« 『山の食料のこと』より(A尾) | Main | 私の室内トレーニングについて(K下) »

May 09, 2020

プチ技8 ワイヤー南京(S田)



ロープの結びは頑丈で、かつ解きやすいのが良いですね。
よく使われているものにエイトノットがあります。これを更に頑丈で解きやすくしたものに、ナインノットやラビットノットがあります。エイトノットよりも解きやすい結びとしてブーリンが良く知られていますが、実際に使用されている方は少ないように思います。ここでは、ブーリンを更に強力にした(ブーリンのバリエーションである)「ワイヤー南京(Inline Bowline)」の結び方を説明します。

このワイヤー南京は普通のブーリンを二重にした形で、ワイヤーの途中に輪を作る方法として使われていました。大きな荷重をかけた後でも、とても解きやすくなっています。

※ここでは説明しませんが、エイトノットでロープをハーネスに結ぶように、ワイヤー南京でロープをハーネスに結ぶことができます。

①ロープにループを作ります。
P81

②ループの下側のロープを二つ折りにします。
P82

③二つ折りにしたロープをループに通します。
P83

④更に、ループの上のロープに絡ませて。
P84

⑤先ほどとは逆方向にループに通します。
P85

⑥これで完成です。
P86

⑦カラビナは二つの輪に。
P87

| |

« 『山の食料のこと』より(A尾) | Main | 私の室内トレーニングについて(K下) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 『山の食料のこと』より(A尾) | Main | 私の室内トレーニングについて(K下) »