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January 09, 2020

1gでも軽く,1秒でも早く,1回でも多く(Tim電話番)

「トゥルルルル・・・」固定電話の呼び出し音が鳴りました。
「はい登山教室です。」
「あの~、今度の富士山の『ツアー』の持ち物のことなんですが、8本爪アイゼンでも大丈夫ですか?」
メールでなくて電話での質問は、最近、珍しいです。
『ツアーではなくて講習会です。』と言いたい気持ちをぐっとこらえて・・・。

「6本爪だと五合目の斜面で効かない可能性がありますが、五合目より高く登らないので、8本爪以上あれば大丈夫です。」

と答えて・・・、『ツアーとの違いを説明出来たらな・・・』と思いながら電話を切りました。

講習会すなわち教える所ですから、教える目標が、一番先に、あります。
登山教室Timtam&Cueの入会案内の始めの部分でその目標を再確認しますと、それは単純、「とにかくたくさん山に行く登山者を目指す」です。

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合言葉・・・『1回でも多く』。Timtam&Cueの教育目標だ。

「とにかくたくさん山に行く」ためには、最も使う技術である「歩くこと」が、長時間そして長期間、行えなければなりませんから、軽くて背負いやすいパッキングが出来る登山者を目指さなくてなりません。


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合言葉・・・『1gでも軽く』。すべてのものをザックの中に入れる。

「とにかくたくさん山に行く」ためには、忙しても、なんとしても、山に行く時間を生み出さねばなりません。私の場合はなるべく前日のうちに翌日の仕事の準備をしておくとか、朝から、歩く道順まで考えて動く(仕事する)とか、職場の人に山に行ってると言わないとか(補足:言うと、なぜか、よけいな仕事や飲み会などが増える)、様々を、素早く出来るだけ合理的に行うようにしました。半日の日和田山ハイキングでも、仕事の帰りにクライミングジムに行って登らず横になって30分いるだけでも、山に行ったことにカウントしました。

先日の富士山五合目の雪上訓練で、グリベルやブラックダイヤモンドのアイゼンを使っている方が多かったです。それらは爪の性能は良いのですが、アイゼンバンドのバックルが低温の強風下で扱いづらく、モンベルカジタのそれの何倍も時間がかかっていました。アイゼンバンドだけ交換すると良いと思いました。同じく、5本指のオーバー手袋を使っている方が多かったです。5本指は作業効率が良く見えますが、保温力に欠けます。冷たくかじかんだ手で、時間をかけ、さらにオーバー手を外してアイゼンを着けている方も存て、つらいものがありました。まずは、カモシカの2本指のオーバー手袋をお勧めします。

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合言葉・・・『1秒でも早く』。早いことでのんびりとした休憩時間が生み出せる。

不要なものがいくつも入ったザックを持ち、パッキングとか、メールに対する返信とか、遅くて、気がついたら半年山に行ってない、なんて言うのでなくて、『1gでも軽く、1秒でも早く、1回でも多く』を心がける登山者を目指しましょう。

Kiso
ロープウェイを利用して木曽駒ヶ岳の登る方が多いです。あまりに急速に
森林限界の上まで出てしまうとその変化に対応できない場合があります。1g1秒1回の合言葉は時と場合と場所を選んで下さい。

<追伸>駒ヶ岳ロープウェイは、現在、運休中です。それに伴って千畳敷ホテルも営業を休止しています。
 

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