西黒尾根(S崎)
小雪&視界不良の中、ラッセルに行きました。
雪は少なく、登山口あたりの登り始めは地面が見える箇所もあります。鉄塔にあがり、樹林帯の中、標高をかせぎます。諸所、赤布があり助けられます。
ラクダのコブ付近は、中途半端に岩がでており、鎖を掘り出して登ります。ここからアイゼンに。
氷河の跡周辺は雪壁を行きますが、岩があたる部分もあり神経をつかいます。ザンゲ岩が見えてくるまで部分的にリッジがでてきます。雪庇が発生してる箇所もあり、ラッセルは深いです。念のためリッジトップを外して進みます。
7時間ラッセルしたので、回はここで戻ることに。
ラッセル、視界不良のル-ト見極め、何回行っても谷川岳は勉強させられます。
今回注意したこと
湿った雪対策
手袋3セット=ラッセルがあるので、手首を覆って雪がはいらないもの。
オ-バ-手袋とウ-ルもしくはパワ-ストレッチの組み合わせがいいかも?
暗いうちから行動する
5時に取りつきました=寒いですが、下着もさらさら、稜線まであまり蒸れることもありませんでした。
肌着メッシュ追加がお勧めです。
視界不良対策
篠竹1.5mくらいにカットしたもの30本持参=ホワイトアウト対策用、ザンゲ岩から上は視界不良ですと危険です。今回は 下でかなり使いました。樹林帯でひっかけますので うまくザックに装着できる工夫要。曇っていても サングラスは必ず 眼の弱い方 雪目になります。
湿った雪
深いラッセル
諸所でてくる岩場
条件かわる雪面
雪庇
ホワイトアウト
日本の雪山を思う存分、経験させていただきました。
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