久しぶりに奥多摩 風と雲の山旅/スノートレッキング
2010年1月17日 奥多摩清八新道から御前山に行ってきました。
新宿発のホリデー快速で奥多摩駅に9時16分に着き、少々待ってバスで奥多摩湖まで行きました。晴れです。とても気持ちのよい青空が広がっています。幾分とも水の少ない小河内ダムを通って対岸にわたり、通行止めのゲートの横から湖沿いの林道に入ります。道なりに進んで、湖が奥まって終わるところにかかる小さな橋を渡り、方向を北にとってさらに進むと、尾根に取り付く道があります(写真1)。
雪が溶けてさらに凍って、滑り易い箇所がありました。このシーズンに行かれる方はご注意を。そこを今度は南に向けて登ります。地図では急斜面を登ることになっていますが、緩やかに斜面をトラバース気味に登って行くと、644mの頂きに出ました。それからは尾根歩きですが、防火帯のように切り開かれた尾根に着いた雪の上を歩きます(写真2)。
今回はH崎さんが先頭で歩きます。風もなく、日向は結構暖かく、上着を脱ぎました。807mのピークを過ぎると結構な急登になり、つらい!と思うころには水窪山の頂上でした(写真3)。
ここでしばしの休憩を取り(地図で位置の確認)、小河内峠を越えて1200mのピークへ。ここを過ぎてソーヤの丸デッコの前に急な登りがありました。足場が悪いので用心しながらの歩きです。でも、このデッコに立つと、なんと眺めの良い事でしょう。今までの辛さが吹き飛ぶ、景観です。富士山から三つ峠、御正体も見えました。さらに西に眼を移せば、三頭山、さらには大菩薩嶺、雲取山、七ツ石、・・・と、はっきりその所在が確認できました(写真4、5)。
奥多摩の山々は3年前に随分頑張って登っていただけに、感慨深く、「もう少し齢を重ねたらこういう山行も良いかな」などと自らに言い聞かせました。その後は愡岳山に向かいさらに御前山へ。帰りは愡岳山に戻り、サス沢山方向に1128mを目指して下山です。この尾根歩きもなかなか急な坂があり、楽しい下りでした。
今回は単独行の二人に会っただけで、本当に静かな尾根歩きになりました。帰りは奥多摩駅の角のスーパーに入って、澤ノ井の特別純米を求め、それを電車で飲みながら静かに帰りました。I上さん、S水さん、H崎さん、楽しい山行をありがとうございました。そうそう、軽アイゼンを持参したのですが、結局は使用しませんでした。( I 記 写真をクリックすると拡大されます。)
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