小川山・烏帽子岩左稜線(Jam!活動報告)
2021年5月 廻り目平では最長(20ピッチ)の烏帽子岩左稜線に行って来ました。
前日、群馬は強い雨で廻り目平も濡れたのでは…と心配しましたが、前泊された先行パーティの方に伺ったら降らずに済んだとの事。岩のコンディションは良好でした。
先に4パーティ入っていて、私達は最後尾。各ピッチで待ち時間は生じましたが、後がいないので気楽に登れました。
西股沢は流量があり飛び石で渡れずハダシで渡渉、その後ガレ場を歩いて前方に見える烏帽子岩へ。
4ピッチ目 ここを越えると稜線へ上がれます。上で取り付いてる辺りが、ちょっと難しい(5.8)。初見なので、どこからでもエスケープできるようにダブルロープを使いました。
Jam!パートナーO部さん曰く「普通に考えたら、こんなとこにいるのは正気の沙汰じゃない…けど、それがまた楽しい…」とニコニコ。
各ピッチで待ち時間あり。白く川のように見えるのは川上村特産のレタス畑。
本峰への13ピッチ目。核心のクラック(5.7)を先行パーティが観察中。高さは無いものの、右下が切れ落ちてるので心理的に圧のある壁。
先行パーティが登攀中。ソーシャルディスタンスで一段下で終了点を作り待つ。
クラックを真下から。ハンドジャムにちょうど良いサイズ。花崗岩でフリクションは良い。
本峰を越えた所。15ピッチ目はここを懸垂。16ピッチ目は正面の岩を上がる。17ピッチ目はまた懸垂で奥へ下りる。先行パーティの待ち時間が長く、最後までは行けなそうだね…と話し合う。淡白な私達。
20ピッチ目のワイドクラックは先行パーティも時間が掛かっており、今日は歩いてエスケープできる18ピッチ終了点で終わりに…。初見なので明るいうちに帰りました。
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