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March 30, 2015

湯河原町周辺の山バリエーションハイキング(I 島)

おーまいごっど (おー、神様)

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 1月25日 井上ガイド企画の湯河原町周辺の山ハイキングに行ってきました。城山〜662.6m〜しとどの窟〜自艦水〜686m〜南郷山〜五郎神社というルートです。

 朝8時35分に湯河原駅集合、タクシーにて城山までとの計画で駅のタクシー運転手に聞くと、3000円以上とのことでした。ウッソー!!駅の裏から登る舗装路を知らないのか、運転手は石がゴロゴロした道と何か勘違いした様子。バスは9時35分まで出ないので、歩いて行くことに。住宅街の急な坂を登る。早春の優しく温かい日差しにつつまれて、民家の庭先の水仙の花や早咲きの菜の花を楽しむ。空はあくまで青し。1時間少々歩いて城山の頂上へ。そこからは西に伸びる登山道を少し進み、途中の広場で遊歩道のような道を離れて662.6mの頂へ。頂からの下りはバリエーションでほとんど踏み跡がない。しかも冬枯れの潅木の枝やら棘のある木の枝にからまれた。目的地のトンネル上まで進む。ここから右に(北方向に)降りるとトンネルの出口の弘法大師が祀られた広場に降りた。ここから「しとどの窟」へと石の灯篭や石仏の並ぶ道を下りていくと、窟に着いた。

 窟からは沢沿いの山道を新崎川まで降りる。そこからは幕山を巻くように大石ケ平まで林道歩き。大石ヶ平からは幕山方面に進み自鑑水を尋ねる。とても飲料にはなりそうもない池であった。ここからバリエーションで、井上さん待望の藪漕ぎ場所である686mの頂を目指す。自艦水からの登りは檜の植林地帯のゆるい登りで、少し笹薮があるものの大したことはない。ところが頂上らしきものが見えたところから急にハコネダケ(?)という背の高い竹やぶに突入した。急斜面に加え、前方が見えない。頂上に着けば視界が開け(井上さんのお話ではそのようになっていると・・・・)、安堵できると思っていたが、頂上に着いたように思えたところも鬱蒼とした竹藪である。井上さんとI 藤さんはゴーグルにヘルメットという完全装備で前進。I島はちょっとナメてかかっていて、ヘルメットおよびゴーグルなし。そこで二人についていく。頂上でしばし方向を失い(磁石がどうも北をささず、左右に揺れているとの井上さんの報告)、四方を濃密なタケに囲まれそのありようが凄まじく、進行方向がわからなくなった。やばい。ここから脱出できないのではという不安がよぎる。

 焦る。そこで、最終手段の神の声(iPhone搭載のナビゲーションソフトField Access)をI島が開き、方向を確認。ほぼ頂上にいることがわかった。そして進むべきは北。しかし、井上さんとI藤さんの地図に登山路の印がないようで、I島の指示に疑心暗鬼であった。だが、I島がたまたま近くにあった木に登り北方向を見ると、手前から少々下って、目の前の小山との鞍部がありそうに見えた。そこは日が当たっていて、少し開けている。そこに登山路があるように思われた。そこで「とにかく前進してください!!」と大声をかけて進んでもらった。I島がやや遅れて二人の後を追ってしばらく進むと、「道がある!」とI藤さんが声を上げた。いやあ、一安心。地図で今来た藪を確認していたら、二人の地図とI島の地図が少々異なっていることがわかった。I島所有の地図は最新の国土地理院の地図プリを印刷したものであった。またiPhone搭載のField Accessも同様にその分岐のルートが記載されていた。この時I島は、バリエーション山行では、出かける前に全員の地図でルートの記載の有無を確認しておくことがいかに重要か、そしてコンパスが働かないときのGPS機能の重要性を思い知らされたのであった。皆さん、地図読みに行くときには、山に入る前に地図のバージョンを確認しましょう。またどのルートを攻めるのかについて確認するようにしましょう。

 今回のように、背の丈が高くて密集している藪を狙うときには、とくに方向感覚をつかむことがいかに難しいいか身にしみた。今から思う200mもない程度の藪漕ぎだと思われるが、視界の悪い状況では本当に脱出できるのかどうか不安になること、間違わないルートを探すことが極めて難しいことを思い知らされた。本当にためになった山行であった。低山の藪漕ぎ、侮れず。帰りの五郎神社からのバスに乗ったのは5時半過ぎであった。(記I島)

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