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August 26, 2014

海沢うなさわ上部(S藤)

H26.8.23 海沢上部(奥多摩)沢登り講習会の様子をご報告致します。

入渓準備と自己紹介タイム 本日は7名で遡行します。
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入渓してすぐの三ツ釜の滝
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大滝(20m)
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ズンズン進みます!
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不動滝(10m)右岸を高巻き1ピッチ懸垂下降します。
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懸垂中ですが「B場さ~ん」と呼んで1枚頂きました。
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先程の懸垂下降、下からはこんな感じです。
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核心その1 枠木大滝(上段4m下段8m)ここも右岸を高巻きます。M浦リーダーは簡単そうに登ってますが、足元が崩れやすくとても緊張しました。
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上がってから「松ノ木ハング」みたいな岩をトラバース。ロープワークの勉強になります。
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核心その2 本日のフィナーレ 奥ノ大滝(8m、Ⅳ+)登攀ラインやスタンスの確認、皆さんカッコいい!
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写真11 この滝を登るのを楽しみにしていたO石さん、果敢に攻めます!
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写真12 奥ノ大滝を越えたところで遡行終了。
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写真13 沢沿いの海沢探勝路を帰りました。
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海沢園地(入渓点)10:15    遡行終了15:00  海沢園地16:00
素晴らしい滝が多く、見ごたえがありました。ただし大きな滝は直登できず巻く事がほとんどでしたので、登りたい人にはムズムズ感が生じたかもしれません。その分、M浦リーダーに多彩なロープワークを披露して頂き、大変勉強になりました。一緒に遡行して頂いた皆さん、ありがとうございました。 

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August 21, 2014

カナダ生活パート3( I 島)

Timtamの皆様ご無沙汰しております。

こちらは晴天が続いているのですが、日差しは強いものの、気温は二十数度です。朝晩は相変わらず十数度です。クーラーが入っていないのですが、そういうものは必要ありません。寝苦しいということがないのです。うふふ。松本分校長のところよりも涼しいかも。そういえば、アパートの前はダケカンバの並木です。たまにナナカマドの木を見るのですが、もう実の方は赤くなっていますね。夏と秋が同居しているような感じですね。

さて、クライミングのその後ですが、最初の週は2回、翌週3回、翌々週4回とエスカレートしてしまいました。ボルダリングをやっていましたが、実は行き始めから、ジムに白髪の小さなおじさんがいて、中国系か日系かなと思っていました。いつか声をかけようと思っていたのですが、なんと向こうから英語で声をかけられ、自己紹介の後に日本人かと聴かれたので、そうですと答えました(笑い)。その後は日本語でお話しして、こちらに15年住んでいるOさんということがわかりました。ご家族とご一緒に、なんと大学に近くに家をお持ちとうことでした。年代的にはちょうど還暦だそうです。イレブン、トェルブをどんどん登れる人で、聞いたところ、大学時代に山岳部に入っていたそうです。いろいろ山の話をしました。知り合ったその日に、彼のフェイスブックのアドレスを教えてもらい、陶芸作品を見せてもらいました。陶芸作家さんだったんですね。そういうご縁で、その後もクライミングジムでのトップロープでお付き合いいただくようになりました。こちらはようやく、10abあたりをトライしているというレベルなので、技術的には問題になりませんが、丁寧にいろいろ教えてもらっています。ただ、ちょっと登りすぎて指を痛めてしまいました。今は軽めにやっています。帰国までには10a,bレベルを安定的に登れると良いな、と思っています。
 

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彼によると、カナダの本土のスクワミッシュにはとても良いサイトがあるそうです。本を紹介されたので買いました。凄い!の一言です。帰国したら集会に持参しますので、見てください。確かに、クライマーにはこたえられないかもしれませんね。来年の夏に行こう!と誘われています。行けるかな?来年、timtamの皆さんと行けるとよいなと考えています。近くには街もあり、家を借り切って、一週間ほどクライミング、バーベキュー三昧!なんていうことも可能です。こちらも詳細は帰ってからですね。
 

