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August 25, 2023

確保支点(ビレーポイント)集(K澤)

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岩のノブを支点に

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クイックドロースリング
*支点の静加重強度は200Kg重程度
*クイックドローのそれは2500Kg重

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アルパインクイックドロー
*支点の静加重強度は200Kg重程度
*アルパインクイックドローのそれは2500Kg重

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伸ばしたアルパインクイックドロー
*支点の静加重強度は200Kg重程度
*アルパインクイックドローのそれは2500Kg重

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2重で掛けたスリング
*支点の静加重強度は200Kg重程度
*スリングのそれは1000Kg重程度

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ガースヒッチで掛けたスリング
*支点の静加重強度は200Kg重程度
*スリングのそれは700Kg重程度

支点強度が一桁小さいので、ガースヒッチの強度低下を考えてもあまり意味がない。

 倉澤さんに送っていただいた、確保支点集プラス、山行の折々に撮った確保支点集です。漸次追加してページごと更新して行きます(更新はTimtamホームページ下段の掲示板でお知らせします)。
写真をクリックすると拡大します。

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労山と広瀬ガイドが協力して設置した日和田の支点(ラッペルステーション)、さらにSガイドが他の支点とワイヤーで連結して抜群の強度となった。丸いリングはロープを通す所なので、カラビナをかけるのはなるべく控えたい。

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イマイチのトップロープの支点
クライミングロープが岩角で擦れているので、あと40センチほど伸ばして岩角の下に出したい。支点が2ヵ所なので3ヶ以上にしたい。

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トップロープの支点、シングルピッチ岩場の終了点
クライミングロープが岩角で擦れないように設置する。
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左:good 右:ロープが痛む

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枯れ木をトップロープの支点にしていた(危)。

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ラッペルステーションに保険をかける。

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終了点を空けて改良型流動分散でトップロープセット

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終了点を空けてクワッドアンカー原型でトップロープセット、原型はまだクワッドではなくてツインアンカー

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ハンガーに鎖をかけた終了点、一般的な終了点での結びかえが出来ない。

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カム(キャメロット0.5番)による滝登りの中間支点
カムを奥に入れすぎたので、回収出来なくなる可能性有(実際は回収出来た)。


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メインロープによるクローブヒッチ連結1
速攻で支点が作れますが、つるべ方式で登る時にしか使えません(万年セカンド方式では使えない)。支点3ヶ以上を推奨します。こちらを見て下さい。

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メインロープによるクローブヒッチ連結2

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メインロープによるクローブヒッチ連結3
その場にあるハーケンは全て連結してしまうくらいが良いです。

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流動分散方式
力が均等に分散する。作りやすいので普及している。作り方はこちらを見て下さい。支点2ヶの流動分散でOKとする人が多いですが、支点が抜けた経験がある筆者は、支点3ヶ以上にすることを推奨します。こちらを見て下さい(再掲)。

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間違えた流動分散方式
スリングをひねらずにカラビナをかけてしまった例(支点が一つ抜けると全部破壊する)です。

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流動分散から固定分散に移行
クローブヒッチやエイトノットで流動部分を結ぶ。

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メインロープによるクローブヒッチ連結をプラス
支点を3個以上にして、確実性を増す。

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支点3個で流動分散を作る(万年セカンド方式で使える)
作り方はこちらを見て下さい。

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フリクションヒッチを使って3点に均等に加重(3点分散)
フリクションヒッチの作り方はこちら(動画)を見て下さい。

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黄色ロープで流動分散を作り固定分散に移り、さらにフリクションヒッチを使って3点に均等に加重(3点分散)(万年セカンド方式で使える)
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結び目にカラビナを挟むとほどきやすいですこちら(動画)を見て下さい。

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改良型流動分散(クワッドアンカーの原型)

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クアッドアンカー(万年セカンド方式で使える)
作り方はこちら(動画)
*支点2ヶでOKにする方がいますが、支点3ヶ以上を推奨します→こちらを見て下さい。


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全部60cmスリングで固定分散を作る(万年セカンド方式で使える)
上:ガースヒッチでつなぐ 中:カラビナに巻く 下:何もしない60cm
*クラシックルート(ハーケンで引かれた人気のマルチピッチ)に行くにはぜひ身につけていたい基本形

