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August 16, 2019

「湯檜曽川 高倉沢右俣~尾根ルートで高倉山へ」 Jam!活動報告

    2019年8月11日
 昨年、高倉沢左俣を遡行し今年は右俣です。今回は、山頂へのツメでよく登られているルートでなく、ひとつ南の尾根ルート(地形図の赤丸)に挑戦してみました。

写真1 標高1100m程度まで沢筋を遡行し、そこから赤丸の尾根に向かいます。山頂(1448m)までの標高差は約350m、その間はかなりの藪漕ぎ必至です。頑張れJam!
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写真2 二俣までは昨年のルートと一緒です。
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写真3 茶色の岩はよく滑るので、慎重に歩きました。
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写真4 二段の滝  フィクスロープのある左側を巻きます。
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写真5 こんな感じの所を涼しく歩いているのが丁度いいです。
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写真6 二俣を右へ。 
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写真7 トイ状の滝。ここは巻かずに登ってみました。今回は全般にO部さんがリードしてくれました。
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写真8 後続のS藤
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写真9 水が枯れてきて、そろそろ尾根を目指す地点に近づいてきました。
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写真10 沢筋から意を決して抜け出し、藪漕ぎ開始です。この辺りは急傾斜で足元は崩れやすく、ずっと四つ這いです。木や枝もまばらなので、マシダや草の根元をそっと掴んで、慎重に登りました。
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写真11 木が多くなってくると滑落の心配は減少しますが、ほんとに密な360°の藪です。標高1200m位からシャクナゲが増えてきて、あいつの枝は進む方向をネットのように塞いでくれます。はぐれないように、また滑っても止まるようにアンザイレンしています。
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写真12 赤丸の尾根(仮称)の手前の雨裂的な岩稜。傾斜と岩のもろさで、とても立って歩けません 。なんだか、ずっと四つ這いです。
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写真13 尾根に出ました。藪漕ぎを開始して、ここまで1時間半。時速100m位です。藪で疲れていたので、明るい尾根は気分転換させてくれます。
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写真14 尾根には全く踏み跡がなく、ひしめき合った樹木をかき分けて進みます。地図読みではもっと広い尾根を想像していましたが意外とやせ尾根で、足元に地面があるか枝をかき分けて確認してから一歩を出すようにしました。

写真が無いのですが、やせ尾根上に高さ5m程度の岩の壁が出てきます。左右切れ落ちているので、巻けなかったらアウトだ…とヒヤヒヤしました。O部さんが右(北)側の弱点を上手くついて1段上の尾根に上がり、突破してくれました!初見で、人の入ってないルートは怖さも感じます。
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写真15 やせ尾根が終わる辺りで、また暗く背の高い藪に入っていかざるを得ません。今日のO部さんは始終リードを買って出てくれて、ブルドーザーのようなパワーがありました!藪漕ぎスキル超アップです。

 3m離れると相手が見えなくなります。こんな場所を歩けるのもGPSのおかげです。現在地と進む方向が分かることで不安の中でも安心感を得られながら進めます。あと、仲間の存在が絶大です。一人だったら泣いてました、きっと。
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写真16 藪漕ぎすること3時間…這い出るように登山道へ。今回のルートは高みを目指していけば、高倉山~湯倉山への稜線の登山道へ出られます。
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写真17 昨年に続き、花とおじさん。
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行程が短く、稜線登山道のどこかに出られるという点で難易度的に低く、私達でも行けるだろう…と計画しましたが、実際に山行してみて、人の入ってない初見ルートの難しさと怖さを感じました。個人的には、踏み跡のある「一ノ倉尾根を国境稜線に抜けるルート」よりも大変に感じました。 
 今回の山行にどんな意味があるのか分かりませんが、M浦さんの言われている「なんとか突破する」経験をひとつ増やせたのと、かなりの藪でも驚かない…という点で昨日の自分よりは少し成長できたように思いました。

 

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August 15, 2019

高尾山・小下沢(K林)

8月13日(火)
日帰り半日で高尾山の尾根歩きはさすがに暑過ぎるので、周辺の沢をネットと地図で探してみたところ、小下沢という沢を見つけたので行ってみました。朝、高尾駅発7時12分の小仏行きバスで日影下車、林道を少し行くとすぐ沢の降り口がありました。沢登りではなく延々と沢歩きが続きましたが、水がきれいでとても涼しく快適でした。

