谷川岳 一の倉沢南稜(N嶋)
1~2級の沢でリーダー経験を20本ほど終えた1年前に、一の倉沢行きを計画しました。2月からなるべく毎週一回(実際は3週に2回くらいかな?)岩トレを行ってきました。その間、お得ルートでしたが外岩5.10bのクリアも出来ました。4月に三つ峠、5月は小川山と乾徳山でトレーニング、といったペースで着々と準備しました。5月初めには谷川岳登山指導センターから受理印押した登山届が送られてきました。
5月24日の夜に出発、5月25日の朝にアタックしました。一の倉出会いまでの道は最近は1年中通行止めになっているので、谷川ロープウェイ駅から舗装路を歩きました。
一の倉沢出合です。
5月の4週はテールリッジまで雪渓の上を歩けます。アイゼン無しでOKでした。
1ピッチ目は、やや右上に見えるチムニーを目指します。固い快適なフェースです。
隣の中央稜を登る人を写しました。
2ピッチ目は6mのチムニー、内部と右のフェースにホールドを求めます。
3ピッチ目は幅の広い逆層のフェースです。最初は右上ぎみに登り出して、中間でフェースが狭くなったあたりで左上して行きます。
振り返れば中央稜テールリッジ。
4ピッチ目は草付を歩き、5ピッチ目で尾根の左を回り込んで、6ピッチ目の馬の背に出ます。
7ピッチ目が核心です。A0しないで登るとⅥ級と言われています。少しずつでも岩トレを続けていたおかげでしょうか、楽にクリア出来ました。
終了点から下降する人も多いようですが、一の倉と谷川の本峰に行くべきと考え、一の倉尾根を登って行きました。
一の倉岳、谷川オキの耳、谷川トマの耳とピークハントしました。
ようやく肩の小屋が見えました。
1リットル持って行った水は飲み干してしまいまして、登山道を流れる雪溶水を汲んでガブガブと飲みました。
肩の小屋から天神尾根を下りました。今年の西黒尾根は雪が多いために下るのが大変だと聞いていました。
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Comments
素晴らしいですね。羨ましい!
Posted by: イッシー | July 24, 2013 06:47 PM