小岩井サンセットロックと常連さんのいない岩場
東京の西部にある自宅を朝6時車にで出ました。近所に住むケンジくんの家を回り、首都高、外環、関越、圏央道と高速を飛ばし鶴ヶ島で出て、埼玉県の日高市に向かいました(調子に乗って道を間違えて飯能まで行ってしまって戻りました)。日高市に入って高麗駅前を通過し小さな峠を越えて名栗川沿いの道を川の上流に向かい、二小前で自由の森学園方面に左折、名栗川にかかる橋を渡ったらすぐ右折そこから200メートルの所にある茶畑で車を止めて名栗川の川原まで踏み跡を歩きます。歩き3分で小岩井サンセットロックがあります。岩は川の流れから立ち上がっています。高さ20メートル幅も20メートル、岩質はチャート、全体にやや前傾(オーバーハング)しています。
サンセットロックに到着したのは8時でした。まだ誰もいません。終了点はみんなしっかりと作られているのに、一番左の“サンセットハング5.10b”だけそれがなかったので、裏から回って岩の頂上に出てまずは終了点を作りに行きました。坂道を歩くだけで簡単に岩の頂上に出れてしまいまいとても便利です。
サンセットハングより右隣の“クズクラ5.9”の方がやさしそうなのでまずはそこから登りました。最近体重が3キログラムも増えたので腕に来ますが、大きなガバばかりのルートなのでなんとか登りました。それから、サンセットハングを登り、ロープを引き抜いた所でお茶の道具を車に取りに帰りました。一台車がやって来ました。中には地元のクライマーらしいおじさんが乗っていました。それで、聞いてみたら、週に4回も来てるとかいう常連だと返事が帰りました。岩場にとって返して、お茶をしてから、ぼく(56歳)が“アンブレラ5.8”ケンジくん(30歳)が“アンブレラ直上5.10b”
を登りました。ケンジくんのアンブレラの登り方を見ていたさっきのおじさんが近寄って来てより楽な登り方の解説してくれました。ていねいに話を聞いていたら、おじさんは教えるのが相当に好きな方らしくて。北面にある自分の作ったボルダー課題に案内してくれると言い出しました。ままよと思って北面に行ったら、おじさんはトラバース課題(5.11?)をまずは自分でやって見せて、ぼくらにやれと言うのです。まずはケンジくんがアタックして、一発で課題を落としてしまいました。ケンジくんは低いトラバースが得意なんです。次にぼくがアタック、ボクの場合は二手目からして取れなくてリタイアしました。おじさんは大興奮、この課題を一回で落とした人は君(ケンジくん)が始めてだとヨイショの連発、近くにあるもう一つの自分の作った課題もやりましょうと言い出しました。
を登りました。ケンジくんのアンブレラの登り方を見ていたさっきのおじさんが近寄って来てより楽な登り方の解説してくれました。ていねいに話を聞いていたら、おじさんは教えるのが相当に好きな方らしくて。北面にある自分の作ったボルダー課題に案内してくれると言い出しました。ままよと思って北面に行ったら、おじさんはトラバース課題(5.11?)をまずは自分でやって見せて、ぼくらにやれと言うのです。まずはケンジくんがアタックして、一発で課題を落としてしまいました。ケンジくんは低いトラバースが得意なんです。次にぼくがアタック、ボクの場合は二手目からして取れなくてリタイアしました。おじさんは大興奮、この課題を一回で落とした人は君(ケンジくん)が始めてだとヨイショの連発、近くにあるもう一つの自分の作った課題もやりましょうと言い出しました。
サンセットロックからもと来た道を200メートル戻り、名栗川にかかる橋も渡り返して対岸に出て、橋の下から川原に降りました。
「この岩はムラタさんち、その裏側がイカロスさんち・・・」とおじさんは機関銃のように岩場の説明をします。そのころになって、おじさんの名前がムラタさんだとわかりました。奥武蔵の岩場に通う人達から『フリーソロのムラタさん』と呼ばれていて、‘ムラタさんち’や‘イカロスさんち’のある“久須美のボルダー”の開拓者であるようです。オジサンなどと書いて大変失礼いたしました。以下、ムラタさんに改めます。
「この岩はムラタさんち、その裏側がイカロスさんち・・・」とおじさんは機関銃のように岩場の説明をします。そのころになって、おじさんの名前がムラタさんだとわかりました。奥武蔵の岩場に通う人達から『フリーソロのムラタさん』と呼ばれていて、‘ムラタさんち’や‘イカロスさんち’のある“久須美のボルダー”の開拓者であるようです。オジサンなどと書いて大変失礼いたしました。以下、ムラタさんに改めます。
ムラタさんはイカロスさんちのボルダーの左の端にある新作のランジ課題をさっきと同じように登ってみせくれました。そして、ケンジくんにトライさせました。そしたら、ケンジくんはまたまた一発でクリアしてしまいました。ケンジくんはランジも得意なんです。ムラタさんは大変うれしそうにされて、第二登者だから「岩雪のクロニカル」に書くと言っておられました。次に、ムラタさんはイカロスさんちの真ん中の課題(高さは8メートルくらい)をフリーソロで登って見せてくれて、その課題もケンジくんにやってほしかったらしいけど、マットがないので後の機会にゆずることになりました。ムラタさん丁寧なご指導ほんとうにありがとうございました。
それからサンセットロックにもどったら、3人の常連さんが来ていました。ムラタさんは3人の常連さんと親しそうになにやら話しをしていたと思ったら帰ってしまいました。イトさん(50代かな)という方は岩場の下に丸太を並べたりして岩場の下地を整備して帰りました。ヨシさん(40代かな)という方とマルさん(60代かな)という方は各自で上からロープを垂らしてそのロープにアッセンダーという器具をかけてそれぞれが一人でルートを登る練習をして、4本くらい登ったらさっさと帰ってしまいました。3時間くらいしか岩場にいないで帰っちゃうのが地元常連さん達のやり方みたいです。
その後、ぼくらも「自由の森5.10b」と北面の岩場にある名前のない5.10aルートを登っておしまいにしました。
「常連さんのいない岩場ってないのかな・・・?」ケンジくんがつぶやきました。
「権現堂の岩場ならいないかも?ここから近いから見てみる?」とぼく。
車に乗って、高麗に戻り、日和田山の右から舗装された林道を走ること10分、権現堂の岩場に到着しました。もちろんだれもいません。少し前傾したチャートの岩場にボルトが打たれ終了点のあるルートがあるけど、この2~3年は登られていないようです。
「プライベートゲレンデみたいだね、今度登りに来てみようよ!」とケンジくんが言いました。
「常連さんのいない岩場ってないのかな・・・?」ケンジくんがつぶやきました。
「権現堂の岩場ならいないかも?ここから近いから見てみる?」とぼく。
車に乗って、高麗に戻り、日和田山の右から舗装された林道を走ること10分、権現堂の岩場に到着しました。もちろんだれもいません。少し前傾したチャートの岩場にボルトが打たれ終了点のあるルートがあるけど、この2~3年は登られていないようです。
「プライベートゲレンデみたいだね、今度登りに来てみようよ!」とケンジくんが言いました。
ぼくは、岩場の右端のルートの取り付きと2手目あたりに真新しいチョークの跡を見つけて
『こ、こんな所にも、今日、だれかが来ていたみたいだ!』と言おうとしたけど言えなんだ。(J記)
『こ、こんな所にも、今日、だれかが来ていたみたいだ!』と言おうとしたけど言えなんだ。(J記)

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