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March 29, 2020

3月の那須岳(文M浦、写真O野)

3月23日(月)
322
上のような天気図で、低気圧が東に抜けて冬型が緩むかもと考えました。

3月24日(火)
早朝に出発し久喜駅に集合して車で那須岳に向かいました。
この時期、那須街道はロープウェィ駅まで開通しています。

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那須岳登山口駐車場に到着しました。強風でロープウェイは運航を中止していました。

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駐車場から見た朝日岳です。その昔、頂上直下左側の雪田をトラバースしている時に雪崩で流されたことがありました。こちら側つまり風下側で雪田を横切るように登山道がついていていてそこを通過してしまったからです。降雪の直後、風下側、40度近い斜面、トラバース、すべて危ない条件がそろっているのに雪田に踏み込んでしまったのです。流されただけで埋まることなく無事でした。幸運に感謝しています。

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登山口の鳥居をくぐり1時間ほど行きました。もうすぐ森林限界を抜けるという所でアイゼンを装着しようと思いました。早朝に山頂に行って来た登山者が下ってきました。早朝は晴れていたそうですが、10時現在、風雪が相当に強まって来たので、無理せず撤退することにしました。峰の茶屋付近は風の通り道、強風地帯の通過が困難と判断しました。

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撤退中です。行きのトレースがみるみる消えて行きます。

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自動車道路まで下りました。太平洋側の快晴の空が見えます(那須岳は冬型で雪の降るエリア)。

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冬型は緩まず、さらに、関東あたりに低圧部があったのでした。 

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March 28, 2020

日光白根山・ロープウェイ情報(O野)


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日光白根山に
丸沼高原ロープウェイから登山をする場合。
・ココヘリに入ること(レンタルは1,000円)
・登山届けをだすこと(登山用紙には日帰りか、泊まるかの選択あり)
この二つをしないと、ロープウェイのチケットを売ってくれません。

ロープウェイチケットはICカードになっていて、下山後このカードを返すとチケット代に上乗せされていた保証金の1,000円が返却されると共に下山確認することになっていました。

2020年3月下旬の情報です(日光白根山のロープウェイでの対処は積雪期・残雪期にあたってのようです{(夏に行ったときには何も届けいりませんでした)}。

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March 18, 2020

岩稜ルート、フォロワーのためのロープワーク(松浦)

花丸の岩稜ルートを挙げてみます。
1 槍ヶ岳北鎌尾根
2 北岳バットレス4尾根
3 西穂~槍ヶ岳
4 北穂東稜
5 奥穂南稜
6 前穂北尾根
7 明神東稜~前穂or五峰~前穂
8 南ア鋸岳
9 剣岳北方稜線
10 チンネ左稜線

11 八ッ峰縦走
12 剣岳源治郎尾根
13 剣岳小窓尾根or剣尾根
14 谷川岳南稜
15 谷川岳一ノ倉尾根
16 谷川岳滝沢リッジ
17 谷川岳東尾根(1,2の沢中間稜) 
18 赤岳天狗尾根
19 横岳中山尾根 
20 横岳小同心クラック
21 阿弥陀岳南稜 
22 槍ヶ岳硫黄尾根
23 錫丈岳~笠ヶ岳
24 鹿島槍ヶ岳東尾根or天狗尾根
なんて所でしょうか。

岩稜ルートの場合はリーダーでなくてフォロワーで行くことが多くなりがちです。どうしてかと言うと
①有名ルートだったらリードしてくれる人が多くみつかる。
②有名ルート以外は岩が動きやすく支点も朽ちていて(下の写真参照)、初登攀でもなければ触手が動きにくい。
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③残っていて評価の高い初登攀ルートは、一般に、難しすぎる。
④仕事などの環境条件の中、すぐに、行きやすい岩稜ルートは登りつくしてしまい、上記24の内6本も登れたら限界になる。
⑤岩稜ルートのリーダーとして成長する前に、ルート数の多い山行形態(地図読み山行,沢登り,フリー系クライミング,海外登山,等)に転じてしまう。
⑥周りで話題になるのは、西穂~奥穂、北鎌尾根、前穂北尾根ぐらいで、それが行ければOKと思う。
⑦初心者だから。
⑧岩稜ルート は落とし穴が多く、リーダーになる自信がない。
⑨山に行った次の日は絶対に休めない。山で怪我は出来ない。ビバークは困る。
⑩一般に、リーダーになる人の方が少ない。
といった理由があるのです。

フォロワーになることの方が多いのですから、フォロワーである対策をする必要があります。以下、フォロワーのロープワークをまとめてみました。

フォロワーのロープワーク

リーダーをビレーする

①エイトノットが出来る。
②ボディビレーが出来る。
③リーダーにストレスを感じさせないようにロープを出せる。
④落石の来ない位置に立てる。
⑤リーダーの墜落に引き込まれても大丈夫な位置に立てる。
⑥リーダーが墜落して動けななくなった時にテンションが解除出来る。
⑦リーダーがランニングビレーをセットする前に落ちて動けなくなった場合に対応出来る。

フォローして登る
①Ⅳ級プラス(日和田南面一般ルート、鷹取コの字北面左ルート)がゆとりで登り下り出来る(身のこなしとロープワークには相関性がある)。
②中間支点を回収して次のピッチで使い易いように携行出来る。
③ロープを登る自己脱出が出来る。
④支点にヌンチャクやスリングをかけてA0で登る知識がある。

リーダーの力量を見きわめる
①登り始めとトラバースでセカンドのための中間支点を作っているか?
②頑丈なビレーポイントを作っているか?
③ビレーシステムはその場に即しているか?
④セカンドがテンションをかけても振られない位置でビレーしているか?
⑤リードの際にロープが真っすぐに伸びて行くか(電光型にならないか)?
⑥ダブルロープを交差させずにリード出来るか?
⑦懸垂下降システムは頑丈か、ロープが回収しやすいか?
⑧行動や言動が科学的に正しいか(分らないことを分らないと言えるか)?

ビレーポイントにおいて
①セルフビレーが出来る。
②ロープの上下が把握できる。
③ギアを落とさないように受け渡せる。

懸垂下降
①ロープに振られないで下れる。
②空中懸垂が出来る。
③落石に注意が払える。

懸垂下降ロープのセット
①1人でロープの再セットが出来る(リーダーが下に降りてロープの回収が出来るか確かめたがNGの場合)。
②最も早くセット出来る懸垂下降を身につけている。
③最も安全な袋入れの懸垂下降を身につけている。

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