« 「日和田 朝練」Jam!活動報告 | Main | 新緑の両神山周回(よいどれ庵主) »

May 28, 2018

「谷川岳 一ノ倉沢 中央稜~北稜下降」Jam!活動報告

2018年5月25日 メンバー S藤、O部
 昨年は雨で登れなかった中央稜でしたが、今年は天候に恵まれました。内心は登りよりも北稜下降(6回の懸垂下降)が気になっており、前の週に下降の練習を行なったりしました。

写真① 一ノ倉沢 中央稜~北稜のルート。
Photo_6

写真② テールリッジ ここで疲れてしまわないようにゆっくり登りました。
Photo_7


写真③ 中央稜の取り付き
Photo_8


写真④ 奇数ピッチはS藤がリード。写真は1ピッチ目 フォローのO部さん。
Photo_9


写真⑤ 3ピッチ目のトラバース。このあとロープが上に流れるので、アルパインヌンチャクを多用してロープが重くならないようにします。
Photo_11

写真⑥ 核心の4ピッチ目 O部さんがリード。上に行くほど足の置き場が乏しくなり、良いハンドホールドも無くて困ります。やはりここが登りの核心です。
Photo_12

写真⑦ 5ピッチ目の終了点。既存の支点よりも後方の岩の突起にスリングを掛けて引き上げする方が、マスターポイントが高くなって作業しやすいです。
Photo_13

写真⑧ 衝立の頭 ここまで9ピッチ。天気が良く、喉も乾きます。暑い日はゼリー系が摂取しやすいですが、重いのが難点です。今回はメイバランスを試しました。125gで200kcalと他の製品よりも軽量です。水は1.5リットル持ちました。
Photo_14

写真⑨ 北稜の下降点まで、踏み跡の明瞭な道が続いています。
Photo_15

写真⑩ 北稜の最初の下降点。初見なので、私達には北稜下降がかなりのアドベンチャーです。最初の下降はブッシュが少ないので、ロープ送り出しで…。そしたら小さいピナクルにロープが引っ掛かり…、ウェービングで外れましたが油断なりません。
Photo_16

写真⑪ ザックに収納しての懸垂も行いました。まぁロープのトラブルはありません。でも早く降りたいのでロープを投げたくなりますね。
Photo_17

連続の懸垂下降で1つポカをやりました。3回目の懸垂は手持ちの資料で40ⅿと思っていたので、それよりも早く出てきた懸垂支点をスルーして更に下降しました。使わない懸垂支点もある、と過去の報告にあり、そんな先入観もありました。藪の中の下降。下に良い木が見えたので、そこが懸垂支点だろうと…。しかし近づくにつれ、ロープがそこまで届かないことが分かってきました。

上にいるO部さんと会話できたので状況説明して、ここでは私(S藤)は登り返さずに、O部さんにスルーした懸垂支点まで下りてもらって、セットし直してもらう事にしました。結果的に時間のロスは生じず、次の懸垂支点まで無事に降りられましたが、本来の形ではないな…とスッキリしない気持ちが残りました。時間をかけずに早く降りたいというバイアスが掛かっていましたね。

写真⑫ 5回目の懸垂下降。途中、空中懸垂になります。
Photo_18

写真⑬ ハクサンイチゲ。空中懸垂中に目に留まる場所に可憐に咲いてました。
Photo_19

写真⑭ 6回の懸垂下降を経て北稜基部まで2時間半かかりました。そこから雪渓をトラバースして衝立前沢に入ります。見た目、何てことない感じの雪渓なんですが、下方は衝立スラブに繋がってます…。私にはここが核心でした。緊張しつつ軽アイゼンとバイルでなんとか通過しました。(写真は通過後の略奪点から見た雪渓)
Photo_20

写真⑮ 衝立前沢は沢下りです。最後に20mの滝があり懸垂下降します。滝まで靴を濡らさず降りてこられたのに、懸垂中にちょっと左に振られたら沢の水がバシャバシャ…ズボンが濡れてしまい「ここでですか~」と苦笑いです。
Photo_21

写真⑯ 本谷に続く雪渓に上がり、良い杖(木の枝、たくさん落ちてます)を拾って歩けば、じきに一ノ倉沢の出合いです。
Photo_22

「体験の素敵さ」を増幅するには、リーダーで初見ルートを山行する事とTimtamで学びました。今回は反省点もありましたが、O部さんと協力し、良い体験を増やすことができたと思います。

一ノ倉沢出合5:00 中央稜登攀開始6:50 衝立の頭11:30 略奪点15:00 一ノ倉沢出合16:20

|

« 「日和田 朝練」Jam!活動報告 | Main | 新緑の両神山周回(よいどれ庵主) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 「日和田 朝練」Jam!活動報告 | Main | 新緑の両神山周回(よいどれ庵主) »