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September 15, 2019

Timtam&Cueのビレー(M浦)

「Timtam&Cueのビレー」を設定中です。全会員への浸透を図ります。
いつもこのビレー方法を使って、体で覚えるようにして下さい。
1項目毎になぜそうするかを理解して練習して下さい。
以下は効き腕が右としての記述です。

トップロープ
・クライマーから目を離さない、必要な指示を出す。
・ロープの末端に結びコブを作る。
・手袋はしない(懸垂下降の時は手袋をして良いが、手袋をしないで懸垂下降が出来るようになることを目指す)
・1で、左手でロープを下に引くと同時に、右手でロープを上方向から下方向に逆U字形に引く。
・2で、左手でビレー器から30cm下でビレー器と右手の間の位置のロープを握る。
・3で、右手でビレー器と左手の間の位置のロープを握る
・右手を滑らせるタイプのビレーはしない。
・クライマーをロワーダウンさせる時は両手でビレー器の下を持ち、両手の握力を緩めることによって行う。
・ロワーダウンを片手で行わない。
・グリグリを使用せずにATCを使用する(右手のブレーキ意識が薄くなる)。


リード
・クライマーから目を離さない、必要な指示を出す。
・シングルピッチの場合はロープの末端に結びコブを作る。
・手袋はしない(懸垂下降の時は手袋をして良いが、手袋をしないで懸垂下降が出来るようになることを目指す)
・V字の待機やV字の操作をしない(クライマーからのロープ~ビレー器具~右手がV字にならない)
・左手でロープを上に繰り出すと同時に、右手でロープを下からビレー器に送るのだが、出来るだけ右手はビレー器の上まで上げない。もし右手をビレー器の上まで上げたとしても停止することなくビレー器の下まで下げる。
・クライマーが3支点目を通過するまで壁についてビレーする(ビレーヤーより体重が軽いクライマーの場合は2支点目でも可)。
・上で壁につけない場合は背中側に支点を作り、セルフビレーをセットする。
・3支点目を通過したら壁から離れ、右手でロープを送り出すと同時に一歩前に出ることで、クライマーのクリップを助ける(1動作でロープを2m繰り出せる)。
・スポットはしない(外岩は足場が悪い、2ピッチ目以後はスポットが出来ない)。
・2支点目と3支点目をクリップする時、「膝着地ビレー(手でロープを繰り出すことに加えて膝を曲げた低い姿勢から立ち上がることで、1動作でロープを1.5m繰り出せる)」はしないで、手によるロープの繰り出しを素早く2回以上行うことで対応する(2動作以上になるがやむを得ない)。
・クライマーが「手繰り落ち」した場合は右手をロックすると同時にしゃがみ込むことで墜落距離を少なくする。
・クライマーが上にいれば落石があると思ってビレーする(凹の中に立たないで凸の部分に立つ)。
・グリグリを使用せずにATCを使用する(右手のブレーキ意識が薄くなる)。

 

 

<付録 青山一丁目山岳会について改定>

青山一丁目山岳会

青山一丁目山岳会は中級レベルの岩登り・沢登り・雪山登山を楽しく安全に行うことを目的に作られた山岳会です。

 港区青山一丁目で集会をしていたので青山一丁目山岳会と名前がつきました(今は渋谷区神宮前で集会をしています)。

代表は松浦寿冶です。

入会条件は以下の①~③又は④です。
①Timtamの講師会員、スタッフ会員、バックアップ会員、同人で入会を希望する者(Timtam研究生及び一般会員は本山岳会の山行に体験参加が可)
②代表が入会に足る技能、知識、経験等があると認めた者(少なくともビレーヤーズグレード3級以上かそれに匹敵する技術を持つ者)
③青山一丁目山岳会規約に同感である者
④上記、①~③とは拘わらず、代表との個人的な信頼関係に基づき代表により入会を特別に許可された者


個人山行が出来る条件は以下の①~④です。
①参加メンバー全員がその山行のリード出来る技術レベルであること(メンバー 構成が連れて行く連れて行かれる関係でないこと)。
②参加メンバー全員の家族が「その山行には遭難事故の可能性があり、自己責任の元に参加メンバーになっている。」と承知していること。
③Timtamの訓練山行への参加が優先されていること。
***訓練と研修(救助訓練,アイゼントレ,雪上訓練,ショートロープ研修etc.)は万難を排して参加すること***

くわしくはメールにて問い合わせてください。

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September 08, 2019

大滝沢下部・沢登りのロープワーク教室(写真:M井)

9月1日(日)西丹沢の大滝沢下部で沢登りの基本とロープワークを学ぶ教室に行ってきました。

新松田からバスで西丹沢に向かい、途中の大滝橋で下車です。

大滝橋で左から来る林道を5分登った所で沢に入ります。

沢に入って1分の所のカマの所で2班に分かれ、「まったく初めての人班」は沢での歩き方手の使い方を学び、「経験者班」は渡渉とへつりのロープワークを学びました。

渡渉のロープワークは「工夫されていて目からうろこが出るようなロープワーク」です。

取水堰堤とその次の堰堤の所で、滝登りのロープワーク(ピストン方式とアッセンダー方式)を学びました。ロープウェイ方式フリクションヒッチ方式とも言います。

大滝沢下部の大滝でシャワークライミングを楽しみました。
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マスキ嵐沢出合の堰堤付近で懸垂下降を学びました。
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 ロープの末端を結び、袋に押し込むように入れて


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袋入れ懸垂は藪の斜面や下に人がいるなどで、ロープを投げられない時に使う懸垂下降で、セットに時間はかかる(5分程度で、ロープを投げる方式よりロープの上下を入れ替える時間分だけ遅くなる)けれど最も安全な方法と言えます。手袋をすればもっと安全になりますが、 時間切れや増水や悪天候での撤退の時のことを考えると、手袋なしで懸垂下降が出来るように練習しておくのがベターです。懸垂者の右手あたりにフリクションヒッチを施してバックアップを取りさらに安全にする方法があり、その練習もしておきたいです(慣れた人でセットに2分くらいかかるので、今回は省略)。

さらにロープを投げない緩斜面懸垂を学びました。
Photo_20190908073501
緩斜面懸垂は、そのセットから下降の開始までの時間が早く緊急脱出に向いています。ロープの末端を結ばない、下に投げる予定のロープを懸垂しながら少しずつ引いて、緩斜面を這わせるという点がポイントです。補助者が懸垂者の左手か出るロープをゆっくり送り出すことで懸垂者をバックアップ出来ます。

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