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途中、4~5m の小滝が2回出て来ました。 最初の小滝は釜が浅く万一落ちると怪我をしそうなので巻きましたが、2番目の小滝は釜が腰まであったので登りました。

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上流に行くと藪と蜘蛛の巣だらけになり、水も枯れて来たので林道に上がり開場峠という鞍部に出て終了となりました。下りは林道を降りましたがあまりの暑さに閉口しました。沢歩きでしたが独り初見で行くと中々面白かったです。

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August 13, 2019

9月・10月の松本分校企画(松本分校 千島 康稔)

松本分校の千島です。

7月・8月は、学校登山への付き添いや各種講習会講師などの予定が詰まっており、松本分校の企画山行ができませんでしたが、遅ればせながら、今回以下の様に9月10月の松本分校企画をアップいたしました。
催行期日が近づいてからの連絡で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

9月21日(土)〜23日(祝)北アルプス・横尾本谷右俣(21日10時30分、松本駅集合)
 梓川の源流のひとつである、横尾本谷右俣を登ります。黄金平と称されるカール地形は涸沢・槍沢と並ぶ紅葉の名所です。

9 月29日(日)〜30日(月)北アルプス・紅葉の涸沢、パノラマコース(29日午前7時、松本駅集合←28日松本前泊)
 名にし負う涸沢の紅葉。日曜日発で、微妙に週末からずらしてアタックします。下山は屏風の耳経由のパノラマコースを下りる予定です。

10月5日(土)〜6日(日)北アルプス・紅葉の焼岳ときのこ鍋の会(5日12時40分、松本駅集合)
 この春に好評だった「上高地地元食材鍋シリーズ」の第2弾です。小梨平キャンプ場で旬のきのこ鍋を楽しんで、翌日焼岳に登頂します(早朝にタクシーで中ノ湯温泉登山口に移動して登頂し、上高地に下山します)


ここしばらくは松本でも35℃前後の、ちょー暑い日が続いております。
ひとによっては9連休になる今年のお盆休み。所用で松本駅周辺に出たところ、登山姿の集団を沢山目にしました。
みな様の中にもこの連休を利用して登山中の方もいらっしゃるかもしれないですね。山の上も例年に比べてかなり暑く、脱水・疲労による体調不良・行動不能の方が続出しているようです(あるいは、脱水・疲労からの集中力低下・ふらつきを原因とした転滑落)
くれぐれも気をつけて登山を楽しんでください。

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August 08, 2019

小川山セレクションの雷雨(M浦)

8月6日の火曜日に小川山屋根岩Ⅱ峰のセレクションルートに行きました。

東京を早朝に立ったので、セレクションルートの取り付きについたのは11時を回っていました。先行パーテイが2隊、1隊が1ピッチと2ピッチの間のビレーポイントに、もう一隊は順番待ちをしていました。その順番待ちの隊は登れそうな30代男子といかにも連れて来られちゃった感だだよう20代女子のペアでした。案の定、女子の動作が一つ一つ遅く、1ピッチ目からなかなか上に行かなくて、ロープに思いきり引かれてようやく登っていきました。平日なのに、小一時間待たされてしまい「まいったまいった」と思いながら、いよいよ我々の番となりました。

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写真は1ピッチ目です。
1ピッチ目は二つあって写真の中央を登るルートと、右に回りこんでハンドジャムのクラックを登るルートがあります。

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写真は2ピッチ目です。
2ピッチ目は支点の間隔が遠いスラブなので5.8なのにすごく怖いです。
「ホールドを探す必要がないのだから、設定された登り方にならざるを得ないのだから、自信を持って行くのです」とはM岡講師の言葉です。

さて、2ピッチ目と3ピッチ目の間のビレーポイントについた頃にポツポツと雨が降り出しました。
『早く抜けないといけないな~』と思っている間に大粒の雨が降り出し、雷が鳴って、雹まで降ってきました。その間5分。雨具を着るタイミングを失い全身がずぶ濡れになりました。

2ピッチ目から懸垂下降で撤退しました。方法は緩斜面用懸垂です。緩斜面用懸垂はロープを投げたり、袋に入れたり、腰に釣ったりとかしないので、最も早く下れます。

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写真は壁の全面に水がナメて、凹角が滝になっている様子です。

先行パーテイに待たされたから、4ピッチ目の核心の凹角で雷雨に遭遇しなかった、「塞翁が馬」ですね。

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