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April 28, 2006

モミソ沢で沢始め

4月23日(日)に丹沢のモミソ沢で行われた2006年度沢始めの会に行ってきました。
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小田急新宿発 6:51急行小田原行きに乗って渋沢着 8:06、改札を出たら、一本前の電車で来たHoさん、Siさん、TaさんとY講師、それに車で来たM講師とNaさんがひとかたまりになって待っていました。私とYoさんMaさんとInさんが加わって総勢十人となりました。
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二台のマイカーに分乗して渋沢駅を出発しました。秦野駅行(菩提循環)バスの経路に沿って進み、水無川にかかる橋を渡って左折、戸川林道に入り、右に神奈川県登山指導センター、左に滝沢園キャンプ場と見送って、砂利道になってそれを20分ほど行って林道終点の戸沢出合に着きました。そこに車を置いて、沢登りシューズを履きハーネスも着けてしまいました(ヘルメットは手に持ってました)。戸川林道を200メートルほどもどり、新茅の沢の看板のある所から、水無川の左岸に下りました。下降路にはしっかりした踏み後がついています。水無川の右岸に飛び石づたいに渉ると。高さ20メートル、幅30メートルの岩場が立ちはだかりました(モミソ懸垂岩です)。懸垂岩を数人のクライマーが登っていました。
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M講師は予定していた懸垂岩に登りながらのロープワークの確認をやめて、懸垂岩下の広場で簡単にそれを済ませることにすると皆に伝えました。そして、短い8ミリ40メートルのロープを取り出して、滝を登り終えたリーダーが後続のメンバーに滝を登らせる二通りの方法について実際にロープ操作をしながら説明しました。二通りの方法に共通しているのはロープ操作の手順が少なくてより早い時間でそれを終える工夫が随所にある所でした。この時確認したロープ操作のくわしい内容はTimtamのホームページを見て下さい(トップページ→その他のコンテンツ→岩登りの注意→沢登りで多用するエイト環グリップビレー)。
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女子チーム(Maさん、Yoさん、Naさん)にM講師がついて先に出発、残りの男子チームにY講師がついて後続しました。人数の多い男子チームは女子チームになかなか追いつけないので、大滝で大休止して合流するという打ち合わせでした。
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モミソ懸垂岩の左の端がモミソ沢の入り口になっていました。新緑のトンネルの下を小さな流れが続いています。モミソ沢は入渓から源頭の詰めまでほとんど水に入らないで遡行が出来る沢だそうです。Ⅳ級くらいの難しさのある小さな滝が次々と出てきて楽しめました。それらの滝の要所要所にハンガーボルトが打たれています。たぶん神奈川県登山指導センターが沢登り講習用に整備したのだと思います。
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三時間ほどキャピキャピとはしゃぎながら遡行して、大滝の下に到着しました。若いMaさんが大滝をリードします。M講師がA0(エーゼロ:支点にカラビナをかけてそれをつかんで登ること)しなかったらビールをおごるとか言ってます。それで、Maさんは快調に滝を登り出しました。たくさんのハンガーボルトでがっちりとルート作りがされていますから安心です。アットいう間に滝の落ち口の核心部の所に行ってしまいました。そこはホールドが縦方向で外傾しています。ホールドが効く方向に体を傾けなくてはなりませんし、少し腕力も必要です。Maさんは迷わずA0を使って滝を登り切りました。若者はビールにこだわるようなマネはしないのです。Maさんのビレーで他のメンバーもどんどん滝の上に上がり、M講師だけ高巻いて女子チームは遡行終了となりました。
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後続の男子チームもすぐにやって来て。大滝をHoさんがリード,腕力腕力などと言いながらで滝の落ち口をA0しないで楽々と越えて来ました。Y講師は高巻きで大滝を越えていました。待ち時間が長くならないように配慮しているのです。
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大滝の上で大休止した後、モミソ沢を最後まで詰めて塔ノ岳の山頂まで行くY講師とInさんの二人組と別れ、我々八名男女合同隊はモミソ沢を下降して帰ります。二隊が合同してそろった三本のロープ(グレー8mm45mと赤8mm50mと青8mm30m)を使いMaさんが一本目のロープで懸垂のセットしてメンバー全員で懸垂している間にその先の懸垂ポイントにHoさんが次のロープで懸垂のセットをします。メンバーが二本目のロープの懸垂に移るころにYoさんが一本目のロープを回収して、二本目のロープの先の懸垂ポイントに転送します。そういうことを次々に行いどんどん下って行きました。一ヶ所50メートルロープでは足りない所があり、M講師の出番となりました。彼はエイトノットで二本のロープをつないで懸垂をセットしました。僕としては、末端を1メートルも出したエイトノットで繋ぐわけなどが理解出来て何か得した気分でした。懸垂下降についてはTimtamのホームページを見て下さい(トップページ→その他のコンテンツ→岩登りの注意→懸垂下降について)。
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二時間ほどの下降で、入渓点(モミソ懸垂岩)に戻りました。そのころに雨が降り出しました。予報は雨だったんですが、行動中はずっと曇りの天気が続きラッキーでした。それにしても最近の天気予報は当たらないことが多いですね。
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戸沢出会いにもどり、マイカーに再び分乗、渋沢駅近くの『湯香楽』という日帰り入浴施設に寄ってから小田急線内の人となりました。(J記)

