奥多摩・岳嶺岩 救助訓練 2014 秋(S藤)
2014.11.16 岳嶺岩での救助訓練に参加しました。
最初にM浦講師から概要の説明です。本日はエイト環やATC等の器具を用いずに「HMSカラビナにハーフマストヒッチのみで懸垂下降やビレイ」という実践的な条件付きで練習を行ないます。
M浦講師のアブミでの人工登攀のデモンストレーション。
アブミ登攀の練習。自主トレ参加のK田さんとK之上さん。わずかな時間で上まで登ってしまいます。
M浦講師曰く「ロープを扱う人は登り返し(自己脱出)できなければいけません」。S田さん、とても上手でした。
懸垂救助の場面。仮固定を行なわってから救出した方が良い場面(両手が使える)とそうでない場面(2人分の体重で仮固定が解除が大変になることを防げる)があります。
班に分かれて懸垂救助の練習です。patag●niaのサイトにある写真みたいですね。
ロープで吊られたまま救助を待つ私。上から助けに来てくれたI島さん。大きな背中にホットします。
救助者が2名以上いる場合、懸垂救助のビレー器等のセット方法は3枚上と同じです(同じ方法に統一)。別のロープで上から負傷者をロワーダウンさせて、負担軽減と更なる安全を追加します。
真剣な訓練の合間のホッコリする一場面。本日のベストショット。
参加者の声)
◇以前よりロープワークについてマニュアル本で学習していたが、色々な方式、手順がある事が分かった。実際に体験してないとマニュアル本通りにも行えないと感じた。
◇インターネット等でハーフマストについて確認はしていた。今回の講習会が一番分かりやすく感じた。ロープワークにはコツがある事が分かった。
◇救助訓練であるが救助される側にもなるので、要救助者の気持ちを考えたり、どう振舞うと良いのか等の勉強になった。
◇M浦講師の言われている「歩く以外の基本技術は使わない場合が多いです。でも、それらを知ることで視野は大きく広がります」に共感している。実際にどこまで救助できるか分からないが、訓練している事で心に余裕を持って山行に臨める。
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