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そうそう、最近は彼の家に数回招待されて、広々した家の2階のベランで美味しい料理や、ビールとワインをいただいたりしています。森に囲まれた静かな佇まいでした。遠くには雪を頂いた、山々も見ることができます。実はヴィクトリアにも登れる岩場がある!と教えてもらいました。何と、その数日後には行って来ました。MECというアウトドアショップで本を売っていました。ダウンタウンから30分ほどで、小さなサイトでした。海沿いの美しい岩場です。バスと徒歩で行けます。詳細は帰国してからということで。

では。

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August 20, 2014

浅間山・火口と火口底(S藤)

2014年7月12日
浅間山は群馬と長野の県境に位置する2568mの活火山です。


浅間山荘(1460m)から出発。ニホンカモシカが度々現れ、優雅に道案内をしてくれました。
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ようやく浅間山が見えてきました。一番高く見える部分は第二外輪山の前掛山(2524m)。その奥に釜山(火口)があります。
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◆2010年 噴火警戒レベルは1(平常)に引き下げられ、火口から500m離れた前掛山までの登山が可能となりました。◆火口と前掛山の分岐(2470m)には、火口への立ち入り禁止告示板と侵入防止の綱が張ってあります。◆分岐から火口まで踏み跡があります。火口に向かって追い風(北西の風)が吹いていて登山者が火山ガスに晒されない場合、自己責任で火口に行く登山者は少なくありません。実際、この日も全体の2~3割の登山者が火口へ登っていました。分岐からの所要時間は往復で30~40分程です。

火口周辺 火口底の標高は2338m、スカイラインは2568m。火口底の深さは200m以上あります。
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◆火口底はマグマがせり上がってくると浅くなり、爆発を起こすと表面が吹き飛んで深くなります。浅間山は105年前、日本で最初に定常観測が始まった火山です。浅間山の火口底は過去100年間で300mも上下に変動しています。

火口底の噴出口 直径20~30mといったところでしょうか。噴火のイメージと足元があまり安定してないのとで、熱~く感じます。
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第一外輪山である黒斑山(くろふやま 2404m)を眺めながら下山します。
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◆日本百名山である浅間山は活火山であるため、黒斑に登頂して「浅間山登頂」とされる人もいるそうです。◆現在の浅間山は、黒斑火山が2万年前に噴火・崩壊して平地となった所に、再び噴火を繰り返して隆起した山です。正面に見える黒斑山は崩壊せずに残った裾野部分です。崩壊前の黒斑山は富士山のような独立峰で標高は2800m以上と言われています。◆明治以来、数十回の大爆発が記録されています。近年では1973年の活動が主で、その後沈静しています。1973年の噴火では火口底にマグマのせり上がりが見られ、爆発前に有感の群発地震がありました。火山研究者達は、噴火を予知する上で火口底の変化や地震の増加が指標になると考えました。◆しかし、1982年にマグマのせり上がりや群発地震が見られないのに噴火が起こりました。この時の噴火は水蒸気爆発といわれるもので、マグマから分離した多量の火山ガスが高温の物質(500~600℃)や水蒸気などを吹き上げ、火砕流も見られました。◆火口底の変化や地震の増加が観測されなくとも噴火は起こる事が分かりました。1973年以降はマグマのせり上がりは見られておらず小規模噴火のみで、これが「沈静」の根拠。概ね10年以内の間隔で噴火が観測されており、最近の噴火は2003年、2008年、2009年。
◆まとめ
・小規模噴火は前触れなく起こる可能性があり、予知は難しい。
・概ね10年以内の間隔で噴火が起こっており、最後の噴火から5年経過している。

秋の浅間山(2012年10月、黒斑山「赤ゾレの頭」から撮影)
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August 15, 2014

八ヶ岳・赤岳天狗尾根(M浦)