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熊より大きい岩を支点にする(沢登りで多用される)
ガースヒッチについての考察をごらんください。→こちら

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腕より太い生きた樹木を支点にする1(沢登りで多用される)
ラウンドターンが基本、ガースヒッチを使う場合もある。→こちら 

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腕より太い生きた樹木を支点にする2(沢登りで多用される)
ロープの片側を引いて回収出来るようにセット

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腕より太い生きた樹木を支点にする3(沢登りで多用される)
岩登りの場合は岩場にある樹木は貴重なので「腕より太い生きた樹木を支点にする1」のようにスリングや捨て縄を施すことが推奨される。

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灌木をフリクションヒッチを使って連結する(沢登りで多用される)。

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岩と岩の接触部分を利用する(沢登りで多用される)。
この写真は2段の滝登りの1段目上がった所の中間支点

Ken
懸垂下降の捨て縄
左:懸垂下降の支点の三角形にセット(ロープを回収しやすくするため)
右:危険!誤った使い方(左のハーケンが抜けたら全体に破壊する)
*ロープの回収時に摩擦熱でスリングが痛んでいる可能性があるので、1回しか使えない(残置は使えない)。

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日和田女岩左ルートの終了点(ステンレス製ではない) 

 


灌木を中間支点にする(短動画8秒)


火山岩の岩ノブを中間支点に(短動画17秒)

 

 


<参考1>
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カラビナバッチマン

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カラビナバッチマンからバッチマンに移行

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プルージック

<参考2>
右写真は多くの人が懸垂下降している某人気ルートの支点です。ハンガーはたぶん室内用のジュラルミンです。ボルトの設置方法は不明です。「中でクサビが開くタイプなのでしょうか?」もしかしたら「穴をあけて、ネジ込んだだけ」かも知れません(岩が柔らかい溶岩なので,ネジを切って進むタッピングネジでなくても,ネジ込めてしまう)。外岩に設置されている支点でそれがハンガーボルトなら30KNに近い強度があると考えてはなりません。ビレーポイントや懸垂ポイントを作る場合、ハンガーボルト2個でOKとするのでなくて、ハーケン・カム・自然の岩角・灌木などと連結してなんとか3個以上にすることを推奨します。

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左写真:現在のボルト→マニュアルに従って設置(固い岩に,規定の径の穴をあけ,粉を噴き出して,規定の接着剤を入れ,ボルトをしめて中のクサビを開く)されていれば30KNの強度が
出る。ネジの締まり具合でクサビが開いているか確認出来る。ハンガーとボルトは同じ材質のステンレス。
右写真の左:中の状態が外観では確認できないボルト→たぶん中でクサビが開くタイプ。
右写真の右2個:
電蝕したボルト→ハンガーとボルトの材質が異なるので,両者の接合部で電流が発生,腐蝕してしまう(電蝕=錆び)。
*写真をクリックすると拡大します。

 

<参考3>
ハーケンが効いているかを確認するのに、ピンチェックという方法があります。ハーケンの頭をハンマーでたたいて音を確認し、「キンキン」という高い金属音なら効いていて、「ボコボコ」とか「ボスボス」いう感じの低音なら効きは疑問である、といったふうに耳で感じる方法です。→こちら(動画)

<参考4>
ハンガーボルトが効いているかを確認するにはレンチを持参して、ネジを試すように締めてみます。

<参考5>
ネット上でアプローチ,ルート図,山行記録が簡単に手に入るようになっています。表丹沢の沢数本、西丹沢の沢数本、日和田・つづら・三つ峠とトレーニングを行ってから本番ルートに行くなんて手順を踏まずに、シングルピッチ岩場ゲレンデに数回行ったら、いきなり本番ルートに行ってしまう例が頻繁です。ルート間違えが予想されます(誤りルートは支点が脆弱で落石が多い)。 ルートを間違えなかったとしても、雨・風・雪・流水・地震などにさらされ続ける、本番ルート(沢登り含む)の支点は抜けてあたりまえです。そこにある確保支点にさらにバックアップを加えることをいつも行うぐらいで良いと考えます。ロープワークの中心的な(半分以上を占める)要素が支点構築にあるのです。

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幕岩悟空スラブの終了点、工業用のボルトを使用していて、3箇所で固定、電蝕している、ものすごく多くの人が使っている。カラビナは接着剤でゲートが開かないように糊付けされている。

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一ノ倉南稜1ピッチ目(新しく1支点が追加されている)

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一ノ倉6ルンゼ懸垂2回目用支点(静加重でそっと懸垂するしかないけど?)

