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April 07, 2010

つづら岩:マルチピッチの岩登り

 2010年4月3日に奥多摩・つづら岩でマルチピッチのクライミングの練習をしてきました。Tudura1_2 午前中は薄曇り、午後には晴れてだいぶ暖かくはなりましたが、まだまだ寒さも残るクライミングでした。つづら岩は、武蔵五日市からバスで千足まで行って、そこから登ります。大岳山へのルートの途中にある岩場です。車だと県道からしばらく林道を車止めまで進むことができるのですが、バスだとバス停から車止めまで歩かなくてはならないので、アプローチの時間が増えます。車止めからつづら岩までのルートは1時間と少々ですが、結構急斜面の登りが続きます。途中、綾滝や天狗滝があって、目の保養になります。
 つづら岩に到着したのが11時頃だったのですが、まずは岩の右方向の道に進むと小さな岩場がありあます。せいぜい20mにも満たないような岩場ですが、そこでまずトップロープクライミングで2本ほどこなし、ウオーミングアップ。
 12時過ぎには本番ルートを狙おうとしたのですが、他の比較的大人数のパーティーが2パーティーほど入っていて使えず。そこで、N島さん、I藤さんは左のオケラルート(N島さんがリード)、Tudura2 M浦講師、K子さん、I島がつり上げルート(たぶん。たぶんというのは、この後に登る本番ルートより少々難しかった印象なので。M浦講師も一般ルートの方が易しいとおっしゃっていた。ただ左ルートかもしれません。初体験の岩場なのでルートの同定をしっかりできませんでした。機会があれば正確に同定しておきます)をM浦講師のリードで登りました。やはり長いルートというのは、それだけで緊張します。ただ、少々我慢してとりついていると、手がかりが左右上下に比較的多く存在する岩だな、という印象を持ちました。小さな手がかりを利用するように工夫しながら登りましたが、体の使い方、特に手足の移動の良い学習の機会になったと思います。途中、テラスでピッチを切って、確保してもらって登攀し、K子氏が先に、その後私が登りました。セコンドピッチはテラスからはもう10mも登ったでしょうか、そこが到達点でした。到達点からの南方の眺めは抜群でした。懸垂下降で下降し、一休みしました。そうこうしているうちに、一般ルートが使用できるようになり、ここでは私たちの組はM講師がリード、女子組はN島さんがリードで(M講師の後をN島さんが続くという形で)登攀を開始しました。Tudura3 途中のトラバースも楽しく、ピッチを切った後にはリードのまねごとで登攀しました。今回はいずれの登攀もテンションを求めることもなく、自分なりに充実した嬉しい山行でした。岩場までのアプローチの長さも、本番への実質的な練習と思えば、それなりの意義も見いだせると思いました。参加した皆さん、楽しいクライミングをありがとうございました。

 実は、1月の3日、5日と日和田で登攀訓練をしたのですが、その折は比較的調子よく、ステミングフェイスをクリアし、バルジもロープの力を少々借りながらも登攀できました。しかし、3月の末まで日和田に足を運べずにいて、3月末の日和田にようやく出席できたものの(このときは男岩の南面をリードで数本登りました)、バルジもクリアできず、がっかりしていました。この日は、とにかくロープワークの基礎学習で、それができたのでよかったのですが、悔いは残りました。M浦講師に、2ヶ月の空白は大きい(練習していなければ、登れない要因になるということです)と示唆され、納得した次第です。ですが、このときに登って一週間後のつづら岩でしたので、この時の日和田の登攀訓練に参加したことがよかったのだと思います。
 岩登りは、私たちの体(そして心)の状態を正直に表すものなのだな、と納得しました。

I島・記

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