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April 19, 2006

土合駅と谷川岳西黒尾根

上越線の土合駅は不思議な駅です。その駅の利用者のほとんどが登山者かハイカーか土合駅そのもの(日本一のモグラ駅)の観光客です。通勤で利用している人はたぶんいません。登山をする人達は前夜のうちにやって来て駅舎の中の切符売り場の前とかに銀マットを引き、酒盛りをして、出来上がった人からら三々五々シラフにもぐって寝てしまいます。駅を好条件(水道、トイレ、屋根付)のキャンプ場として利用しているのです。そのような駅の利用の方法を『ステーションビバーク』と呼んでいます。
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4月1日(土)晴れ
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14時にマイカー(軽自動車)で東京を出発した我々3人でした。水上のインターを出て、土合方面に向かいバス道路に出た所にコンビニがあります。そこで、お酒や食料を仕入れて、水上駅を右に、湯桧曽駅を左に見送り21時に土合駅に着きました。4月2日が雨の予報だったからでしょうか、駅舎内に登山者の姿がありませんでした。駅舎に入ると畳が50枚ほど引けるホールがあってその正面に改札口、右が切符売り場、左に待合室、待合室の左がトイレ(トイレには一度外に出てからでないと行けません)になっています。
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『ラッキー』とか思って、切符売り場の前に陣取ろうと思ったら、待合室から古い友人のFMさんが出て来ました。FMさんは彼女の夫さんと共に『M&M倶楽部』という登山教室をやっています。それで、なんと待合室内にテントを2つ張ってお客さん5名をを泊まらせていました。明日は白毛門山に行くのだそうです。FMさんの勧めに従ってぼくらはより居心地の良い待合室に銀マットを広げました。そうこうしているうちに下りの電車が着いて、我々の仲間が4人加わりました。我々のメンバーは総勢7名です。さらに3人登山者がやって来て(車で来たらしい)切符売り場の前に陣取りました。翌朝になってその3人の内2人は知り合い(山岳会『ノマド』のメンバー)でした。不特定多数の人達で溢れるはずのこの時期の土合駅は総勢17名、知り合ばかり、不思議な状態???でした。
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4時30分に起床するのでチョット宴会してシラフにもぐり込みました。いつものようにいる酒癖の悪い山岳会がいなかっとので、とても静か、寝たと思ったら朝が来る感じで良く眠ました。
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4月2日(日)雨
起きて外に出たら、本降りの雨でした。もしこれが個人山行なら、すぐに出発せずうだうだと様子を見ていたかも知れませんが、講習会なのでそうも行きません。
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6時出発、アスファルト道を谷川岳登山指導センターまで行き、衣類調節タイムを取りました。雪山では大汗はかきたくないので、コマメに衣類調節タイムをとったのです。登山指導センターのすぐ裏から急斜面を直登して西黒尾根をとらえました。1時間ほどで、鉄塔の所の広場に着きました。本降りの雨は続いていますが、メンバーみんな行く気まんまん
「行ける所まで行きましょう」
とか言い合っています。
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鉄塔のすぐ上の所に雪庇が出来ていました。尾根の右とか左とかに張り出してるのでなくて尾根に直角の方向に進路をふさいでいました。左に回り込んで雪庇を回避して、がんがん進みました。足下の雪がかたくしまり斜度も急になってきたのでアイゼンをはきました。スノーシャットがついていないアイゼンの人は数歩行くと雪の団子がアイゼンの爪の間に挟まってしまい歩きづらそうでした。アイゼンをはくころに雨は上がりましたが雨雲が上空から消えることはありませんでした。
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登り始めて2時間30分、ガンゴウ新道とのジャンクション手前のピークの直下まで来ました。そこは、高さは5メートルもないのですが40度弱の急斜面になっていました。リーダーは同じ場所を何度も踏み込んで、ステップを大きくしながら登りました。後続のぼくらは別に不安なくその斜面を登り切ってしまいました。リーダーは堅い雪の上に乗った1センチほどのグズグズの雪によってアイゼンの効きが悪くなり滑落が起こる可能性を感じていたようです。もっともこの場所で滑ってもマチガ沢側に50メートルほど落ちて木に引っかかって止まります(これより上の場所だったら50メートルではすまないですが)。
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ピークに出て見上げれば、頂上に向かって雪の急斜面が伸び上がっています。雪の量は平年よりはるかに多いようです。雪の重みでズレて生じた亀裂が何本も走っていてそれが尾根上を横切っています。
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ジャンクション手前のピークから20メートルほどはナイフリッジになっていてその偵察に行ったリーダーが戻って来ました。
「ここから、撤退します。これ以上先に行くと、引き返すことが出来なくなります。」
リーダーはサブリーダーやスタッフの意見を求めることもなくシビアに言い切りました。
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ピーク近くにあったしっかりした灌木(ここから上は灌木は雪の上に出ていない)を支点にしてロープをフィックスしてそれをたよりにワンピッチ下り、続く緩斜面は楽勝に下り、樹林が濃くなった所でアイゼンをはずしシリセードを交えて一気に下り、土合駅着は12時でした。
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行きと同じ3人は車で帰りました。関越道の赤城インターのあたりでまた本降りの雨となりました。(J記)