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一ノ倉6ルンゼ懸垂3回目用支点(これなら安全と考えがちだけど?)


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稲子岳南壁のルート図
*ネット情報をもとに簡単に行ける。外岩の支点の強度についてわかってから出かけてほしい。

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August 24, 2023

懸垂下降バックアップについて(山田)

<プルージックバックアップ>
水流の中懸垂下降ではプルージックコードによるフリクションヒッチのバックアップ(以下:プルージックバックアップ)を使う場合には注意が必要です。「水流の中で、懸垂の手を離したとします。プルージックバックアップが効いて、水流の中で停止して抜け出せなくなる可能性があります。」

沢登りやマルチピッチの岩登りをするなら、プルージックバックアップをしない懸垂の練習をしておきたいです。下持ちバックアップの方が懸垂にかかる時間がかなり速いからです。下持ちバックアップする人は上からの落石がよけられる場所にいてバックアップすることを忘れないようにして下さい。

ガイドが、懸垂セットが不安なお客さん(Aさん)から離れる前に、プルージックのセットまでを施しておけば(ビレー器のセットはしない状態)、それがセルフビレーになっているので、Aさんがビレー器の懸垂セットを間違えても、いきない墜落することがなくなります。それで、ガイドは少し安心してAさんより先に懸垂で下ってしまえます。懸垂のセットがしやすい場所(広めのテラスで、肩から胸ぐらいの位置に懸垂の支点がある)であることが条件になります。Aさんみたいな人がけっこう沢やマルチの岩に来る現在なので、多くの山岳会やガイドがプルージックバックアップを採用しているのだと思います。

<下持ちバックアップ>
バックアップをするなら、沢登りで増水して撤退とか、岩登りで雷雨で撤退といった一刻を争うような懸垂に備えて、下持ちバックアップを定常的に使う方が良いと考えています。
①サブリーダーがいればAさんの懸垂セットを見てもらえれば良いです。
②サブリーダーがいない時はAさんの懸垂セットを確認してから、リーダーが先に降り(その間,Aさんはメインロープの傍で動けない)、下持ちバックアップでAさんを懸垂させます。
③落石に当たって、懸垂の手を放す可能性のある悪場を懸垂する時だけ、リーダーのみプルージックバックアップをして、他のメンバーは下持ちバックアップで下ります。
④下持ちバックアップする人は上からの落石がよけられる場所にいてバックアップすることを忘れないようにして下さい(再掲)。

<懸垂下降上から補助>
懸垂の支点が足元にあるなど、Aさんが、「懸垂開始を難しがる」場合や「下が見えなくて怖がる」場合は「懸垂下降上から補助」を使うのが良いです。

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August 18, 2023

ハーケンにスリングをガースヒッチでかけるのは問題なのか?(山田)


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写真左のようにガースヒッチでハーケンにスリングをかけることを避け、写真中央のように2重にとるか、写真右のアルパインヌンチャクをなるべく使うようにしている方が多いと思います。(以下:数字は全て概略の値です。)
「どうして?」と聞くと、
「ガースヒッチでスリングの強度が3分の1に落ちますから」とか
「スリングの強度は20KNでガースヒッチにすると7KNぐらいしかありません」とか
「ダブルロープの強度が10KNで、ゼロピンはその2倍近くに耐える必要があるから」とか答えが返ります。そこで、以下、考えてみました。*マムートの新品スリングで,ガースヒッチは10KN,エイトノットで13KNだそうです。

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上の3つの写真はガースヒッチを使うべき支点の例です。ガースヒッチを使うべき支点は強度が期待出来ない場合が多いです(20KNはほぼ期待できない)。

