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September 25, 2017

9/24小草平の沢(S田)

勘七ノ沢に入り最初の二俣を右に行くと小草平の沢です。

勘七ノ沢のF1とF2を登ってから、上記の二俣まで戻り、それから小草平の沢に入りました。

勘七ノ沢F2
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戻りのF1の懸垂下降
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小草平の沢に入る。登れる小滝が連連続する楽しい沢です。


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September 23, 2017

中央沿線笹子・平ッ沢(N嶋)

一般には大鹿川を少し遡って平ッ沢を捉えるのですが、我々は林道から直接、平ツ沢出合いに懸垂下降しました。
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平ッ沢は水量多めの沢です。
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登山道が横切るまでは小滝が3つあります。
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登山道を横切り、しばらく河原歩き
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ウォーターウォーキングを楽しんでいると・・・
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いきなり水量多い、大滝にはばまれます。ここは水流の右を登ります。Ⅲ級程度で簡単ですが、残地ハーケンがありませんから浮石に気をつけ慎重に静加重静移動で登ります。
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滝の上で後続をビレー
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次のへつりぎみに越える滝は、安全を守るのが難しいです。中間支点を多めにセットして前後でビレーしながらセカンドとサードに登ってもらいました。ラストはロープの末端で登りますから、リードより大変かも?。
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フィナーレは花崗岩のナメです。
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並行する登山道が沢のすぐ右隣まで来た所で終了しました。

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September 17, 2017

越後・南カドナミ沢(文:M浦 写真:N嶋)

 越後土樽(谷川連峰)の荒沢山から魚野川右岸に向けて3本の沢が流れ込んでいます。北(下流)から荒沢、北カドナミ沢、南カドナミ沢です。どの沢も初級でそれなりに登られているようです。中でも土樽駅から徒歩10分程度、たぶん日本有数の駅から近い沢である南カドナミ沢は、8月下旬から10月初旬の毎週末、天気が良ければいつも2パーティぐらいは入渓している人気度の高い沢です。
<参考>上越土合(谷川連峰)の東黒沢は土合駅から徒歩10分程度でほぼ同じ、ストップウォッチで計らないとどちらが駅から近い沢かは確定出来ません。「日本全国沢だらけ」だから、探せば、もっと近い沢があるかも知れません・・・。

 本年、9月敬老の日3連休、後半2日は台風通過のため雨予報でした。速攻の日帰りプランということで、南カドナミ沢に行って来ました。

 南カドナミ沢入口は藪に隠れて、ひかえ目です。
「ヤブじゃなー・・・」

と筆者はつぶやいていました。結局、荒沢山への踏み跡程度の登路を5分程行き、それが尾根を登り始める直前で、沢に一番近い所から入渓して、わずかですが、藪を回避しました。
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 すこし行くと滝の連続、登れる滝、登れなくて巻く滝と様々に出てきます。滝の巻きはよく踏まれています。

 一番はじめの滝はびしょびしょになる滑るとこ!。

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 次は左壁を登りました。

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 左の水流沿いを登りました。
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 左の壁を藪がらみ(藪に沿って)登りました。
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 「名渓62選」というガイドブックによれば、この滝を登ると沢の登攀グレードがⅡ級上になるとのことです。むしろ、総合力が必要なことを考えれば沢全体のグレードを2級上とした方が良でしょう。右端から登り黒い岩の層を左に水流までトラバース(大股で静加重静移動)、水流右を水流の中のチョックストーンを手がかりに一歩上がるまでが核心です。クライミングジムのボルダリングのグレードで6級マイナス、人数が多ければ「キャッキャ」言って楽しめる所です。
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 二俣は左に行きます。右俣は150mの滝です。
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 左俣対右俣の水流比は8:1です。傾斜の緩い左俣に進みます。
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 三俣になっているような所は本流とすぐわかる左に行きます。巨岩が目印になります。
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 左俣の上に二俣があります。左沢に行けばかなり早くカドナミ尾根に出れそうですが、荒沢山の頂上をねらうので右沢に行きます。右沢はすぐに水が枯れて、スラブ状で幅1mくらいの小沢になります。
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 さらに二俣になりこれも右へ行くと藪の中の沢になります。足場はツルツルなので両岸の笹や灌木をつかんで登って行くと、やがて、完全な藪に突入します。藪も急斜度で下に向かって生えている(雪のため)ので、手を離すとと下に滑ってしまいます。灌木に立つと休憩出来ます。藪コギ用に丈夫な手袋があると良いです。コンタクトレンズの人はレンズを飛ばされない工夫がいります。

