はマイカー利用のガソリン代の二十倍をゆうに超えます)なるのがつらいです。
*この方式には交通事故というリスクがあることは忘れてはなりません。*

H講師車は乙女トンネルを抜け金時山への登山口をとらえました。ところが、登山口の駐車スペースが鎖で封鎖されていたのです。向かいの和食レストランに駐車場を使わせてほしいと頼みに行ったのですが、断られてしまいました。やむなく、登山口から御殿場方面に200メートルほど行った所の右側にある広めの路側に駐車しました。道は国道1号線で車の通りはものすごく多いのです。路側への駐車は大きな心配の種となりました。

登山口から登り始め、乙女峠を経て一時間強で金時山の頂上に到着しました。山頂は反対側の林道経由の最短コースから来たハイカーでいっぱいです。ざっと五十人いや百人はいたかな?箱根山と富士山は雲の中で見えず芦ノ湖とその周辺の箱根の温泉街とゴルフ場はくっきりと見渡せました。紅葉は色付きまであと一週間はかかりそうです。金時山からは明神ヶ岳、明星岳へとほとんど人に会わない静かな縦走路でした。富士山こそ見えませんが相模湾まで見渡せて、絶景の中の稜線漫歩です。

遠くから見ると稜線上の草原の中に道があるように見えるのですが、近づくと背の高いしの竹の藪の中を行く道でした。このしの竹を束ねて乾かし、毎年八月十六日に箱根の大文字の送り火の薪にするのだそうです。明星岳の中腹には大文字の形をした草原がありました。

乙女峠から湯本まで行つもりでした(コースタイムで9時間)。明神ヶ岳の山頂で午後三時を回っていたので、明星岳まで行って宮の木にショートカットすることにしました。

ヘッドランプを出すころに宮の木バス停に下山しました。湯本までバスで帰るということでバスを待っていたら、近くの駐車スペースにいたタクシーの運転手さんから声をかけられました。
「お客さんたち、フリーパス持ってるの?」
(箱根には自由にバスに乗り降り出来る乗車券がある)
「ゥニャッ、持ってないです。」
「どこまで行くの?」
「湯本。」
「湯本じゃ込んでるからダメだ・・・ブツブツ・・・」
ぼくらは到着したうれしさでタクシーの運転手さんとの対応がおろそかになっていました。空のタクシーがそこにいたことは超ラッキーで、いずれぼくらから声をかけただろうに、運転手さんの方が早まって先に声をかけて来ました。
「・・・湯本までタクシーに乗っていかない?」
「だって五人いるよ。」
「五人でもいいから!」
「一人五百円でいいよ、バス代より安くするから!」
というわけでずいぶん安い値段で、定員オーバーまでさせてタクシーに乗っけてもらうことになりました。

湯本までのバス道路は渋滞中でした。運転手さんは何回も近道をして数百台は抜き去ってしまいました。あそこのホテルに長島がよく泊まるとか、今日の売り上げが二万二千五百円で、そのうち半分は会社に持っていかれるとか、ゴルフが趣味で箱根にいるとか、昔はタクシー御殿を建てた人もいるがいまは年金と合わせて食べられる程度しか収入がないとか、娘が埼玉のやつかに住んでて、自分は栃木の出身で栃木に帰る時は浅草から東武電車だとか、箱根駅伝が1月にあってずいぶん稼がせてもらってるとか、二月と三月は暇だとか、ひたすらしゃべりまくっていました。ぼくらみんなであっけにとられて話しを聞いているうちに湯本に着きました。運転手さんありがとう。(J記)

タクシの利用も
マイカのそれも
光と陰ある
箱根の紅葉

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Comments

夕方の湯本駅前の渋滞は恒常的なもので、前々から知ってはいたんですが、現地で実際に目にするまですっかり忘れていました。あれではいくら本数が多くても、バスは使い物になりませんね。駅で少々待たされても、強羅から登山鉄道を利用する方が賢明なようです。

また、クルマのデポ地は観光地なだけになかなか難しく、金時山側は金時神社駐車場、湯本側は町役場が最も安心なようです。

それにしても、「金時山から湯本まで歩き通す」というテーマは、話のタネとしては面白いのですが、明星ヶ岳から先は植林が増えて展望もなくなり、林道歩きまであって魅力に乏しいのが現実です。この季節は日が短いことと合わせて、最初から明星ヶ岳までとするのがいいようです。

このルートは何度来ても飽きません。稜線上が樹林帯でない山なんて、アルプスの3000メートル級とか、豪雪の上越国境とか、奥深い山まで行かないとなかなかお目にかかれません。まして、晴れれば富士山が目の前に「ドーン」ですもの。東京からほど近い観光地で、こんなにいい登山ができるなんて、まったく得がたい山です。

Posted by: ちゃま | November 02, 2005 at 11:06 AM

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