松本分校便り④・美ヶ原南面(ぶんこうちょう)
7月末に阿弥陀に行ったのを最後に8月は山に行きそびれていた。さすがに、このまま谷川岳の研修に行くのは不安なので、ちょっと足慣らしに美ヶ原に登ってきた。
サマーレスキューのロケ地が美ヶ原だと聞いて地図を見てみると、美ヶ原の南面には意外と多くの登山ルートがある。地形図から植生や勾配などを見て「百曲り」が怪しいとにらんだ。ネットで調べてみたら、やはりそうだった。
というわけでミーハーに、三城から台上に登り南縁の展望コースを通って王ヶ頭へ。下りはダテ河原コースで周遊した。
百曲りは、樹林帯を出て最後の10分くらいが岩と草のアルプス的な景観。
ここだと思ったところで写真を撮って、帰ってきて確認したら、どんぴしゃ、初回に診療所へ向かう向井君がへたり込んでお水をおねだりしていた場所だった。
展望コースをトラバースしているときに突然の雨。雨具は間に合わず、とりあえずザックカバーと傘で対応。王ヶ頭ホテルに逃げ込んだときは、汗と雨で体が冷えて手がかじかんでいた。
三城登山口から台上の百曲り園地まで1時間半。そこから王ヶ頭までが20分。王ヶ頭からダテ河原経由で登山口に1時間。
またひとつ、冬に登ってみたいプチ雪山ルートがみつかった。
<参考>
Timtam松本分校では2013年1月26日(土)朝発~27日(日)高原ホテル山本小屋泊で美ヶ原で雪山登山教室(基本ステップⅡ)を計画しています。
主都圏のひとには、「美ヶ原に歩いて登る」という感覚が無いと思います。ましては、厳冬期に。だから、なかなか面白い企画だと思います。理想を言えば、初日は曇って強めの風が吹いていて、二日目は朝からピ-カンだといいですね。樹林帯を抜けて台上に上がったところで、厳冬期の雪山を体験してから暖かい温泉に入る。翌日は、朝日に染まる北アルプスを眺めて、エビのしっぽが付いた雪原を散歩する。
松本の雪はパウダースノーなので、風が吹けばしっかり地吹雪になります。
厳冬期に2000mの部屋も料理も良い温泉つき宿に泊まる(1泊2食付9450円)贅沢な旅です。
夜には信州の日本酒を楽しむ会とよいどれ医療講座が開催されます。
北アルプスに比べ、美ヶ原側は冬の晴天率が高いです。ふるってご参加ください。
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