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April 13, 2006

レンタルワカンジキの研究記

地球温暖化に原因があるのでしょうか、あるいは数十年とか数百年スパンの天候の周期によるものなのでしょうか、ここ数年、12月の富士山に雪がほとんど積らない状態が続いて来ました。12月の始めに富士山の五合目での雪上訓練をして、正月の前後には雪山登山に出かけて行くというパターンでなくて、“ポストそのパターン”の時代となったと仮説が立てられる状況なのです。それで、我がTimtamの雪山教室は“2月の八ヶ岳の黒百合平周辺での雪上訓練から始めて、3月~6月の陽春の雪山に向かい、翌年の1月~2月の厳冬の山につなげるというシフトを行いました。
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3月の下旬から6月の雪は残雪です。それはザラメ状態になっていることが多いのです。それで“ツボ足”で歩いてもそんなに深くは雪の中にもぐりません。そのような残雪の山に行く場合には時として降る新雪や気温上昇に伴って変わったグズグズの雪に対応するためにワカンジキを携行することが多いです。厳冬期の豪雪の山では深雪の踏破力でスキーとスノーシューに問題にならないほどの差をつけられてしまうワカンジキですが、ちょっとしかもぐらないザラメ雪に対しては抜群の威力を発揮します。小さくて軽量で(しかも安価)すから、軽快に持ち歩けるのも利点です。
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今シーズン、Timtamで、レンタル用のワカンジキを本格的に整備することになり、なぜかぼくがその担当になりました。
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12月にレンタル用のワカンジキの選定のために登山用品店を訪れました。籐製のワカンジキ、ジュラルミン製のワカンジキでトップがスノーシューのように反っているタイプ、ジュラルミン製のワカンジキでトップが反っていないタイプの3種類が店頭に出回っていました。籐製のものはぼくの持っている20年前のやつに比べてワッパの部分が細く、中央にかけてある紐がゆるゆるしていて頼りない感じでしたしメンテナンスも大変なのでパス!、ジュラルミン製のタイプを2タイプ各2足ずつ購入して試用実験を行うことにしました。
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1回目の試用実験は谷川岳の雪洞泊体験教室の後で行いました(2月26日)。4人の人に上記4足のワカンジキを履いて天神尾根を歩いてもらいました。10分も歩かないうちにトップが反っていない方のワカンジキの締め具のベルトが緩み、再三にわたり締め直したりバックルの長さの調整を行うことになりました。トップの反った方も30分ほど歩くと締め具のベルトの不具合が発生しましたがこちらの方がワカンジキ中央にかかる2本のベルトや締め具のベルトが太いので不具合が発生するまでの時間的間隔が長かったです。とにかくきちんと中央の2本のベルトが靴の土踏まずの位置(以下、正規の位置)からずれないような締め具のベルトのかけ方バックルの位置等(以下、締め具)の調節の仕方の確立をしなければならないことがわかりました。
