尾瀬・北場沢(たけぞう)
二双の滝とノマド女史
集合写真
7/2のセンノ沢講習会は13時から雨予報だったので、一の瀬入渓が5時40分。水量はやや多いが冷たくはなく、途中から日も射してきて、順調に進み、セン沢田代には8時30分に到着してしまった。
コバイケイソウ、タテヤマリンドウ、ハクサンチドリ、ワタスゲなどが見られた。皿伏山を通過し大清水平10時15分到着。ヒメシャクナゲ、ミツバオウレン、ツマトリソウが加わる。
尾瀬沼でポツポツ降りかけたがすぐやむ。11時35分出発。岩清水が冷たくておいしい。一の瀬を経由し、大清水には13時30分に到着。
ビールと岩魚の塩焼きをおいしくいただく。ここで、K池氏とゲストが15時のバスで帰京。残ったメンバーは酒の酔いも手伝ったか小屋前の路上で寝る人も。
3日、夜行バスでノマドから2女史が加わり、北場沢は総勢9名となった。
小屋で朝食をいっしょに食べ、6時10分出発。湯沢を渡る物見山登山口には木橋がかかる。ここから入渓すると、途中に大滝があるので、懸垂下降になる。登山道をもどると行きには気づかなかった分岐(旧道らしい)があり、北場沢出合いに直接降りられる。
7時10分入渓。すぐ三段の滝が出てくる。T中・A柳両名が1・2段目を登り、後続をお助け紐で引きあげかけたが2・3段目は難しそう。小生は最初から左を大きく高巻く。次の連瀑もA柳君が左の草付きから巻いたが、水流脇が登れそうなので小生がトライ。後続の引き上げをA柳君にお願いする。2つ目は階段状でシャワークライムになる。遡行図には廊下状とあるが明るく開けている。両岸がせまるところのナメはきれいだ。
8時10分、二双の滝に到着。きれいな滝だ。左から巻くが、小さく岩壁にそって巻き、落ち口に木の枝をつかんで下りるのが正解。大きく巻くとすぐ上の6m滝も巻いてしまう。ここで20分ほどかかる。その先はナメ床がしばらく続く。やや退屈な河原歩きになるが、雰囲気はよい。
1700mの二俣で水が涸れたので登山靴に履き替える。しばらくすると水が復活。1850m付近で沢形がなくなるので、尾根に取り付く。やぶは薄くけもの道である。
2000m付近で北北西に延びる尾根に出る。道形はさらによくなる。シャクナゲをうまく避けて物見山頂上に導かれた。
11時40分到着。目標の12時に間に合った。下山の一般道は急である。この道は登りたくない。湯沢の出合に13時30分。あとはめいめい大清水をめざした。
2日間、天気が持ち、充実の尾瀬であった。
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