尾白川鞍掛沢〜乗越沢(S田 T口)
釜無川水系の沢①
10/2と10/10、2週続けて南ア釜無川水系の沢に2人で行ってきました。
10/2は尾白川鞍掛沢〜乗越沢、10/10は神宮川笹の沢です。
2週ともいくつか行きたい沢をピックアップしておき、天候の最も良い沢を選んだ結果、この二つの沢になりました。
どちらの沢もこの山域特有の白い花崗岩が美しい印象的な沢です。
尾白川は甲斐駒ヶ岳北面、黄蓮谷を源流としており、鞍掛沢〜乗越沢は中流部にかかる支流です。アプローチの林道歩きが少々長いですが、途中、林道にかかる滝は冬は凍るようでアイスの偵察となりました。林道の終点から残置ロープを頼りに80mほど下降すると明るく美しい花崗岩のダイナミックなスラブ滝やエメラルドグリーンの深い釜の尾白川が目を楽しませてくれます。鞍掛沢はナメとナメ滝がどこまでも続き癒されます。
乗越沢から傾斜も増してやがて水も枯れ、鞍掛山のコルに出ました。
下山は登山道を下り日向山へ向かいます。日向山山頂は白い花崗岩の砂山で天空のビーチと呼ばれていてハイカーで賑わっていました。
天空のビーチから甲斐駒ヶ岳を仰ぎ見て、黄蓮谷に想いを馳せながら下山しました。
冬、凍るというガンガノ沢の錦滝を右に見て、崩落気味の林道をいくつかトンネルを抜けて林道終点に向かいます。
残地ロープを頼りに80m程、下降すると尾白川中流に降りて入渓です。ここの下降が核心かもしれません。
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