右写真はIroiroハーケンが主体のルートで、カラビナがハーケンの穴に入らない場合です(細スリングなら入ります)。1番上の写真中央(スリングを穴に通して2重に取る)の方法が基本形です。長くしたい場合は1番上の写真右( ガースヒッチで長く出す)を使います。長いスリング(例:120cm)を2重にしてもいいのですが、長スリングは、岩場の途中の片手しか使えないような状態では、設置も回収も携行も扱いにくいです。

岩の割れ目に打たれたハーケンの強度は不明です。細い灌木の強度も不明です。ガースヒッチでかけたスリングの方が強い可能性があります。スリングが切れる前にハーケンが抜ける方がありそうなことです。思い出すと、ハーケンが抜けた話は聞くのですが、スリングが切れた話は聞いたことがありません。私にもハーケンやボルトが抜けた経験が3回ほどあります。

結論として、支点の状況、残りのギアの数、持って行けるギアの数とその場で残っているギアの数、ロープの流れ、グランドフォールするかしないか、などを総合して、1番上の写真にある3種に加えて、短いアルパインヌンチャクと伸ばしたアルパインヌンチャクの5種のスリングセット方法を使い分ける必要があると考えます。

Img_3350_20230818202101<参考1>
支点が脆弱なルートでヌンチャクを使う場合はビレー器をローフリクションモード(ロープをクライマー側とビレーヤー側を入れ替えてセットする等)にするのが良いです(上記のt秒が長くなる)。また、長く出した(ガースヒッチで良でしょう)ナイロンスリングを使うのが良いです。ダイニーマスリングはほとんど伸びないので、長く出しても衝撃吸収は期待できません。

<参考2>
地球の重力加速度は10m/s²(正確には9.8m/s²)です(再掲)。なのでは1kgの物体を地球が引力で引く力は10kg/ms²、つまり10N、つまり1kgの重さは10Nです。カラビナとかスリングの強度はだいたい24KNつまり24,000N、即ち、2400Kg重の重さが支えられることになります。3分の1になっても800Kg重です。
*Kg重とかg重は力の単位 Kgとかgは質量の単位

<参考3>
ビレーシステムは、墜落のエネルギーをロープと中間支点とクライマーとビレーヤーの弾性のエネルギーで吸収します。なので、岩登りのビレーは弾性確保と呼ばれています。ちなみに雪山で使うロープを流す確保は制動確保と呼ばれています。60kgの人が20m墜落したら(約2秒間の墜落)、質量×距離×重力加速度で11,760J(=2809cal) のエネルギーが発生します。力はN(ニュートン)で墜落のエネルギーはJ(ジュール)なので、何ニュートンだから止められるとか言っているのは、エネルギーを力で計っていることになり、「物理」では整合性がありませんが、あえて、ニュートンになるように記述してみます。

運動量(質量×速度)という量があって、さらに、運動量の変化=力×その力の働いた時間、という関係があります。
*以下、重力加速度は9.8m/s²ですが、10m/s²として計算します。

2秒間落ちると速度は20m/sまで加速されます。そこから墜落が停止すると20m/sから0m/sまで速度が変わりますから、60Kgの人だったら運動量の変化は60Kg×20m/s=1,200kgm/sです。

もしその墜落が1秒で止まったら、支点(複数の要素でエナルギーを吸収するのだが,1点のみにかかるとする)にかかる力(支点を破壊する力,以下破壊力と記載)は
1,200kgm/s÷1s=1,200Kgm/s²=1,200N=1.2KN です。
その墜落が0.1秒で止まったら、支点にかかる破壊力は二桁の12KN、その墜落が0.01秒で止まったら、「墜落から止まった物体」の破壊力は三桁の120KNなのでスリングやカラビナのメーカーは弾性確保で止まる時間を0.1秒より少し多めぐらいのに想定しているようです。二桁キロニュートン(20KN~30KN)ぐらいで強度が表示されていることが多いからです実際には静加重で測定するのみで、停止時間まで考えていないかも知れません。いずれにせよ、ロープが伸びる方が、あちこち摩擦する方が、スリングも伸びる方が、停止時間が長くなるので、「墜落から止まった物体」の破壊力は小さくなります)