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 背丈を越える藪を1時間こいで、荒沢山の頂上直下のカドナミ尾根に出ました。藪コギはバリバリと進むのでなく、亀の歩みのように、いつかは到着すると思いながらゆっくり行くのが良いです。
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 荒沢山の頂上に向かいます。5分で到着!
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 荒沢山頂上で大休止。山が切り立っていて高い樹木がないので視界が良いです。山頂の端の中里方面に下り出す所に、高さ150cmほどの灌木のツリートップに結ばれた、手書きの山名標識があります。
「ワーすごい!」

「景色、素敵!」
ほぼ山頂まで藪を漕いで来たせいか、曇りなのに、歓声のトーンが高めです。藪コギで多少(ほんとは本気)泣きが入っていたのにいっぺんに笑顔・・・。
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 カドナミ尾根を下ります。登山道でなくて踏み跡を下りますが。しっかり踏まれているので間違えることはたぶんないでしょう。
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 急斜面で足元が見えにくいので慎重に下ります。
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 きのこがありました。秋を感じます。10月になると紅葉が始まるでしょう。それから、藪コギの時の草や虫の勢いが弱くなるでしょう。ちょっと水が冷たくなるかも知れないけれど、冬型の気圧配置になって、雪とか冷たい雨が降るのを上手に避けて、秋の移動性高気圧が真上にやって来る予報の日に、ここ南カドナミ沢ににまた来よう。
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 1時間30分の下りで入渓点の南カドナミ橋まで戻りました。橋のたもとに駐車スペース4台分あります。

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September 14, 2017

「蜂に好かれました?! 二子山中央稜」 Jam!活動報告

2017年9月 メンバー S藤、O部

 6月に除草作業で足首をうかつにも骨折し、山は我慢してました。8月にTimtamの日和田講習に参加してリハビリクライミングを行い、今回は取り付きやルートも分かっている二子山中央稜にリハビリクライミング第2弾として行ってみました。

 取り付きでロープを出していると、体の周りをブ~~ンと羽音が…。全然どこかへ行ってくれません。アブなら手で払おうかな、と様子を見ていました。腰に吊るしたアプローチシューズに止まったのを見たら1匹のキイロスズメバチでした。
「マジで~、早く飛んで行って~」と願うも、頭や足の周りを10cm位の距離で永遠と飛んでます…。

永遠とは大袈裟ですが、4~5分はじっとしてました。「いなくなった!」と思ったら今度はO部さんの周りを飛んでます。二人とも石像のようです。10分位かかりましたが、蜂はどこかへ飛んでいきました。

 1ピッチ目、S藤が先に上がりビレイの準備をしていると、またまたブ~ンと…。
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 アプローチシューズのC4ソールには蜂の好きな匂いがするのでしょうか?靴の周りをよく飛んでいました。汗や日焼け止めの匂いも蜂への刺激になるようです。

 スズメバチに遭遇したら手で払ったりせず、低い姿勢で静かにして、居なくなった隙にその場を離れるのが良いとの事。そんなタイミングで「ロープアップ!」と声を掛けられても、ロープを引く動作がスズメバチへの威嚇攻撃になってしまうようで「ゴメ~ン、また蜂…」とO部さんに返答するのが精一杯。セルフビレイをセットしていて、その場から離れるわけにもいきません。結局、また石像のように固まっていました。

