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November 20, 2014

奥多摩・岳嶺岩 救助訓練 2014 秋(S藤)

2014.11.16 岳嶺岩での救助訓練に参加しました。

最初にM浦講師から概要の説明です。本日はエイト環やATC等の器具を用いずに「HMSカラビナにハーフマストヒッチのみで懸垂下降やビレイ」という実践的な条件付きで練習を行ないます。
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M浦講師のアブミでの人工登攀のデモンストレーション。
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アブミ登攀の練習。自主トレ参加のK田さんとK之上さん。わずかな時間で上まで登ってしまいます。
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M浦講師曰く「ロープを扱う人は登り返し(自己脱出)できなければいけません」。S田さん、とても上手でした。
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懸垂救助の場面。仮固定を行なわってから救出した方が良い場面(両手が使える)とそうでない場面(2人分の体重で仮固定が解除が大変になることを防げる)があります。
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班に分かれて懸垂救助の練習です。patag●niaのサイトにある写真みたいですね。
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ロープで吊られたまま救助を待つ私。上から助けに来てくれたI島さん。大きな背中にホットします。
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救助者が2名以上いる場合、懸垂救助のビレー器等のセット方法は3枚上と同じです(同じ方法に統一)。別のロープで上から負傷者をロワーダウンさせて、負担軽減と更なる安全を追加します。
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真剣な訓練の合間のホッコリする一場面。本日のベストショット。
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参加者の声)
 
◇以前よりロープワークについてマニュアル本で学習していたが、色々な方式、手順がある事が分かった。実際に体験してないとマニュアル本通りにも行えないと感じた。
◇インターネット等でハーフマストについて確認はしていた。今回の講習会が一番分かりやすく感じた。ロープワークにはコツがある事が分かった。
◇救助訓練であるが救助される側にもなるので、要救助者の気持ちを考えたり、どう振舞うと良いのか等の勉強になった。
◇M浦講師の言われている「歩く以外の基本技術は使わない場合が多いです。でも、それらを知ることで視野は大きく広がります」に共感している。実際にどこまで救助できるか分からないが、訓練している事で心に余裕を持って山行に臨める。

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November 12, 2014

奥多摩・天王岩(K澤)

参加しました~ 「天王岩」の講習会!!

岩質:チャート 傾斜:90~110° ルート:46本 場所:東京都あきる野市養沢(日本100岩場より)

武蔵五日市駅到着。かなりヤバイ曇り空。雨が降らないのを祈り、養沢行バスに乗車・・・GO!途中の落合橋バス停からマイカー組と合流。
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曽利郷橋(そりごうばし)下車。さっそく上の岩場で準備開始。
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コーナークラック(5.7)と、蝉時雨(5.10b)右隣5.7ぐらいの無名ルートでアップし、クラックジョイ(5.9)にトライ。
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岸壁クラックジョイ(☆☆☆ルート 5.9)を登るクライマー。
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ここからが核心。クライマーB場さん完登!クライマーT屋さん完登!「さすが」です。  
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昼前から雨・・・・残念!
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雨には勝てず撤収!岩場の裏山を偵察し、11:53のバスで武蔵五日市駅へ・・・
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November 06, 2014

茨城県竜ケ崎・BEYUL WALL‘ベユール ウォール’(M浦)

◆ベユールはドイツ語、桃源郷の意味があります。名前のごとく、道路から見えない小さなおしゃれな、クライジムです。◆ロープクライミングとボルダリングと世界規格120度ボルダーの3つの部屋で構成されています。◆ロープクライミングの部屋は建物本体が木造でできていてやさしい木の香りに満ちています。◆ジムの隣はオーナー経営の「とんかつ磯」です。◆竜ヶ崎線入地(いれじ)駅改(単線無人、癒し系の駅です)から徒歩5分です。地図は「竜ケ崎 とんかつ磯」で検索して下さい。◆駐車場は3台分あります。

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リードの部屋の入ってすぐ左上の壁

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入って左下の壁、左下の赤いホールドは流山のガンバウォール(日本で2番目、東日本では初めて出来たクライミングジムで今はもうない)にあったナンバールートのスタートホールドが移設されている。

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入って正面の壁、中央の黒いマットは流山のガンバウォールにあったものだ。

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入って右の壁の上、右側にテラスがあってマントルと返す課題がある。また、このテラスを利用すればリードアンドフォローのロープワークや救助のロープワークの練習が出来る。

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入って右の壁の下

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Tim&Qオリジナルルートその2 マルチピッチ研修

Tim&Qオリジナルルートその2は、登山道のすぐ近くから取り付き、スポーツクライミングルート6ピッチ、アルパインクライミング2ピッチ(ルンゼ1、リッジ1)、懸垂下降2回で最高到達点に至り、沢を下降(懸垂下降3回、ほぼ濡れない)して登山道に戻るルートです。最高ピッチグレードはⅣ級+くらいでやさしいですが、ものすごく変化に富んでいて面白いルートです。

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スポーツクライミングルート(ハンガーボルトのルート)を取り付きから見上た所です。

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アルパインルート2ピッチ目、アルパインルート全体にハーケンが1本と手打ちのボルト2本しかありません。他は岩の出っ張りや灌木にランニングビレーをセットしながら登ります。

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やさしいけれどランナアウトするので、緊張します。

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ルートの途中から景色を見ると不思議にそれが良く見えます。

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岩稜帯の真ん中に25mの懸垂下降があります。念のため捨て縄で支点を補強し、50mロープ2本を使って下ります。懸垂下降は合計5回行います。

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帰り道に登ったルートを見上げます。本ルートは岩塔の頂点からピークを3つ連ねて続いています。登山道を出て登山道に戻るまで7時間弱です。

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