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August 02, 2013

乾徳山旗立岩中央岩稜クライミング(I島)

2013年5月28日、乾徳山の旗立岩中央岩稜のクライミングに行ってきました。メンバーは、N嶋さん、K田さん、M浦さん、H坂さん、K林さん、そしてI島の6人です。
 塩山駅に集合し、車で徳和牧場に移動し、さらに山道を進んで、適当なところで駐車。去年は牧場の駐車場からのアプローチだったので、幾分とも時間が稼げました。中央稜の下部に到着、クライミングの準備をして、N嶋さんがリードで、彼女に続くクライマーの間をロープで繋ぎ、登攀開始。やはりこのルートの核心はこの第1ピッチでしょうね。M浦さんもそのようおっしゃっていました。スタート時にはキロがかかったりで、結構涼しいくらいの天候でしたが、登り始めると日も射すようになり、見晴らしがきくようになりました。

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2ピッチ目はちょっと短めに刻み、3ピッチ目はそこそこの長さで。4ピッチ目もそれほど長くはない。一般路の手前に出る手前も短いが用心のためにロープを使用。5ピッチになったが、マルチピッチのロープワークの良い練習になった。それぞれのピッチをもう少し長めにすれば、3ピッチで十分登れるでしょうね。それぞれのピッチともに、手がかりがあり、爽快に登れる。リードは怖いでしょうが、あとに続く私たちはそれなりの高度感を楽しみ、まだ新緑を残す(いやまだ新緑もついていない木々もありましたが)、2000メートル近い場所から遠方の山々の眺望を堪能したクライミングになりました。結構浮き石があり、そういう意味での注意は必要です。

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最後は、一般道から左にトラバースして、頂上直下の20メートルほどの壁にトライしました。ここは2班に分かれ、左の難しそうなルートはH坂さん、K林さん、M浦さん、右の幾分とも登りやすそうなるルートをN嶋さん、K田さん、I島でトライ。左ルートをリードしたH坂さんはスラブ状の難しいルートを選んでしまい、下から見ていても怖そうでしたが、カムで支点を作り、旨くリッジを捕らえて昇っておりました。敬服の至り。K林さんも緊張しながら昇っておりましたね。私たちのルートは最後の頂上にぬけるところのクラックが幾分とも、あれ!でしたが、日和田の南面中央ルートの最後の部分のような感じで抜けました。
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今回は去年と違って幾分とも余裕をもって登れたように思います。そのためか本当に登ることを楽しめました。いやあ、アルパインクライミング、嵌まりますね。皆さん、楽しいクライミングをありがとうございました。

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