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October 11, 2011

谷川岳中央カンテルート(かげろう)

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日帰りで中央カンテへ行きました

取りつき8時半 終了13時半 一ノ倉岳経由 オキノ耳15時半 大休止して 西黒経由 指導センター下山

写真Ⅳ級とⅤ級のピッチ 結構難しかったです。 また滲み出しがあり、草付ピッチはすべてぬるぬるでした

アプローチ
ひょんぐりの滝 反対側(左岸)に ロープがfixしてあり テールリッジ末端まで すんなりいくことができました(たまたま運がよかった&自己責任にて) ひょんぐりの方はWロープの懸垂で下まで

岩の状態 木曜の雨が乾かず 草付やスラブがまだびしょびしょで かなり緊張しました  
変形チムニーはずぶ濡れのようでした?

ルート概説(今回)
1P トラバースからフェース40m
トラバースを終え草付まじりのフェース  ピンはほとんどなく濡れた草付をじりじり登る 

2P フェースからスラブ リッジを越えて簡単なフェース
スラブがびしょ濡れで すたすた行けない

3P バンドからカンテ
左上するバンドがずぶ濡れ状態 慎重に越し 急なカンテへここは快適

4P カンテからフェース
快適なピッチ 変形チムニーと合流 変形チムニーのトラバースはびしょびしょで 最悪状態の様相

5P ルンゼからチムニー
正面ルンゼと合流 ここもすべて濡れて  悪い 出口に大きい浮石があり緊張する 少し伸ばして ガラガラのフェースを登る

6P ピナクルからハングぎみの凹角
核心 垂壁をA0混じりで越え 落ちれない  マントルが続き ハング気味の凹角を越える
(フレンズ使用) 四畳半テラスを過ぎスラブ・凹角 ここも濡れていて激悪

7P 草付凹角からフェースへ
 ここも濡れていて  50mでピン3本 悪かった

8P バンドから烏帽子岩の肩へ
バンドを回り込み かんたんなスラブを上がると ダイレクトの懸垂ポイントと合流 ここから南稜へ懸垂し トラバースすると 南稜懸垂ポイントへ合流できますが今回は上を目指します

9P ルンゼから草付
乾いていれば快適ですが今回 ルンゼが沢登り状態 ラバーソールで突起や へこみを拾いながらジリジリ上がります 絶悪

10p 草付 懸垂岩下降点
熊笹を猛烈に藪こきして 南稜から上がってきたトレースに合流して終了

登攀時間 4時間

使用登攀用具 ツインロープ50mx2 クイックドロー10本 長いスリング4-5本 フレンズ(小サイズ)x1 ハーケン2枚持参(使用せず)

一ノ倉岳へ
途中の5ルンゼの頭 30m2-3級があります 岩が安定していない ピン少ない アプローチシューズではロープだしたほうがいい あとはおおむね 岩稜と踏みあと ピーク直下で
熊笹のやぶこき(歩きながら下をみれば 踏みあとが確認できますが 通過者が少ないのか笹はびっしり)

谷川頂上からどこへ下るか
西黒尾根がいいような気がします 上部岩尾根ですが 巌剛新道分岐から ラクダの岩を降りると 樹林帯でヘッドランプでも そんなに不安なく降りれますが 降雨直後ですと岩場やいしころが意外と 滑ります

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