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May 13, 2020

プチ技9 牛のしっぽとPAS(S田)

セルフビレイにはメインロープを使う、常識ですね。
マルチピッチクライミングの2ピッチ目以後のビレーポイントにおいて、
①頑丈な支点が1m以上離れた所にあってもセルフビレーがセット出来る
②トップが登り出し付近でランニングビレー(ゼロピン)をセットせずにスタート、1つ目のランニングビレーをセットする前に墜落し(orランニングビレーをセットしたが墜落により全て抜けて)、ビレーヤより下まで落ちて行ってしまったた場合、メインロープセルフならば弾力があるので衝撃吸収力を増加出来る。
*トップが1m登った所で落ちたならば、メインロープによる衝撃吸収力は伸びないスリングによるセルフビレーの約2倍
③支点をいくつか連結することでビレーポイントを補強出来る。
等の理由があります。

そうだとしても、懸垂下降をするときなどはメインロープを使うことができません。このとき、セルフビレイをセットするためにスリングを使っていると思います。ただ、スリングだと長さの調節が難しいですね。

最近では長さ調整がしやすいPAS(パーソナル・アンカーシステム)を使う方も多い気がします。ここでは、120cmスリングでPASと同様のことができるようにしたカウテールを紹介します。(実際は、カウテールが進化して、PASになった・・)

■カウテールの作り方
・120cmスリングの縫目から少し離れたところが端になるようにスリングを伸ばします。
・スリング(縫目がある側の端)をハーネスのタイインポイントに通し、タイオフします。
 このとき、縫目がタイオフの邪魔にならなければOK。
・スリングの適当なところ(例えば真ん中あたり)に結びを作ります。
・スリング先端に小さな輪を作ります。その輪に環付きカラビナを付けます。
 カラビナが動くことが気になる場合は、クローブヒッチで取付ければ動きません。

※写真では、ハーネスを省略しています。

①左がカウテール、右がPAS。カウテールの結びを増やせば長さ調整がしやすくなりそうですが扱いづらくなります。P91

②スリングの先に輪を作り、カラビナを付けた場合
P92

③スリングの先にクローブヒッチでカラビナを付けた場合
P93

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