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April 29, 2015

「星穴岳2015」  S藤

2015.4.28 表妙義の西端にそびえる星穴岳行の様子をご報告します。写真やや多め‥スミマセ~ン。

メンバー)M浦さん、O川さん、A山さん、S藤

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星穴岳全景

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まずは西岳(星穴岳の東隣り)へズンズン登ります。

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ズンズン行ったら怖そうなトラバースに!
みんな滑らか~に行っちゃった。最後の私、ビビッてました。

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ハーネスつけて、アンザイレンして‥。

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稜線から裏妙義・浅間山を眺めるO川さん。

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西岳から2回懸垂で降ります。A山さん、かっこよくサ~っと降りて行かれました。

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そんなに怖くないトラバース。

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ほっこりタイム。しかし、話題はネパール地震でのヒマラヤの雪崩などなど‥。
山の話題は尽きません。

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星穴岳の稜線へ。O川さんに肩がらみで確保して頂きました。

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星穴岳山頂へ。

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山頂へ上がるO川さん。楽しそうな様子がヒシヒシと伝わってきました。

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山頂から少し戻って、ここからハイライトの長い懸垂下降を2回。

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1発目(?)は空中懸垂。「A山さ~ん、どんな眺めですか~?」 

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2発目の前に下降支点を補強。

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50m懸垂、只今下降中‥。

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2発目の懸垂下降、下から見るとこんな感じです。

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M浦さんとむすび穴の前で。

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額縁の奥に白雲山。

O川さん、A山さんは空中懸垂を含め、長い懸垂下降が印象的と話されていました。

私は個人的な研修として「アンザイレンでの岩稜コースの通過」と
「懸垂支点の確認や補強」を意識していました。

参加して下さったO川さん、A山さん、そしてM浦リーダー、
ありがとうございました。

コースタイム
中之嶽神社駐車場(登山開始)9:00 西岳10:00 星穴岳山頂12:20 
射抜き穴13:00 むすび穴14:20 中之岳神社駐車場15:15

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April 21, 2015

七沢山東尾根から鍋嵐山(Ino)

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七沢山東尾根から鍋嵐山 山行報告 (写真=S水)

日 時:平成27年4月5日(日)
参加者:I島、S水、I藤、Y井、I上(L)
天 候:曇り時々雨

 1時間に1本しかない本厚木駅発7:50のバスに乗り遅れる事態を避けるため、集合時間を急遽繰り上げての集合となった。本厚木駅はいつもの新松田に比べぐっと近いな。自宅を出る時に激しく降っていた雨もひとまず止み、雨に濡れた山里の風景に桜と桃の花が映える車窓の景色が美しい。煤ケ谷BSからは林道を弥太郎川に沿って南へ約30分、鳥屋待沢にかかる橋を渡って「清川宝の山」と書かれた石柱が立つ尾根の突端に到着する。

 ここで身支度を整えて尾根に取り付く。時刻は9時。登り出しの斜面は急だが、ジグザグの仕事道がしっかりついており、それ程苦労することなく高度を上げる。360mのコブを通過した後は斜面の急登となり、汗だくのアルバイトを強いられる。気温は比較的温かく、先週の檜岳の寒さに懲りて一杯持ってきた防寒着はすべてザックの中だ。512m点で休憩するうちに雨は本降りとなりレインコートを羽織る。ここからの道は緩やかな傾斜の自然林となり、ブナやモミの大木が霧の中に浮かぶ幻想的な山歩きである。777m点からも周囲の山々の展望は全くないが、大山三峰の主稜線と思しき山影がかすんで見える。いったん下がったコルからの登り返しが今日の一つ目の核心部である。か細いやせ尾根やロープの下がる岩稜を手と足を使って登る険路である。登山道が雪や氷に覆われた冬季のここの通過は一層スリリングとなろう。もっとも、無雪期といえども余り気を抜くと断崖を真っ逆さまの事故になりかねない。1時間弱の登りで七沢山に到着。