 あれほど飛び回っていたスズメバチさんは、所用を思い出したように急にいなくなる時があります。その隙にクライミングです。足の事なんて忘れてました。

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 今日は他のパーティもおらず、蜂待ち?で後続に迷惑を掛けることなく登れました。3ピッチ目の核心部はどのように上がるのが楽かO部さんと話してみたり、楽しい時間もありました。私の場合はクラックに左手でハンドジャムして、その上のガバ(オレンジ印)を右手で取るのが良さそうでした。核心部の右壁のボルトが1つ増えて(計2つ)、A0しやすくなっているようでした。(記憶違いかもしれません)

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 私たちには4~6ピッチ目のレベル(Ⅲ~Ⅳ)位が楽しく登れてちょうど良いようです。中央稜は山頂まで登れるので、難易度も含めてお気に入りのルートです。

 6ピッチ目を終了して、ロープを片付けているとまたブ~ンと…。そろそろ慣れてきて、どうぞご自由に…と少し気持ちに余裕が出てきました。しかし、この時が一番飛び回っていて、南方にそびえる両神山や赤岩岳、大ナゲシなどを結構な時間 眺めることが出来ました(泣)。

 8月に山のイベントで谷川岳登山指導センターの方々と谷川岳の西黒尾根を登る機会がありました。センターの方々は小型の蜂スプレーを携帯していました。8~10月は蜂の繁殖期で被害の多い時期と聞きます。今回は刺されずに済んで良かったです。

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 今回も山頂を経由して帰りました。

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September 12, 2017

北ア・奥又白の池(松本分校長)

9月10月の予定表に新たに松本分校企画が追加されました。

皆様のご参加をお待ちしています。

以下、9月の奥又白池の写真3枚です。

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9日の土曜日、徳沢テント泊で奥又白池にピストンをしてきました。天候にも恵まれ、まさに「雲上の楽園」を満喫してきました。普通に歩いて、徳沢〜パノラマ新道分岐 1時間、パノラマ新道分岐〜奥又白池 2時間でした。

登山道は明瞭ですが場所によってはやや浮き石が目立ちます。緩い傾斜で登りで軽く手を使う程度の岩場(3〜10メートル)が3,4箇所あります。怖い物知らずのおじさん・おばさん達は普通に下っていますが、岩が濡れているときや、クライムダウンが苦手な人にはロープを出してあげた方がいいかもしれません。

6〜7パーティーが登っていて、そのうち3組が上で幕営するようでした。

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September 04, 2017

8/29東黒沢(文:M浦 写真:N嶋)

 谷川岳周辺には素敵な沢がたくさんあります。私が行った中でお勧めなのは湯檜川本谷、ナルミズ沢、西ゼン、といった所です。行ったことはないのですが、万太郎谷もすごく良いそうです。
 行ったことがあるといっても1回だけです。そんなに遠くないのに、何度も行けないの理由は、1泊2日の長丁場であることに加え、谷川岳周辺の天気の悪さです。低気圧が来てる時だけでなくて、西高東低の気圧配置の時も、東京では晴天なのに、天気が悪いです。移動性高気圧が来てる時と、梅雨前線(秋雨前線)が日本の太平洋岸まで南下している時が狙いめです。天気が良くても5月と6月は残雪と大量の雪解け水でNG、7月と8月はたくさんの刺す虫がいて、それに植物の勢いが強くて、なぜか防備しても「かゆくて、かゆくて」NGです。
 なんとか谷川岳周辺の沢の魅力を伝える所はないものかと数年考えました。白毛門沢を候補に挙げたこともあるのですが、谷川岳周辺の稜線部分は多量の雪と強い季節風で樹木が育たず草原や岩場になっていて、雨が降ると一気に水嵩が上がります。初心の方を伴ってその水嵩が上がった状態から、雪のため下方向に曲がってから立ち上がる笹竹や樹木の急斜面を登って尾根に逃げるのはとっても大変なことが想像できるのでNGなのでした。
 
