脱線電車に乗ってました。(H鎌)
9月17日の中央線相模湖駅での脱線事故で、私は脱線した電車に乗り合わせておりました。
前日、休日出勤したので、この日は代休でした。終わりが夜遅かったので山へ行く気はなく、朝はゆっくり起きました。しかし、台風一過の抜けるような晴天に誘われ、軽く大月近辺の低山を散歩するつもりで、高尾から下り電車に乗り込んだのでした。
脱線したのは最後尾で、私はその2両前に乗っていました。ちょっと変な止まり方をしたかな、という程度で、大きな異常は感じませんでした。
乗務員から、ホームと接触して脱線した、というアナウンスがあった後、しばらくしてドアが開き、乗客全員が降ろされました。
早速、事故車両の前に駆けつけると、写真のような様子でした。
最初はその場でしげしげと眺めていましたが、上りホームの方がもっと車両の様子が見えると気付いて移動しました。
間もなく、上り電車が隣の藤野を出発したとアナウンスがあったので、高尾に引き返すことにしました。脱線では間違いなく復旧には手間取ります。ぼやぼやしていると、折り返しの上り電車もなくなって身動きが取れなくなります。
この選択は大正解で、結局、電車が動き出したのは5~6時間後でした。その間はバスの代行輸送がありましたが、高尾~相模湖間は大垂水峠があって非常に遠いので、バスでは大変です。電車でもたったひと駅ですが8分くらいかかるはずです。
自宅に戻りましたが、あまりの好天に諦めきれず、駅に引き返しました。結局、駅前からバスに乗り、小仏峠から高尾山を回って、歩いて自宅まで戻りました。
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