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November 20, 2022

妙義北面へ(かげろう)

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駐車スペ-ス 8.25 登山口 8.50時間/492m標高

濡れたらやばいスラブ斜面をそ-っと通過後最初のピーク下 9.45/790m

ここから 鎖場3か所 急&錆錆び次のピーク下 10.10
左から巻く ロープ出す 懸垂20m+10mあり
核心部へ突入

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頂上直下前衛峰
25mななめ懸垂→真っすぐおりたらアウト+絶対落ちれないトラバ-ス60m通過後 細い尾根を10mクライムダウンして懸垂ポイントコルへ さらに ロ-プ30mつなぎっぱなしで 同時行動し 双耳峰の稜線へ

西側の頂上 12.00/973m
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西側の頂上を踏み クライムダウンし東側の頂上往復 ロープ30m同時行動 ちゃんと打たれたボルト&残置怪しいロ-プ

落ち葉で足もと不安定箇所を同時行動 奈落の底対策 ランニングビレ-しながら慎重に懸垂ポイントコルへもどり

12.55 懸垂下降開始
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50mロープ2本で6回 既存残置3回(補強しました) 追加残置1回 灌木まきまき2回
足元は濡れたスラブと落ち葉で隠れた 岩ゴロゴロの沢 下降終了 14.00

沢沿いにくだり植林帯をさがし 一般道合流14.25

登山口もどり  14.50

駐車スペ-ス     15.05

草付き斜面の絶悪トラバ-スと 処々現れる 懸垂下降 ななめ懸垂が核心 まっすぐおりたらアウト

総合力が試されたコースでした ロ-プワ-クの的確さと速さが求められました

藪岩の場合は懸垂下降以外のロープは25-30m 間隔が(1対1の場合)意思の疎通と速さに 繋がるかもしれません?
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November 16, 2022

ムーブとは何だ(杉原六郎)


「最も楽にその場に停まれる姿勢Aから、ハンドホールドを取り(掴み)に行き、 そのハンドホールドを使って最も楽に停まれる姿勢Bになるまで」をムーブと言います。 姿勢Aと姿勢Bはその位置においては最もバランスがとれている状態で、ムーブを起こしてから終了するまでの間はそうではない状態です。 ムーブを起こしてから終了するまでの時間は、非常に短く、一瞬の間である場合が多いです。 忍者が「はっ!」とか言って、一瞬で消える、そんなタイミングです。 それは足から始まる体全体の動きです(足で登る)。

上(右)に行きたい時は、一瞬、下(左)に向かって縮んでから、上(右)に向かって、必要最小限だけ伸び上がり、 なるべく伸び上がりの頂点(デットポイントに近い)で次のハンドホールドをとらえる感じです。ムーブの途中では、 スタート時にかけた力の反作用で、ハンドホールドを保持するための力は小さくなります。 初心の内は、一瞬でなくて、ゆっくり動いて、ムーブの途中でも腕力を使ってハンドホールドをガッチリと効かせ続けがちです(結果として腕がパンクしやすい)。

左下方向に効くハンドホールドから右下に効くハンドホールドに向かう場合、右下に向かってスタートはしにくいので、まず左下に向かってスタートして、 動いている瞬間内に、重力等を利用して、体をかわし、右下に向かうように、ハンドホールドをキャッチします。 ハンドホールドの効く方向にスタートして、一瞬の内に、ハンドホールドの効く方向にゴールするのです。

<復習>
ムーブとは
KokokaraKokomadeの間の動作ことだ!

上記と異なり、クライミング全体の動作をムーブと言う場合も多いです。

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November 10, 2022

松本分校カレンダー (11月) 松本分校 千島康稔

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11月分の卓上カレンダーを会員ページの「写真アップローダー」にアップしました。会員の方はご自由にダウンロードしてお使いください(会員以外への転送、SNS等での公開はご遠慮ください)
 
ここ3年間、長期滞在させてもらっている北アルプスの「大天荘」、今季も通算で60日ほど滞在させていただきました。
11月3日の宿泊で無事営業を終了し、その後少し小屋閉め作業をお手伝いして、6日に下山してきました。
そんなわけで、今回もカレンダーのアップが遅くなりまして申し訳ありません。
 
今回の写真は、その滞在中、11月2日に撮影しました。
前日に小屋周囲で20〜30cmの積雪があり、悪天候で宿泊者もほとんど居なかったために、新雪の山頂を独り占めさせてもらいました。
 

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November 09, 2022

城ヶ崎富戸エリア・フナムシロック(A田、K池)


手の動きよりも、手を取りに行く前の足の動きに注目して動画を見て下さい(足を使って、手を取りに行く)。


1分以内の縦動画をユーチューブに投稿すると、自動的にショート動画になります。

 

