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June 26, 2008

正しい役割分担で沢登りを安全に楽しもう

岩登りにはなるべく二人で行くのが良い・・・<下段に解説あり>・・・。それに対して、沢登りでは、四人から六人のメンバーを集めたい。もっと多くてもいいのだけれど、滝などの悪場の通過に時間がかかりすぎたり、キャンプ地の確保が難しかったりして軽快でないから行ける沢がかぎられてしまう。反対に一人から三人と少ない場合は何かあった時に人手が足りなくなる。例えば、濁流の中でロープに吊られてしまうなんてことになってもビレーヤーの回りに人手がなければ水流から引き出すことが出来ない(ロープを切るしかない)し、パーティを二つに分ける場合は単独行動者が出ることになる。

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沢登りには多くの役割(メンバーシップ)がある。その役割はリーダーが決めることもあるけれど、知らず知らずの内に決まっていることも多い。役割分担を間違えると危険な場合もあるので注意が必要だ。

以下にその役割を列挙して、Timtamの若手諸君を配役してみよう。

ア、滝などの悪場をリードする役、岩登りが抜群に上手な人が担当する。

*KBくんとかMTくん。

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イ、滝などの悪場をセカンドでしかもロープを背負って登る役、岩登りが上手で、大高巻や藪こぎに強い人が担当する。

*ONくんかな?MTくんとKBくんもOKだ。

沢登りでは初心者や体力的に弱いはセカンドでは登らない。滝の上に先にロープと屈強な人を上げてしまう必要があるからだ。

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ウ、沢登りをこよなく楽しむ役、ナメとか焚き火といったことをこよなく好む人が担当する。

*SMくんとかHDさんかな、MWさんもOKだ。滝の登攀とかゴルジュの突破や大高巻なんていう大冒険も楽しいけれど、自然の中にとけ込むような沢登りの要素はそれにまさるサムシングがある。より高くより困難を求めない所に、記録を追わない所に、沢登りの魅力が凝縮している。

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エ、沢登りをはしゃいで楽しむ役

*NGさんとかSGさん、ITさんもその役だね。

きれいな水の流れに入って子供のようにはしゃぎたくなるのが沢登りだ。みんなではしゃぐべし。

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オ、最後尾を行き全体をフォローする役、慎重で穏和な性格の人が担当する。

*HSくんとかYDさん。講師のTKくんもYSくんもこのタイプだ、ちなみに筆者(M浦)はアのタイプだ。全体を見守ってくれる役の人がいて、安心して先に進める。筆者の場合はこの役の人がいなかかったら、二級上以上の難しい沢には行かない。(文:M浦)

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<解説>岩登りにおけるメンバー構成

マルチピッチの岩登りはトップとセカンドの二人で登る。トップは二ピッチ目でセカンドになり、セカンドは二ピッチ目でトップになるので二人の分担する役割は同じ(登る&確保)である。トップは二本のロープ引きセカンドはATCなど確保器の二つの穴を利用してその二本のロープを同時にビレーする。

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三人で登ることもある。リーダーが二本のロープをセカンドとサードがそれぞれ一本ずつビレーしてもらって登る(操作性は二人で登る場合より良い)か、リーダーとセカンドの間でロープが一本セカンドとサードの間でロープが一本を使用して一列につながって登る方法がある。二人組を二つ作って四人で登ったり、二人組と三人組みを合わせて五人で登ることもある。いずれにせよ三人組みの部分があると時間がかかる。人数増えれば落石にあたる可能性も増えてしまう(同じレベルの実力を持つ二人組ワンペアで登るのが一番いい)。そして何人で登ろうとメンバーの分担する役割は基本的には二つ(登る&確保)しかない(盛り上げ役のような派生的な役はある)。

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シングルピッチのフリークライミングの場合は二人でなくて十人でもいい、休み休み交代で登れて楽しい。でも、十人いてもトップ(クライマー)とセカンド(ビレーヤー)に交代でなるだけだからメンバーの分担する役割はみな同じ(登る&確保)である(お茶係とかの派生的な役はある)。

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