アイスクライミングの勧め(杉原卓二)
さあ、アイスクライミングにでかけよう!
①アイスクライミングのエリアは関東地方の北部に多くあります。寒くて雪が少ない地方だからです。つまり首都圏から日帰りで楽しめます。
②氷が発達するのは水がある日陰、つまり沢なので、冬の沢登り(滝登り)と言ってよいと思います。烈風さかまく森林限界超えの雪山登山と異なり、森の中の沢筋の風が弱い所でクライミングすることが多いです。
③アイススクリューをねじ込む技はロックハーケンを打つそれよりも練習がいらない(腕力もそんなにいらない)ので、老若男女を問わず、プロテクション(スクリュー)を自分でセットしながらリードで滝を登ることが出来る貴重なジャンルです。
④氷の状態は常に変化します。登るたびにプロテクションの位置やルートが異なります。なので、フリークライミング的に考えれば、アイスクライミングのリードはマスタースタイルのオンサイトクライミングです。外のフィールドでオンサイトが出来る貴重な種目と言えます。
2021年度は2020年度に比較して結氷状態が良いようです。
群馬横川起点・霧積川源流1/22
山梨大月起点・金ヶ窪沢左俣1/19
赤岳鉱泉手前・峰の松目沢1/11
| Permalink | 0
Comments