アイゼンバンドを交換して留めやすく 寺の沢尾根にて(S木)
低温化や風雪の中で毛糸手袋の上にオーバー手袋をはめて、アイゼンバンドを留めるのは大変です。
P社の留め金は、穴にバンドを通すのは大変
B社の留め金は2つの金属丸い輪の間にバンドを通すのが大変
P社のバンド(写真上)をモンベルで売っているカジタのアイゼンバンド(写真下)に交換するのがお勧めだ(現在,モンベルで,2本組で1,980円,モンベルの通信販売を利用するか、モンベル店舗で取り寄せてもらう)
カジタのアイゼンバンドの留め金は穴が大きくて、バンドを通しやすい。しかも、緩みにくく、はずしやすい。
B社のアイゼンバンドは(上から2番目の写真)、ソフトビンディングに縫い付けてあるので、それ(アイゼンバンド)を取り換えるにはガースヒッチで留めるか、手縫いで取り付けるか、工夫が必要だ。
留め具は取り換えるべきか否か?
昔、山道具屋さんで聞いた話
「欧州メ-カ-は岩や氷登りが多い場合、留め具に出っ張りが多いと曲げたりするので、フラットでシンプルな形状にしている。」
写真上は、S氏がワカンを装着して、冬の谷川ラッセルして、灌木踏み抜きで曲げたもの。M氏の言「私のはどこの山かわからないけど曲がっていた」。
写真下の留め具は超簡単に留められるタイプで、爪が曲がることが多く、緩むことも多い。
バンド先端の通しにくさへの対応
①適切な長さに切る。
②先端数センチに瞬間接着剤等を塗布して硬くする。
③専用手袋(百均で売っている伸びる&滑り止めつき)をアイゼン装着時のみ使う。
④毛糸手袋にオーバー手をはめて、アイゼン装着練習を何度も行い、素手と同じ時間で装着出来るまでにする。
| Permalink | 0
Comments