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March 14, 2017

伊豆城山(M浦、T松)

3月11日(土)伊豆の城山の中央壁の西南カンテと左ルートに行ってきました。

写真①岩場入口 

東京発6:56新幹線こだま633号で三島着7:53 同発8:09伊豆箱根鉄道修善寺行で大仁着8:40、大仁駅から徒歩40分で城山登山口に、さらに徒歩20分で岩場の入り口です。大仁町の案内板があります。案内板で右折して2分で岩場の下の広場に出ます。
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写真②西南カンテ1ピッチ目と2ピッチ目
岩場下の広場に荷物を置いて、岩場の下に沿って左に向かうヤブの中につけられた道を行くこと3分で、岩場の左端にある西南カンテの取り付きに出ます。取り付きで身支度を整え登攀を開始します。写真下の赤ロープのラインが1ピッチ目、クライマーは2ピッチ目を登っています。
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写真③やさしいけれど高度感があるクライミング
2ピッチ目はカンテの角の右側を登ります。Ⅳ級程度でやさしいですが、空に向かって登るみたいです。鹿野川や大仁町を見下ろしながらの登攀です。
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写真④3ピッチ目のトラバース
2ピッチ目の後、樹木の間の緩斜面の踏み跡をたどって(もちろんロープはつけたまま)3ピッチ目の取り付きに行きます。3ピッチ目は15mのトラバースです。
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写真⑤4ピッチ目
トラバースが終わると、中央壁の各ルート終了点の上にある左上に斜上する幅3mほどの大きな凹地に出ます。凹地には固定ロープもあり、歩いて移動できます。凹地を右に行けばエキスカーションやバトルランナーの終了点があります。本日は
ロープをつけたままで凹地を左に10mほど斜上して4ピッチ目の取り付きに向かいます。4ピッチ目は垂直で、右左右と電光形に登ります。
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写真⑥中央壁左ルート取付
4ピッチ目で登攀終了、踏み跡を登って城山登山道に出て、登山道を歩いて下り再び中央壁の下に戻ります。休憩して、西南カンテに向かうヤブの道を30秒進み、中央壁左ルート1ピッチ目向かいます。1ピッチ目はテンアンダークライマーのM浦には難しいのですが、イレブンクライマーのI見さんはガバだらけと言っております。
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写真⑦左ルート2ピッチ目
核心の小ハング越えです。探すとガバがあります。ハング下にはハンガーボルトが打たれています。それ以外は手打ちのボルトが多いです。

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写真⑧

2ピッチ目は長いです。ハングを越えて、しばらくスラブを行きます。古い手打ちのボルトを中間支点に登ります。ランナウトして登って灌木の生えたテラスに出ます。
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写真⑨
テラスにはボルト2本をつないだ既存のビレーポイントがあります。右に手打ちボルト3本で作ったビレーポイントがあるので緑の補助ロープで連結、さらに左下の灌木と青の補助ロープで連結。左端のカラビナとそれにつながる白っぽい補助ロープは、ボルト&手作りハンガー(おそらく10年以上前の物)2本のみを連結して懸垂下降の支点とした痕跡です。

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どんなに強力と思われるボルトでも、ボルトやハーケンはできる限り3本以上連結して、「懸垂下降の支点」や「ビレーポイント」を作るべきだと考えています。この稿を読まれた多くの方が、強力な支点を作ることを登山界に広めることに協力していただきたくお願いいたします。

3ピッチ目のスラブを抜けるとヤブに入り、ヤブを木登りのようにして抜けると西南カンテの3ピッチ目トラバースで抜けた凹地に出ます。

今回は3ピッチ目には行かず2ピッチ目終了点の灌木のあるテラスから懸垂下降で下りました。

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