土合駅~東黒沢~広河原(宝川)~うつぼぎ沢~白毛門山~土合駅と環状につないだことがありました。難しい所がなくて広河原から宝川温泉にエスケープ出来るので初心者の方が何人も混ざっていても安心して行ける良いルートです。でも1泊2日の長丁場でラストに白毛門山の急勾配を下るのは、月に2回は10時間行動の山に行くようなタイプでないとつらいものがあります。
 今回の写真を撮っていただいたN嶋さんは沢の入り口まで車で行き、沢をつめずに同沢を下降して車に戻るという沢登りスタイルを多く行っています。曰く「同じ沢でも登りと下りに別の表情があり、何より日帰りで楽しめ、結果としてとにかくいっぱい沢に行けるのがいい!」とのことです。「そ、それだ!」ということで、そのスタイルを取り入れ、谷川岳辺の沢に日帰りする企画が出来上がったのです。

 朝1番の新幹線で上毛高原駅に来た人と、車で参加する人と合流しました。駅からは車に分乗、一気に白毛門山の登山口である土合橋駐車場(土合駅よりロープウェイ方面に、踏切を越えて右にカーブ、湯檜川を渡る手前右折)に着きました。
 駐車場で沢の支度をして、白毛門登山道を行くことわずか30秒で東黒沢の左岸につけられた踏み跡(りっぱな道)に入り堰堤を越えた所から入渓谷、30分ほどで広い河原のゴーロを行くと鼻毛の滝に出合います。

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 鼻毛の滝のあたりはキャニオニングのツアーが1日2回やってくるので踏み跡だらけになっています。その踏み跡から滝の左を登ります。中間支点は灌木を使います(ハーケンもありますがあまり信用しない方が良いです)。滝の上に出ると、そこから奥の二俣まで、ひたすらナメが続きます。笛吹川の東沢のナメよりも、巻機山の米子沢のナメよりも、まして秩父のナメラ沢のナメよりも、とっても大きなスケールでナメが続きます。そのナメをヒタヒタと歩く時「ワーッ!」とか「ヤヤヤ!」とか同行者から歓声が上がります「カシャ!カシャ!」シャッターの音が聞こえます。オット、沢の音で聞こえないけど聞こえてるような気がします。

 30分ほどで白毛門沢出合いです(下の写真の左が白毛門沢)。ケルンが積んであるのでそれとわかります。白毛門沢はガイドブックには1級上のグレードがつけられています。1級と聞いて簡単に思わないでいて下さい。丹沢や奥多摩の1級の沢と異なり「エスケープルートがみつけにくい」と知って取り付いてほしいです。

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 白毛門沢を左に見ながら東黒沢を進みます。最初の滝で、出さなくてもいいけど練習なので、ロープを出しました。ロープウェイ方式{フリクションヒッチ方式(アッセンダー方式)より登る人が楽しい(長所)、人数が多いと時間がかかる(短所)}、支点の作り方(超強く作る)と、その方向(支点とビレーヤーとクライマーが一直線)が伝えたいことです。ついでに渡渉のロープワークも伝えました(下流の河原からビレー器を使わずにロープを手に持ってビレー、渡渉者が流されたら一気に河原に引き寄せます。人数が少ない場合は初めから2分の1システムを作って置きます)。

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 あと1回ロープを出す滝がありましたが、とにかくナメが続きました。

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 13時ごろ、奥の二俣を折り返し点にして戻りました。

 同じルートの下降ですが、わずかに景色が変わって見えます。50mロープを2本持っているので、長い距離で懸垂下降が出来ます。なので、心強い感覚が体を支配します。安心して下降出来るということは、ちょっとした所で滑ったりしにくいのです。でもでも、一人一回から三回は、ナメに足を取られて滑って転んでいたのでした。私も「一回だけ」転んで、メンバーみんなに見られてしまいました。転び方がうまいせいか・・・痛くなかったです。

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 懸垂下降を2回しました。捨て縄が4本ほど残っていました。けっこう懸垂で下る人がいるようです。ロープの回収時に擦れて摩擦熱で溶けている可能性があるので、自分達も新しく捨て縄をセットしました。

 鼻毛の滝からの右岸(上から見て右)に巻き道がありしっかり踏まれていますのでこれを利用、鼻毛の滝を巻いた後は左岸に踏み跡があって駐車場まで続いていますので、さらにこれを利用して一気に出発点にもどりました。15時到着でした。

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