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March 25, 2021

栃木・那須岳3/24(写真O野S崎、文M浦)

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駐車場から20分ほど歩いて登山口の鳥居をくぐる。

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春の一般登山道は登山者の踏みつけ等で凍っていることが多い。

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1本目の休憩地点、風が強いので、鳥居をくぐったらすぐにアイゼンを装着した方が無難だった。アイゼンをつけないで避難小屋まで行くのを目指したが、雪の斜面を滑り落ちそうでNG、この先でやや強い風が吹く中でアイゼンを装着した。森林限界の前でアイゼンを履くというセオリーに従わなかったので、しっぺ返しをくらったようだった。

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強い風で雪が吹き飛んでいる所も多い。

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峰の茶屋避難小屋

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雪田は風がなかったら良いアイゼントレーニングの場所だが、ロープで確保すること。

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今回は噴火口を半時計回りに回って山頂へ向かう。

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山頂からもと来た道まで、さらに半時計回りに回って下山した。

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山頂からの景色

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朝日岳東南稜ルート図

型の気圧配置でジャンジャン雪が降って、前夜発日帰りでなくて早朝発日帰りが出来る雪山登山のコースを探すのは難しいです。これまで開催されたTimtam&Cueの雪山教室(こちらのページ)を見ても数えるほどしかありません。栃木の那須岳(1917m)はその条件を少なからず満足する数少ない雪山の一つです。

須岳はロープウェイ駅前駐車場(那須高原線道路は春分の日以後に開通)から40分は森の中を歩きます。森林限界を超えてから2時間強の行動時間で山頂を往復します。日本アルプスの3000メートル登山でも縦走でないならば森林限界上を歩く時間は2時間強の所が多いですから、よい練習になると思います。最も風の厳しい所には風よけの避難小屋が設置されていることもうれしいです。
(1)運良く風の弱い日に登れたら、途中の雪田でアイゼン歩行の練習をたっぷり行いましょう(初心者はロープで確保のこと)。
(2)風の強い日は速攻登山に切り替えて下さい。早い時間に下山してしまいますがそれはそれで素敵な体験と思って下さい。のんびり体を休めて来週も山に行きましょう。
(3)吹雪の日は森林限界を出て10分歩いた所あたりで引き返して下さい。吹雪になるのは事前にわかるのではじめから自宅から出発しない方が良いですが、それでも、那須岳を登り出してしまったら仕方なし、無理しないで引き返しましょう(避難小屋付近で数メートル飛んだ人を見たことがあるほどです)。厳しい風雪の中に20分いるだけでよい体験になると思います。
(4)バリエーションを目指す方は朝日岳東南稜の取り付きとコースを一望しておくと良いでしょう。 避難小屋に行く登山道の途中4番の黄色い標識の所から下り、ミョウバン沢を渡って尾根に取り付きます。帰り道の朝日岳から避難小屋に向かう一般登山道は、風下側の吹き溜まりを通過するので、雪崩に注意が必要です(筆者はその場所で30mほど雪崩に流されたことがあります)。朝日岳東南稜にはTimtam会員4人がそれぞれ別の日に行ってます。

林限界を超える雪山で使用する用具がピッケルです。那須岳一般コースならストックでも行けますが、勉強なのでピッケルを持って行きましょう。ここ那須岳に限らず雪山入門コースでは、ストックとピッケルの両方を持っている人によく会います。ストックの用途はピッケルで兼ねることが出来ますから、森林限界を超えるような山では初めから持って行かない方が良いと、筆者は、提案しています。ストックの重量と容量があれば、ツエルトとボンベとコンロと非常食が持てます。「足が弱いからストックを持つ」と言う方がいますが、その弱い足(たぶん体力も弱い)で森林限界を超える雪山に行って良いかは考えるべきことです。

ーププウェイで森林限界を超えられる雪山に(良い天気の時だけを狙って)行くことが多い方をよく見かけます。木曽駒・谷川・上州武尊・西穂・唐松などです。ロープウェイやリフトでいきなり森林限界の上に出るのは体や用具の準備が出来ていない分「天候の変化い弱い」という点をわかって出かけるようにして下さい。

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