丹沢・鍋割ウシロ沢尾根から檜岳南東尾根( I 島)
3月29日(日)、井上ガイド企画の地図読みに行ってきました。
参加者はI上さん、I藤さん、Y井さん、そして私の4人。
寄大橋まで新松田からタクシーで移動。天気予報は雨でしたが、朝は晴れ気味でした。午後3時頃から雨模様とはY井さんの弁。寄沢沿いに一般道を北上し、ウシロ沢を越えたところで762mを目指しました。このあたりは学習林らしく、道がコース名とともに整備されていて、あらら、という感じ。ほぼ北西に伸びる尾根を一般道に合流するまで登りつめました。そこまで登山者とは出会うことはありませんでした。静かな尾根です。
その後鍋割山荘の近くで休みました。このあたりでだいぶ雲が出てきて、寒くなってきました。雨山峠までは最初は下ります。その後、それほど危険ではありませんが鎖場を数カ所経由して峠に。峠から雨山山頂に向かう途中で雨になりました。優しい雨でした。静かな尾根を檜岳(ひのきだっか)に向かいます。くだりは檜岳から200mほど進んだ南東方向に展開する尾根を狙います。途中、753mのピークを狙っての下降ですが、道が綺麗に整備されていて、なんだか拍子抜けでした。
753mに近づくと、あれれ、ミツマタの木の群生に出会いました。今を盛りの満開でした。しかも沈丁花の香りを優しくしたような花の香りも漂ってきて、何やら期待していなかったお土産をもらったようで、楽しい山行になりました。そのまま歩き続けると、寄大橋の赤い鉄の構造物が見えてきました。もう山行の終わりが近いことがわかります。その橋の少々手前に降り立ちました。そこからは30分ほど歩いてバス停へ。
午前9時頃から歩き出し、5時少々すぎにバス停に着きました。雨の予報のためか登山者は少なく、しかもしっとりとした雨に打たれ、遠くに霞む山々が水墨画の佇まいを見せてくれ、癒される山行になりました(I 島記)。
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