プチ技8 ワイヤー南京(S田)
ロープの結びは頑丈で、かつ解きやすいのが良いですね。よく使われているものにエイトノットがあります。これを更に頑丈で解きやすくしたものに、ナインノットやラビットノットがあります。エイトノットよりも解きやすい結びとしてブーリンが良く知られていますが、実際に使用されている方は少ないように思います。ここでは、ブーリンを更に強力にした(ブーリンのバリエーションである)「ワイヤー南京(Inline Bowline)」の結び方を説明します。
このワイヤー南京は普通のブーリンを二重にした形で、ワイヤーの途中に輪を作る方法として使われていました。大きな荷重をかけた後でも、とても解きやすくなっています。
※ここでは説明しませんが、エイトノットでロープをハーネスに結ぶように、ワイヤー南京でロープをハーネスに結ぶことができます。
①ロープにループを作ります。
②ループの下側のロープを二つ折りにします。
③二つ折りにしたロープをループに通します。
④更に、ループの上のロープに絡ませて。
⑤先ほどとは逆方向にループに通します。
⑥これで完成です。
⑦カラビナは二つの輪に。
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