悪沢遡行(shoujohann)

悪沢とは、ずいぶんとひどい名前をつけられたもんだ。
きれいな澄んだ水に、川底の白い石が見渡せる。 明るい沢。
白と黒のごまだらは、うちのうさぎに似ている。
「全高巻きだからつまらない」ととるか、「全高巻きだから見所がある」と考えるか。
結局は足がそろっていたので、いくつかの滝をロープを出して登攀した。
人があまり入らない沢なので、二俣でのルートファインディングも難しい。
しっかりとした地図読みに加え、偵察に行って残置スリングやハーケンを見つけるという慎重さも必要。
岩が脆くすぐ崩れるので、自然と「そっと力をかけて確かめる」という基本に忠実になる。
短いけれど充実したいい山行だった。
メンバーのひとりが、短パンと間違えてヤマスカを持ってきてしまい、その上にハーネスをつけた姿がすごく受けていた。
写真を撮り損なったのが残念。
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