以下、一般的な11月初めの日曜日の様子です。

北の岩には、私たち以外にも20名程のクライマーがいました。
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後ろは大海原。当日はこの冬一番の冷え込み(東京の最低気温1.7℃)でしたが、日の当たる海岸はポカポカ陽気で、クライミング時は長袖Tシャツでも大丈夫でした。
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ナチュラルプロテクションのセットが今回の講習の核です。トップロープで安全を保ちながらリードし、カムやナッツのセットを練習します。
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クラックにカムをセット、これは効いてる感じです。カムやナッツをきちんとセットするのは難しいです。今後も練習が必要です。
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セカンドはカムやナッツを回収しながら登ります。
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テーピングして手の甲を保護しました。はがす時、結構痛いんですよね~。
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終盤はトップロープで色々なルートを登りました。このルートは、やさしい癒し系ルートが多い中で一番難しいと…。左足に体重を乗せていければクリア出来ます。K上さんは一撃でクリア、さすがです!
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パープルシャドウ(5.8) 三ツ星ルートです。
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S田さん、夕方で疲れていながらもノーテンションでクリア!
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さよならする頃には満月が出ていました。
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November 04, 2022

二子山東岳スーパーたこやん(Jam!活動報告)

2022年10月 秩父、二子山東岳のスーパーたこやん(5ピッチ)。5ピッチ目が核心で5.10aとなってますが、体感的には5.8〜5.9位です。設定当初より登り易くなってるのかもしれません。
 隣りの西岳中央稜よりは難易度低目ですが、今回取り付きの手前で上からの落石あり。30m先に落ちたので被害はなかったですが、足元が悪いから、と下ばかり見ていては危ない事を実感しました。

1 左の岩の奥が取り付き。足元が悪いので、ちょっと手前の平らな場所で準備を済ませてから向かいます。
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2 1ピッチ目5.8 下部にハンガー3個、上部ではカム#2を1つ使用。
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3 2ピッチ目、O部さんリード。下部のクラックにカム#3使用。上にはハンガーボルト2個あり。
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4 3ピッチ目は歩き。
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5 4ピッチ目 優しそうに見えますが、岩が不安定で緊張します。登り出しにハーケン1つ、上部にハンガーボルト3個あり、途中でカム#0.5使用。
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6 5ピッチ目、核心。下部で一手緊張しながら登ります。岩の頂上を乗っ越して奥にビレイステーションあり。良いところにボルトがあるので、カムは要りません。
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7 さっきの岩の頂きでポーズ
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8 5ピッチ目の終了点。真ん中のハンガーはカラビナ(青で表示)をかけると、下に引かれた時に岩角で破断しやすい格好になるので、上と一番下のでマスターポイントを作り、真ん中のはスリングで補強くらいが良いかもしれません。
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9 東岳の山頂直下に出る素晴らしいライン。故篠原ガイドと橋尾ガイドが開いたルートです。
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10 帰りは一般道、15分位で股峠に戻れます。
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November 03, 2022

動画の送り方2通り(Timtam事務局)


ラインで動画が送れます。
(1)登山教室Timtamの公式アカウントと友達になって下さい。
(2)写真を送るのと同じ方法で動画が送れます。

グーグルフォトでも動画が送れます。
(1)スマホならGoogleフォトアプリ、パソコンならphotos.google.comを開きます。
(2) Google アカウントにログインします(なければアカウントを作ります)。
(3)送りたい、動画(または写真)を選択します。
(4)共有マーク(四角の上に↑orくの字)をクリックします。
(5)[Google フォトで送信] で共有相手を選択します(c-up@nifty.com or Timtam登山で検索)。
(6)[送信] をクリックします。 

 



動画をTimtamに送っていただく場合は
(1)なるべく縦画面9×16でお願いします。
(2)なるべく1カット10秒以上20秒以下を目指して下さい(短すぎず長すぎず,1~2秒は不可)。
(3)その10~20秒間はなるべくカメラを動かさない(左右に振らない、ズームインアウトしない,等)で下さい。
(4)(3)と反対に、画面の中に動くものが一切無い時は、ゆっくり亀が歩くスピードでカメラを動かして撮影して下さい(例:後ろから前に10秒間で30cm動かす)。
(5)2カット以上で同じ場面を写した動画の場合は30度以上角度を変える、遠くからと近くからを変える、などで変化をつけて下さい。ロングとアップの2カットがセットと考えると良いと思います。
(6)同じ山行の別の場面を写した動画の場合は、下から上に向かう動画なら、次も下から上に向かう動画という感じで、どこかに共通点があるといいかもです。

*編集してユーチューブのチャンネル https://www.youtube.com/@timtam123 にアップしてもOKな動画を送って下さい。
*アップするかしないかの判断は事務局(@Timtam123)に一任して下さい。

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November 01, 2022

川の流れのように

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先週金曜日に、また上山してきました。
小屋閉め前後のお手伝いをかねて、10日くらい滞在する予定です。

写真は昨日の朝の麓の雲の様子です。
眼下の安曇野市は見えているのに、犀川(梓川下流)の流れに沿って、生坂村から長野市にかけて、谷筋に雲が溜まっています。
よく見ると、佐久・上田から長野市に向かう千曲川沿いにも雲が。
 
放射冷却が強かった証でしょうか。
川面から立ちあがった水蒸気が雲になっているのかもしれません。
 
太陽が高くなり気温が上がると、雲がきれいに取れて、もとの地形が見渡せるようになりました。
 
<写真1,2>
 川の流れがそのまま雲になったかのようです
(文字が読みにくくて申し訳ありません)

<写真3>
 日ノ出とともに黄金色に輝く雲

<写真4>
 写真3と同じ構図で撮ってみました

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