2014年8月13日~8月14日、13日晴れのち曇り、14日曇りのち雨
13日:中央線小淵沢駅からタクシーで美しの森へ、8月10日の台風の後のため、地獄谷は涸れ沢でなくて豊に水が流れていました。今回は4度も靴を脱いでの渡渉になりました。それでも3時間ほどで出合小屋に到着しました。出合小屋は北杜市の高根山岳会が管理してくれている避難小屋です。他にパーティがいなかったので、ツエルト泊を止めて避難小屋泊にしました。
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今回は小さな刃渡り10cmの非常用のノコギリと、メタや新聞紙といった焚き付けなしで火をつけるのに挑戦しました。
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どうです。りっぱな火になったでしょう。
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14日:赤岳沢を100mほど遡った右岸に取りつき(目印の赤テープ有)から天狗尾根をとらえました。尾根の上まで消えそうで消えない踏み跡がついていました。そして、尾根の上はりっぱな踏み跡がありました。
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尾根上を行くこと3時間で森林限界を抜けました。現れたのは蟹の鋏岩で、踏み跡に従って巻いて通過しました。
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次に小天狗の岩峰が現れるころに雨が降り出しました。小天狗の岩峰はロープを出して、右側から超えました(Ⅱ~Ⅲ級でピンなし)。続いて大天狗の岩峰です。大天狗も右端から超えました(Ⅳ級ですが濡れていたのでⅤ級、取りつきにピン2つ、途中にピン2つ、終了点にピン3つ)。大天狗の上でビレーしていたら体がどんどん冷えてきました。夏の森林限界上の雨対策としては新しい雨具上下とセーター1枚が必要と改めて再認識しました。あと、毛糸手袋があると良いです。余談ですが、毛糸手袋は就寝時にちょっと寒くなったら手にはめるとタオルケット1枚追加した程度に暖かく出来るので私は夏も持って歩いています。・・・大天狗の頭からは懸垂下降20mです(ピン4本と残置ロープ&残置カラビナ有、さらにカラビナ一つ寄付してきました。写真のオレンジの人のいる所が懸垂の終了点です。)
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大天狗を超えて明瞭な踏み跡をたどること30分でキレット小屋から赤岳に至る登山道に出ます。登山道を赤岳方面に行き、真教寺尾根から美しの森に下山しました。

追伸:真教寺尾根~赤岳のコースを登る人は少ないですが、上部は200mも鎖場が続いて岩稜好きの方だったら面白い登山になります。美しの森からだと距離が長いので、スキー場からリフトを使って賽の河原まで登ってしまうのが良いです。

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August 08, 2014

西丹沢・箱根屋沢(M浦)

2014年8月2日に西丹沢の箱根屋沢に行ってきました。
中川温泉から西丹沢方面にバス道を歩き、割沢橋の次の箱根橋が入渓点です。入渓してすぐに堰堤があり、これを右から超えて、50メートルほど行くとそこからは滝が連続します。以下ロープを出す滝の写真です。

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1つめ目の滝は支点ンが見当たらないので右から巻いて登って、上からロープを投げて登りました。Ⅳ級程度です。

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2つ目の滝は左から、クラ―マーの足元に残地支点が2つあります。下の方は簡単ですが、上は水流側にホールドがあるので、意外とてこづります。

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3つ目の滝は左から登るのですが、下の方はツルツルで登りにくく、それをきらうと、上にある支点まで5メートルほどのトラバースになります。上には残地スリングが2つ垂れていて、簡単そうに見えました。でも、下のツルツルとその上のトラバースが悪い感じだったので、右から巻いて上に出ました。この滝のすぐ上が核心の人口登攀の滝になります。

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人口登攀の滝は水流の右からクラックぞいに斜め左に登って行きます。一番下にハーケンが一つ打ち足されて、チョンボ器を使わなくても一つ目の支点に手が届くようになっていました。

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支点の間隔もせまくて、簡単に高度をかせぎます。

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滝の落ち口に向かって登って行きます。

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昨年は滝の落ち口の所で支点がなくなりフリーで登っていたのですが、写真の左足の上にハーケンが一つ打ち足されていて、それを見つければ簡単な状態になっていました。

人口登攀の滝の上にもう一つ、リングボルト2つある小さな人口登攀の滝がありますが、今回はパス。人口登攀の滝を登った所から左岸を右へ右へと水平にトラバースして、箱根屋沢左岸尾根を捕え、尾根についたしっかりした踏み跡をだどりバス道路まで下りました。

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