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東京に帰って、締め具の調節の研究を行いました。幸いぼくの古い籐製のワカンジキの締め具はぼくの靴によくフィットしていて、雪山での行動中にハズレたりズレたり(ずれても正規の位置にもどる)したことがなかったので、その古いやつの締め具のシステムを観察してみました。今年購入したワカンジキの締め具は“1本締め”、1本のベルトを3箇所のリングに通して最後にバックルで止めます。それに対して古いやつは“2本締め”、リングに通さないで前後2ヶのバックルで止めます。1本締めだと1箇所のリングのベルトの折り返しで1ミリ緩むと全部で3ミリ緩むことになり、ワカンジキがその分だけずれます。テコ(リン軸かな)の原理が働き、わずかなずれが小さな軸となり大きなワカンジキ全体が大きな軸となってベルトの緩みを増加させます。
『①ベルトを太くして2本締めにする。』のが良いとわかりました。
また、その古いワカンジキに靴の取り付けると、“後ろのバックルと後ろの中央ベルトをジョイントするベルト”と“後ろのリングと後ろの中央ベルトをジョイントするベルト”がどちらもほぼ垂直に立っていることがわかりました(ワカンジキの輪は水平にフラットに置いた状態です)。これが曲がっていると曲がった方向に靴が引かれるので、靴の土踏まずのくぼみから中央ベルトからはずれると、ワカンは正規の位置から大きくずれることになります。
『②締め具についている靴のかかと側に回るベルトの長さを前記の2本のベルトが垂直に立つように調節する。』のが良いとわかりました。
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2回目の実験を会津駒ヶ岳のスノートレッキング教室の中で行いました(4月9日)。実験代はぼくです。右足にトップの反り返っていないワカンジキ、左足にトップの反り返ったワカンジキを履いて、会津駒ヶ岳を往復するというものです。もちろんそれぞれのワカンジキには上記①と②の締め具の調整がしてあります。当日は深い所では大腿までもぐる激しいラッセルでした。登り下り共にワカンジキの締め具の不調はありませんでした。そして
『③トップが反り返っているいないはワカンジキの使い勝手に影響はない。』とわかりました。
数年前からのスノーシューの流行に追われて、ワカンジキにスノーシューに似せてトップの反り返りをつけたというのが真相のように推理されます。
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そういうわけで、Timtamのレンタルワカンジキによる(歩行中にそれがずれたりはずれたりすることのない)快適な雪上歩行が可能になったと自負しています。現在レンタルワカンジキは7足に増えています。(J記)

