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July 05, 2021

山の集い(机上講座)と仲間作り(松浦寿治)

岩登り、沢登り、雪山登山、地図読み、山の天気判断、救助対策、などの登山技術の中で最も難しいと言われているのが”山の仲間作り”です。その山の仲間作りの方法を先輩達から伝えられています。以下3つの『 』内をじっくり読み込んでいただけたら幸いです。

その1:
『半ば他人のため、半ばわが身のために山に行くようにする。』
その2:
『自分の所に来てもらうのでなくて、後輩の所に行って山に行くようにする。』
その3:
『山の仲間作りのために、いつも努力しているようにする。』

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山の仲間作りの場として「山の集いTimtam机上講座」が重要であると考えて来ました。なので、1996年の4月から2020年12月まで毎月ほぼ休みなく(東北震災で2011年の3月と4月、COVID-19対策で2020年の4月と5月は休み)。2021年の1月~7月は会場は押さえてあったのですが、毎月のように貸し出し不可の電話が来て実施出来ませんでした。

2021年の8月~12月、COVID-19対策、オリンピック、パラリンピック、オリパラの片付けと続きます。なので、渋谷区の公共施設に会場を設定することは難しいです。渋谷区以外でも、山の手線の内側は難しそうです。なので、この期間、渋谷区からはちょっと遠い葛飾区に会場を移します。2022年1月は渋谷区に戻ります(千駄ヶ谷の東京体育館を予約しました)。2022年2月以後は渋谷区と葛飾区の併用になって行くだろうと考えています。

上記『その2』に矛盾して、みなさんが来やすい所に行くのでなく、みなみなさんから遠い所に来ていただくことになります。なので、がんばって、葛飾区で最も素敵な施設であろう「かつしかシンフォニーヒルズ」の会議室を予約しました。葛飾区の青砥駅(京成線)は遠いかも知れませんが、なんとか時間を作って「山の集い」に参加していただきますよう、大きく大きくお願いいたします。


山の集いTimtamの予定です。
現在、8月~2021年1月まで確定しています。

8/25(水)18時30分~20時00分
場所=かつしかシンフォニーヒルズ別館2階 会議室ローレル
*京成電鉄青砥駅北口より徒歩6分
*本館は休業していますが別館は営業中です。
テーマ=岩稜歩きのポイント
講師=松浦寿治としはる,Timtam&Cue代表,日本山岳ガイド協会認定山岳ガイド)→松浦文集
東京都の要請=会場にて記名(氏名,電話,問診)とマスク着用をお願いします。
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シンフォニーヒルズ別館googleMap

9/22(水)18時30分~20時00分
場所=かつしかシンフォニーヒルズ別館2階会議室ローレル
テーマ=ロープワーク入門 講師=松浦寿治

10/27(水)18時30分~20時00分
場所=かつしかシンフォニーヒルズ別館2階会議室ローレル
テーマ=雪山の用具 講師=松浦寿治

11/24(水)18時30分~20時00分
場所=かつしかシンフォニーヒルズ別館2階会議室ローレル
テーマ=ピッケルとアイゼンワーク 講師=松浦寿治

12/22(水)18時30分~20時00分
場所=かつしかシンフォニーヒルズ別館2階会議室ローレル
テーマ=雪山の用具と技術 講師=松浦寿治
 
1/19(水)18時30分~20時00分
場所=千駄ヶ谷・東京体育館1階 会議室
テーマ=深雪の山の楽しみ方 講師=松浦寿治

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東京体育館 会議室googleMap

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July 03, 2021

小川山・烏帽子岩左稜線(Jam!活動報告)