 ここで、道は南からの不動尻からの主稜と合わさり、大山三峰山を目指す。一般道ながら、随所にハシゴや鎖が設置されたやせ尾根の上下が続く。三角点のある大山三峰山頂に13時前に到着。展望はゼロである。山頂を出ても相変わらず痩せた比較的険しい尾根が続くが、やがて道は穏やかとなり、煤ケ谷分岐を経てしばらく行くと急な木段の下りで物見峠に着く。途中、鳥屋待沢と不動沢の間、そして不動沢と水の尻沢の間に2本の尾根が煤ケ谷方面に下っている。両ルートとも次回の選択肢だが、夏場はヒルが多く避けたほうが賢明とのうわさ。物見峠からいったん登り返すと、「辺室山・土山峠」を指す標識あり。ここから西方に今日の第2のハイライトである鍋嵐山への尾根が延びている。鍋嵐山頂へは水平距離で約1km、地図で見る限りそれ程激しいアップダウンもなく一見単調な道に見える。時刻は丁度14時だ。鍋嵐山へ往復すると日没には間に合わなくなる恐れもあるが、このまま素通りするのも口惜しい。途中まで様子を見に行き、行けそうなら突っ込んでしまおう。どこまで行けるか分からないが、1時間行った所で戻ればここが16時。これなら十分ヘッドランプなしでバス停に下れる。

 S水氏を先頭に鍋嵐への道に入る。崩壊しかけた路肩すれすれの道や樹の根や地面の岩を掴んだりのヤセ尾根の急登などが続き、日没を気にして気が急く中、絶対事故を起こしてはならぬと気を引き締める。西へ向かう道は740m点手前で一旦南から北へ向かい740m点に達する。ここが読図のポイントの一つで、道なりにこのまま真っ直ぐ北へ進むと沢へ降りてしまう。ここを左へ折れ再び西へ向かうと、歩き始めて30分弱で、意外にもあっさり719m点に到達。この調子なら目的の山頂まで行きつけるかも知れぬ、もう少し先へ行ってみよう。719m点でも北に向かう尾根にはまり込まないよう少し分かりにくいが西へ向かう尾根の入り口を見落とさないこと。ここから尾根はゆるゆると単調に真西に進む。両側の切れ落ちたやせ尾根の真ん中を大木が塞ぐいやらしい個所も2か所あるが、全体として確保が必要な個所はない。750m点で、「ここから戻ろう」との提案もあったがここを少し下って、あと50~60mも登れば目的地に着くはずだ。リーダーの判断で「GO!」に。間もなく、古びた木板に「ナベワラシ」と手書きで書かれた山名標識のかかった鍋嵐山頂到着。時刻は丁度15時。頂上から南北へはうす暗い木々に覆われた心細い尾根が延びている。次回催行時はこの表裏ポピュラールートを完走することとしよう!記念写真を撮り5分ほど休憩ののち、もと来た道を戻る。出発して2時間後には、先ほどの分岐に戻る。

 辺室山経由で下ることとする。穏やかだがだだっ広い尾根は、時々ルートを外しそうにもなるが、さすが正規の登山道、木段がしっかり設らえられ少しもたついても大きく迷う心配はない。小ピークを2つ越え、3つ目のピークが辺室山山頂。展望はないが、哀愁の霧が辺りを包み情趣ある静かな山頂である。辺室山から40分、急なジグザグの下りにかかると宮ケ瀬湖の末端が見え始め、土山峠には17時30分に到着。ビールの売店がないかと皆で探したが見渡す限り店など何もなし。暮れなずむ湖にかかる橋が照明に映え、雨に濡れた地面に桜がはらはらと散る様がしっとりと美しい。30分待って1時間に1本の17時56分のバスに乗るが乗客は我々だけだ。バスにもビールの車内販売はない!暖房は決して十分とはいえないが、冷え切った体が幾分温まりうとうとと眠りに誘われる。本厚木駅前の「餃子の王将」で打上げ会。皆は、やがて温まった体で電車車中の人となったのでした。

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April 11, 2015

自転車バスケットネット流用/ヘルメットホルダ-(かげろう)