20103118143580-1 <参考4>
右写真は多くの人が懸垂下降している某人気ルートの支点です。ハンガーはたぶん室内用のジュラルミンです。ボルトの設置方法は不明です。「中でクサビが開くタイプなのでしょうか?」もしかしたら「穴をあけて、ネジ込んだだけ」かも知れません(岩が柔らかい溶岩なので,ネジを切って進むタッピングネジでなくても,ネジ込めてしまう)。外岩に設置されている支点でそれがハンガーボルトなら30KNに近い強度があると考えてはなりません。ビレーポイントや懸垂ポイントを作る場合、ハンガーボルト2個でOKとするのでなくて、ハーケン・カム・自然の岩角・灌木などと連結してなんとか3個以上にすることを推奨します。

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左写真:現在のボルト→マニュアルに従って設置(固い岩に,規定の径の穴をあけ,粉を噴き出して,規定の接着剤を入れ,ボルトをしめて中のクサビを開く)されていれば30KNの強度が
出る。ネジの締まり具合でクサビが開いているか確認出来る。ハンガーとボルトは同じ材質のステンレス。
右写真の左:中の状態が外観では確認できないボルト→たぶん中でクサビが開くタイプ。
右写真の右2個:
電蝕したボルト→ハンガーとボルトの材質が異なるので,両者の接合部で電流が発生,腐蝕してしまう(電蝕=錆び)。
*写真をクリックすると拡大します。

<参考5>
ハーケンが効いているかを確認するのに、ピンチェックという方法があります。ハーケンの頭をハンマーでたたいて音を確認し、「キンキン」という高い金属音なら効いていて、「ボコボコ」とか「ボスボス」いう感じの低音なら効きは疑問である、といったふうに耳で感じる方法です。

<参考6>ハンガーボルトが効いているかを確認するにはレンチを持参して、ネジを試すように締めてみます。

<参考7>
RCCボルトとリングボルト(ジャンピングを使って手打ちで穴を空けて設置したボルト)が効いているかを確認するには深く入りすぎていないかを目視で確認する程度しか出来ません(穴が深すぎると中でクサビが充分に開かない)。

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August 15, 2023

自己脱出とΦ5.5mmケブラーロープ(松浦)

ロープを積極的に使う登山(岩登り、沢登り、等)において、信頼出来るリーダーである条件の一つに、自己脱出でロープが登れることがあると考えています。ロープが登れれば、ロープを使って降りて(懸垂下降等)、もう一度、もとの場所に戻れるからです。


自己脱出の手順(2分)

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スリング配置(ヘソ用60cm 足用90cm)

メインロープの直径より2割程度細いブルージックコードでないとロープに施したフリクションヒッチ(オートブロックヒッチ)が止まりません。

細いロープでも止まるブルージックコードということで、「ホローブロック2 (サイズ: 長さ480mm 横10mm 縦5mm ベージュ)    3,960 円 をカモシカオンラインで購入しました。
それをΦ5.5mmケブラーロープ(カモシカで購入)で試してみました
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Φ5.5mmケブラーロープ(静加重強度18KN)

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ホローブロック2(縦5mm横10mmテープ)

41_20230816045201 右ひねりと左ひねりが均等になるプルージックでホローブロックをセット、60kgの体重をかけて、止まり、体重をフリーにして 、プルージックが動くことが確認出来ました(写真は体重をフリーにした状態) 。Φ5.5mmケブラーにホローフロックをセットすることは、もちろん、メーカーが推奨するはずはありませんが、安全システム(例:メインロープの途中途中にインライン結びを作りハーネスと連結しながら登る)を付加することで、Φ5.5mmケブラーロープを自己脱出で登ることが出来そうです。野外のフィールドで実験しました(結果は一番上の動画)。
(注)安全システムとして、ビレー器をガイドモード(セカンドビレーモード)でハーネスにセットすることはΦ5.5mmロープは細すぎて使えない。

 
使えない実験動画(10秒)


Φフリクションヒッチをまとめた動画(4分)

最近は細いクライミングロープが手に入るようになりました。これまでのΦ7.mmブルージックコードでは止まらないですが、ホローフロックなら大丈夫です(メーカー表示はΦ7mm以上)。

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Φ7.1mmクライミングロープ

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August 07, 2023

笛吹川東沢・釜の沢(O方)

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地獄棚沢(O方)

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