2021年5月 廻り目平では最長(20ピッチ)の烏帽子岩左稜線に行って来ました。

前日、群馬は強い雨で廻り目平も濡れたのでは…と心配しましたが、前泊された先行パーティの方に伺ったら降らずに済んだとの事。岩のコンディションは良好でした。

先に4パーティ入っていて、私達は最後尾。各ピッチで待ち時間は生じましたが、後がいないので気楽に登れました。

西股沢は流量があり飛び石で渡れずハダシで渡渉、その後ガレ場を歩いて前方に見える烏帽子岩へ。
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1ピッチ目 難しくないけど、出だしなので緊張して登る。
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2ピッチ目 クラック、上の木を過ぎてから右へ。
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4ピッチ目 ここを越えると稜線へ上がれます。上で取り付いてる辺りが、ちょっと難しい(5.8)。初見なので、どこからでもエスケープできるようにダブルロープを使いました。
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稜線に出ると爽快(5ピッチ目)
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烏帽子岩の本峰は、まだまだ先。
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Jam!パートナーO部さん曰く「普通に考えたら、こんなとこにいるのは正気の沙汰じゃない…けど、それがまた楽しい…」とニコニコ。
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右上の丸い岩が10ピッチ目の「一瞬怖いトラバース」
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各ピッチで待ち時間あり。白く川のように見えるのは川上村特産のレタス畑。
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本峰への13ピッチ目。核心のクラック(5.7)を先行パーティが観察中。高さは無いものの、右下が切れ落ちてるので心理的に圧のある壁。
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先行パーティが登攀中。ソーシャルディスタンスで一段下で終了点を作り待つ。
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クラックを真下から。ハンドジャムにちょうど良いサイズ。花崗岩でフリクションは良い。
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初見なので緊張するも、無事に登れて良かったです。
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本峰を越えた所。15ピッチ目はここを懸垂。16ピッチ目は正面の岩を上がる。17ピッチ目はまた懸垂で奥へ下りる。先行パーティの待ち時間が長く、最後までは行けなそうだね…と話し合う。淡白な私達。
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17ピッチ目の懸垂。青空とお尻。
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20ピッチ目のワイドクラックは先行パーティも時間が掛かっており、今日は歩いてエスケープできる18ピッチ終了点で終わりに…。初見なので明るいうちに帰りました。
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July 01, 2021

6/26鬼石沢(M月)

雨予報だったのに、なぜか行ってみたら降らなかった6月26日(火)、西丹沢の鬼石沢(大滝沢本谷)に行ってきました。

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1つ目の滝は右から登るとやさしいですが、水流を中央突破したい方が多かったので。水流に吊られても降ろせる確保の仕方であるロープウェイ方式(ピストン方式とも言う)をセットしました。ロープをフィックスしてフリクションヒッチやタイブロック等を使って登る「アッセンダー方式」を水流に吊られる可能性のある場所で使用するのは極めて危険です。

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2番目の滝です。ハーケンが足されて少し易しくなりました。

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3番目の滝です。右からだと簡単に超えられるます。左から登ると面白いのに???。

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カラビナスライドでトラバースする時のスリングの長さについて講習を受けました(長すぎると、吊られた時にメインロープに手が届かない)。

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鬼石沢の名所の鬼石その1、左の水流を登るのはちょっと手強いので、確保してもらって登りました。

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鬼石の右側はトンネルになっています。話の種にこっちも登っちゃいました。


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鬼石沢名物の鬼石その2、これを見て、遡行が終了となりました(ゴロゴロ雷が鳴って雨が来そうでした)。

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ルートを間違えると懸垂下降になるので、藪の急斜面を下る「緩斜面 流し懸垂(緊急脱出懸垂とも言う)」の方法を確認し、左斜面から右岸の自然林を登りました(微妙に踏み跡がありました)。尾根に出て、スマホのGPSアプリを見ながら踏み跡をたどり、一軒家避難小屋に下りました。GPSアプリの利用で現在地を誤認する可能性が極めて低くなります。沢登りやハイグレードハイキング(地図読み山行)の「行き方」が新しいステージになりました。

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6/22鷹取山の岩場コの字の裏エリア(M月)

梅雨の晴れ間をみつけて、鷹取山の岩場に行ってきました。朝まで雨が降っていましたが、岩場の上に樹木が生えていないエリアを選んだせいか、割と早く岩が乾いてくれました。ちなみに、この時期は蚊取り線香が必携ですね。

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オープンブックルートはステミングで登ります。

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ゴジラの背ルートではヒールフックでなくてふくらはぎフックをします(ここが核心)。

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コの字トラバースルートをリードアンドフォローのロープワークで登りました。

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日陰を選んでのクライミングをしました。

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