8/20阿弥陀岳南稜~中央稜下降(O尾)
19日の土曜日、最終のあずさで茅野に、茅野からM氏の車で船山十字路まで行きテント泊しました。船山十字路の駐車場はやや傾斜ぎみ、夜に車が来る、なのでテント場として課題がありました。
20日朝6時発で旭小屋に向かう道には行かないで、八ヶ岳美術館から船山十字路に向かう道をさらにゲートを越えて東に進みますとと阿弥陀岳方面へのりっぱな導標や赤テープがありまして、しっかり踏まれて道になっていました。最近はみなこちらから取付き、旭小屋からのパーティは少ないのだ思われます。
立場山まではハイキングコースのような登山道でした。
尾根の右側には柵があって入れません。きのこ取るなの看板があります。尾根の上とか左側にもきのこは生えています。
立場山に到着、ここまではバリエーションでなくて登山道です。
青薙を通過します。今夏は天気が悪く、本日も視界が少ないです。
ピークをほんとに3つ通過したかわかりませんがP3に到着、P3ピーク直下の岩場(50mⅢ級)はロープを出して登りました。前回あった中間支点がみつかりませんでしたので、げんこつ状に飛び出した岩の突起を利用、終了の支点は灌木にしました。3本のリングボルトで作った終了点は2本が抜けて朽ちていました。灌木があるのにボルトが打ってあったこと自体に問題を感じます。終了点から数メートル、灌木の中にある踏み跡を行くとに高さ7mほどの2ピッチ目(Ⅲ級)があります。尾根の一番高い所を登ると簡単に越せました。<参考>1ピッチ目から岩場を行かずに左に巻き道があります。岩場の下を左にトラバースして急峻なルンゼを登ります。
メンバーは6人なので、待ち時間が発生しました。
花や蝶と過ごせる待ち時間があるのが高山の登攀の良い所です。
P3を過ぎてひとふんばりで阿弥陀岳の山頂に到着しました。
山頂から小小屋尾根方面に20分の小ピークの所に中央稜への導標があります。中央稜はよく踏まれた急斜面の道です。つんのめって転ばないように慎重に下ります。1時間ほで下った所で尾根を左に降りて岩場を巻く所があります。赤テープの標識がありますが見落として尾根を進み、下れない壁にはばまれて戻る人が多いようで、そっちの方が良く踏まれていて間違えやすいです。
踏み跡や赤テープを忠実にたどり、一番最後に広河原沢の堰堤の所で踏み跡を失いました。でも、沢の右岸には堰堤を作った時の林道があるとスマホのGPSに教えられて、探さないですませました。ヤマレコのアプリに先行者のトレースがあると、超便利、でもそれがない場合に備えて、いざという時にだけ使うのががいいと思いました。
| Permalink | 0
Comments