甲子/阿武隈川/白水沢(K林,O野)
大黒屋の敷地内を通って白水沢に向かう舗装路の末端がスタート地点だ。 支点の無い斜面をトラバースするように踏み跡がついているが、不安定で崩れるかも知れない感じだ。写真の何人か立っているテラスは岩が脆くハーケンが打てない。それでAの木までダマシダマシ登り(ちょっとワルイ登り)、青ロープをかけてきて支点とした。そこから、途中B点に残地ハーケンの支点を経由してトラバース終了点の樹木まで赤ロープをフィックスした。以前はB点付近に残地ハーケンが3枚あったが、抜け落ちて現在は1本だった。
トラバースが終わって沢に降り立つとそこは白水沢だった。
奥の二俣までの滝は左から巻きぎみに登る。奥の左俣の1つめの滝も左から。その上の滝は右から巻き、3番目の滝も左から巻き気味に行く。ちなみに奥の右俣の始めの滝は右側、その上滝も右側を登る。奥の右俣の滝の方が左俣より難しい。つめの薮コギは同じくらい。
次の緩傾斜の滝はロープはいらないくらいだがロープウェイ方式(ピストン方式)のロープワークを確認するためにロープを出した。
奥の二俣までは癒し系の遡行が続く
奥の二俣、右俣は手強い滝が2つあるので左俣の滝を巻き気味に超えた。
左俣の滝と右俣の滝を並べてみた。だいたい写真の位置関係にある。
左俣核心の2段滝、雨具を着て右から登った(一応ロープを出した)。2段目はトイ状で黒いエンビ管がたてかかっていて興ざめだが、左右に足をつっぱってフリーで超えた。
左俣の大滝は2段20mやさしいけど支点がない
小滝の連続を登って行くと左の尾根に向かって明瞭な踏み跡があったので、そこから尾根に出た。尾根に出ると薮コギになって、40分ほどヤブをこいで登山道に出た。登山道を90分で下り、大黒屋の敷地内を通る道に戻った。
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