北鎌尾根縦走 山行報告
北鎌尾根縦走
メンバー:IK TG HT 計3名
行 程 22日 中房温泉(6:25)→燕岳→大天井→
貧乏沢下降・天井沢出合い手前500M付近ビバーグ(17:00)、
23日(朝方雨)5:00出発→北鎌沢右俣→右俣コル(9:00)→
独標(11:00)・通過終了(12:10)→
(ここから西風が強まりガスで視界なし)北鎌平ビバーグ
(16:00、ついに本格的な降雨)、
24日 10:00出発→槍ヶ岳山頂(13:30)→横尾CS泊(18:00)
25日 上高地より帰京
山行のポイント
① 独標後のルートファインディング、
トレースがはっきりせず(バリエーションだから当然なのだか)
ガスで視界が利かないと何度も行ったり来たりを繰り返し思わぬ
時間をとられる。今回はまんまと偽せ槍にだまされピークを読み
違えて、それが巻き道を誤せる原因にもなった。
② 体力 最後のチムニーはそれ自体は易しいのですが、蓄積した
疲労と荷の重さが応えます。
③ 天候に対する判断力
④ 行くか行かないかの決断力
感 想
北鎌平のビバーグは夜半から激しい風雨で、天候が回復しなかったら
翌日はどうしたものかとまんじりともしない一夜を過ごしました。
と言いつつガーガー寝ていましたが。前後に他のパーティもおらず
この天候で突っ込んだのはまずかったか…、とも思いましたが、
3人で良く話し合いながら不明なルートを前進することができました。
日頃の信頼関係ができていないと追い込まれた状況ではできない事だと
感じました。
今回は3つのチムニーとトラバースのリードは全て IK さんが引き受け
てくれ、最も重量のある荷物を担いでくれたのは TG さんでした。
晴れていればもっと楽だったのかもしれませんが、ガスと降雨の中での
行動は教訓になりました。
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