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April 03, 2006

陽春の雪山の話しのレジメ

2006/03/22のTimtam山の集いでのY講師の話のレジメを掲載します。
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「雪山サバイバル&陽春の雪山登山」
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1.まずは楽しい話から(陽春の雪山登山)
(1) 3つの雪山
  10月後半~12月初旬:「雪舟の山水画・黒と白」
            ~これから日も短く、寒く、雪も深く、「寂寥」
  12月中旬~2月:「雪の永平寺・白一面」
            ~本格的な雪山:「厳冬期」「自己鍛錬」「精神力」
  3月~5月中旬:「印象派の絵画・柔らかい淡青色の光」=今日のテーマ
            ~陽の光(陽春)、早春(3月):冬と春の綱引き
                        春本番(4月):春が冬を浸食
                        初夏の兆し(5月):冬の名残
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(2) 陽春の雪山(春山)の魅力
  ・広い行動範囲  冬山:深雪をラッセル・冬型で吹雪・早い日暮れ
              春山:締まった雪・南岸低気圧と移動高・日が長い
  ・開放感       冬山:雪山という巨大冷凍庫からのサバイバル
              春山:春に包囲された雪の箱庭をエンジョイ
  ・探検気分     冬山:隔絶された人跡稀な地域では命がけ
              春山:人跡稀な地域に入るチャンス・藪が埋没・水が豊富
  ・最後に       春山は行動後のビールが格別!
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(3) 陽春の山の顔は様々
  ・3月:まだまだ冬山、基本的には冬山として考えましょう
  ・4月:冬春半々、この時期にどっと雪が溶けます
  ・5月:いわゆる「残雪期」、GWがクライマックス
  ・北アルプス:(易しい)バリエーションルートからの登頂のチャンス
     例:爺ヶ岳東尾根・北穂高岳東稜・白馬岳小蓮華尾根など
  ・南アルプス:長期縦走に魅力、3月の池山吊尾根~北岳はグット
  ・八ヶ岳:登攀から縦走まで幅広い、八ヶ岳東面が(個人的)好み
        サラリーマンの味方(1泊2日が基本)
    例:真教寺尾根、そまぞえ尾根、県堺尾根、天狗尾根(やや難)
  ・谷川岳:難しいルート(一の倉沢など)はやめて、楽しむことがお奨め
    例:天神尾根、西黒尾根、タカマタギ、白毛門、蓬峠~朝日岳
  ・まだまだあります(行く所が多すぎるのが登山の悩み)
    例:越後・上信越・日光・尾瀬・奥秩父・(雪が降れば)丹沢・奥多摩
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2.楽しくても危険がたくさん
(1) 遭難要因
  ・転倒滑落→溶けた雪がアイスバーンに、春ゆえの心の緩み
        :アイゼンワーク・ピッケルワークの確認・滑落停止(春の雪訓)
        :スタンディングアックスビレイの習得(春の雪訓)
  ・天候判断ミス→春だから大丈夫だろう→擬似晴天に惑わされ遭難
        :天気図の習得(四季にかかわらず)、天気予報を見る習慣
  ・疲労凍死:春の雪は水分を含み重い→気温が下がり凍結
        :防水処理を怠らないこと、行動には余裕を、軽量化
  ・雪崩埋没:凍った後の新雪は要注意、春が深まれば底雪崩
         :埋まったら生存確率僅少(埋没体験による恐怖感体得必要)
         :雪崩ビーコンの操作の習熟(春の雪訓の必須科目)
         :地形を見る目、危ない谷は早朝に「駆け抜ける」 
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(2) 死なないために
  ・死亡事故=登山という趣味を失うこと・再試合の無いゲームセット
  ・仲間を作って情報交換→判断力は相互作用で磨かれます
  ・家族・周囲の理解→家族とのコミュニケーション不足はトラブルの素
  ・ステップバイステップ→焦りは遭難の卵、もはや「記録の時代」では                  ありません(登山年齢が伸びています)、「たかが趣味・されど趣味」
  ・簡単な雪山のリーダーをやりましょう:責任感・応用ステップ
  ・「総合戦略を駆使して困難を乗り越える=雪山の醍醐味」・「リスクを見る冷徹なもう一人の自分」・「雪山遭難ほどバカバカしい死に方はないという自覚」→精神と肉体を駆使したハイレベルな知的ゲーム  
                                  (終わり) 

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