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April 22, 2011

冬の雲取山に登る、これまた楽し(I島)

2011年2月5日・6日 雲取山 

東京の寒気も少しゆるんだ今日は、三峰神社から雲取に向かう。I島は数回の雲取山を経験しているが、こちら側からは初めての山行。雲取山頂は事前情報によれば、20cm程度の積雪ということなので、雲取の北側にあたる三峰からのルートは少し雪が多いのかなと想像していたのだが、霧藻ヶ峰まで雪はなし。ここを過ぎてから登山道にちらほら雪がついていた。日差しはもう、春のそれだ。メンバーはM浦代表、ゲストのH田さん、あとはメンバーのT里さん、I藤さん、N嶋さん、途中の前白岩まで応援のK原さん、そして私の7人であった。

 数回の、高さにして150m程度の、幾分とも角度のある登山道を越えると白岩山に着いた。登りはそれほどのものではないのだが、結構長いルートである。途中白岩小屋で数頭の鹿を発見して、女性陣は歓喜の声を発していた。それでも鹿は逃げない。このあたりからは登山道にずっと雪がついていたが、アイゼンを付けるほどでもないので、そのまま芋ノ木ドッケへ。少々暗くなってきたので、用心してヘッドランプを装着。大ダワからは女道を選んで無事に雲取山荘に到着。午後5時を少々回っていた。10時50分ころに三峰神社を出発したので、6時間少々のゆっくりとした山行であった。小屋での部屋は2階で、快適であった。夕飯前に軽くビールを頂き、部屋に戻ってN島さんのウイスキーや、I島持参の明鏡止水・垂水、T里さん持参の真澄などを頂き、宿の人に早く就床するように諭され、就寝。

 明けて6日は晴れ。T里さんの体調が優れない様子なので、帰路の石尾根コースを見直して、早めに降りられる鴨沢コースを選択した。5時半と早めの朝食を終え、6時半を過ぎてからの出発であった。M浦代表の気遣ったゆっくりペースで雲取山頂へ。山頂からは富士も南アルプスも見えて、皆さん上機嫌であった。T里さんも避難小屋での休憩で暖かい飲み物を飲めるようになり、皆、幾分とも安心する。
 あとはとにかく下山である。途中数回の休憩を入れて、穏やかな日差しを浴びながら、時に吹く冷たい風に冬を感じながら、鴨沢には午後1時40分ころに到着した。T里さんもだいぶ回復した様子で、無事の下山に乾杯!(ただ大いに乾杯したのはI島一人だけであった。ふふふ)。

 雪はそこそこあったのだが、「もう少しあった方がよいね」というのがM浦代表の弁。二日間をそれなりに歩くというTIMTAMの企画が少ないので、そのような企画もあってよいと思う。2月末から3月の雪の多いときに歩くのも、楽しい山行に思える。次は2年後かな〜とはM浦代表の弁。皆さん、お疲れ様でした。楽しい山行でした(これは後にわかったことですが、T里さんはなんと山行後の診断でインフルエンザだっととのこと。山行メンバーに感染がなくてよかったですね〜)。

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