続 エイト環バリバリ
私は金色のエイト環です。昨日、日和田山に行ったら、
「エイト環がしゃべってましたね!」
なんていう感想を数人の方(実は3人)にいただいて、うれしくなりまして、また筆を執ることにしました。あまり知られていない私の使い方のバリエーションを書いちゃいます。
『すごいねー!』とか言ってくれたら、うれしいの二乗です。
1、ロープの結び目通過
https://www.timtam.net/sct.html#mst
2、エイト環2回かけ
https://www.timtam.net/sc7smh.html#eito2
3、エイト環グリップビレー
https://www.timtam.net/scn2.html#egb
4、エイト環ロープ割懸垂
https://www.timtam.net/sct.html#rpw
ロープの結び目通過をATC君で行おうとすると、3回程度仮固定して両手をフリーにして作業しなければなりません(熟練した人で5分程度、熟練してないとギブアップ)。私なら仮固定不要で数秒で済んじゃいます。
私にロープを2回かけると大きな摩擦力が得られるので、私一人でで二人分の体重を支えることが出来ます。ATC君だと「行って帰って」をしないとなりません。
(https://www.timtam.net/sc7smh.html#eito2 を20行程下にスクロール)
ハーフマスト2回がけという手もありますが、10m程度以上を懸垂下降するとロープがものすごくキンク(ねじれる)してしまいます。
エイト環グリップビレーが伝わっている山の会が少なくなりました。沢登りで滝の落ち口にピンポイントで停まって、後続を見ながらビレーをすることが出来て。滝を登る人が墜落して水流に吊られてしまっても、その人を高速で降ろすことが出来ます。ピボット君でも間に合わないかも知れません、降ろす(降りる)は私の得意技なんだな~!
服や髪の毛が挟まったり、バックアップのスリングがロックするなどして、懸垂下降(空中懸垂)の途中で動けなくなった人を助けに行くのがロープ割懸垂で、エイト環の使い方としてはかなり複雑です。ロープが細かったり救助される人の体重が軽かったりすると、ブレーキ力が足りなくなってしまいます。エイト環ロープ割懸垂の下(上は不可)にカラビナロープ割懸垂を追加して、二つを固定分散(流動分散不可)で結んでそれをハーネスに連結します。
私は今度の12月10日(火)に竜ケ崎で、12月15日(日)に田無で練習することにしています。
「エイト環、捨てちゃェ !」なんて言う先輩がいます。そう先輩に言われても
「ステナイデクダサイ!」
その先輩、片手で、懸垂下降のセットが出来るのかな?、
「私なら出来る!」
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