ヘルメットがザック内に入らない場合のヘルメットホルダーを作ってみました
Aminasi_2

防護用に洗濯ネットを活用します
Kannsei_2

ネットはひゃっきんで購入 普通サイズ(やや大型のLサイズもあります) 重さ70g 25-40cm角対応品 色は他に青や黒もあるようです
70g

固定フックと引っかけフックがそれぞれ2個ずつ付いてます 引っかけフックはペンチですぼめて外れにくいようにしました
Fukku2

雨フタに装着してみました ヘルメット内部に行動食・ゴ-グル・サングラス等入れる際は 洗濯ネットを活用すると便利かもしれません
Herunasi

丸環や固定フックは別売りで購入できますので 取り付けの工夫が必要なとき補助になります
Rinngu

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April 06, 2015

2015年3月 日和田山岩登り練習会 S藤

Jam!(上州で オールラウンドクライマーを 目指そう!)  岩登り練習会

Jam!は登山教室ネットワーク岩野木加盟の小さな山の会です。

2015年3月 日和田山での岩登り練習会(2回目)の様子です。
メンバー) S藤(代表者)、Aさん、Bさん

 JAM!のメンバー(Aさん、Bさん)は、2014年11月に日和田山で初めて外岩でのクライミングを体験しました。普段は平日の夜に、月3~4回の頻度でクライミングジムでの練習を行なっています。ジムでは、グレードを追うよりも5級以下の簡単な課題を①正対で、②ダイアゴナルで、と登り方を変えての練習や、重心の位置を意識したバランスクライミング、トラバース練習などを行なうようにしています。10~20代の方々のようには上達できません。筋力や体調の維持とおしゃべりが主目的です。

 今回は、5.7~5.9のルートをトップロープで登り、現在の自分の登攀力を確かめるとともに、今後の練習目標を各自で確認しました。また、リード&フォローのロープワーク(現在の最大の課題)を習得するべく、男岩南面(左ルート5.6)で「上からロープで確保されてのリード」と「懸垂下降」を練習しました。

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男岩西面バルジ(5.8) Aさん3回目のトライでクリアできました!

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松ノ木ハング(5.9)

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リード練習後に、懸垂下降の練習を行なうBさん。

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April 02, 2015

丹沢・鍋割ウシロ沢尾根から檜岳南東尾根( I 島)

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思いがけずミツマタの花

 3月29日(日)、井上ガイド企画の地図読みに行ってきました。
 参加者はI上さん、I藤さん、Y井さん、そして私の4人。

 寄大橋まで新松田からタクシーで移動。天気予報は雨でしたが、朝は晴れ気味でした。午後3時頃から雨模様とはY井さんの弁。寄沢沿いに一般道を北上し、ウシロ沢を越えたところで762mを目指しました。このあたりは学習林らしく、道がコース名とともに整備されていて、あらら、という感じ。ほぼ北西に伸びる尾根を一般道に合流するまで登りつめました。そこまで登山者とは出会うことはありませんでした。静かな尾根です。

 その後鍋割山荘の近くで休みました。このあたりでだいぶ雲が出てきて、寒くなってきました。雨山峠までは最初は下ります。その後、それほど危険ではありませんが鎖場を数カ所経由して峠に。峠から雨山山頂に向かう途中で雨になりました。優しい雨でした。静かな尾根を檜岳(ひのきだっか)に向かいます。くだりは檜岳から200mほど進んだ南東方向に展開する尾根を狙います。途中、753mのピークを狙っての下降ですが、道が綺麗に整備されていて、なんだか拍子抜けでした。

 753mに近づくと、あれれ、ミツマタの木の群生に出会いました。今を盛りの満開でした。しかも沈丁花の香りを優しくしたような花の香りも漂ってきて、何やら期待していなかったお土産をもらったようで、楽しい山行になりました。そのまま歩き続けると、寄大橋の赤い鉄の構造物が見えてきました。もう山行の終わりが近いことがわかります。その橋の少々手前に降り立ちました。そこからは30分ほど歩いてバス停へ。

 午前9時頃から歩き出し、5時少々すぎにバス停に着きました。雨の予報のためか登山者は少なく、しかもしっとりとした雨に打たれ、遠くに霞む山々が水墨画の佇まいを見せてくれ、癒される山行になりました(I 島記)。

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